Bリーグ〜この選手に魅せられて〜 vol.4

こんにちは。
今回も前回に引き続きシューターをご紹介していきます。

ちなみに前回はこちら。

Bリーグ〜この選手に魅せられて〜 vol.3｜おたこ｜note

川崎ブレイブサンダースから広島ドラゴンフライズに電撃移籍したこの選手です。

辻直人選手（185cm SG）

日本代表の候補選手でもあります。

個人的には川崎のフランチャイズプレイヤーになると思っていたので、今回の移籍に驚いた方も少なくなかったと思います。

辻選手の魅力はなんといっても
持ち味のスリーポイントです。
入り出したら止まらないといった感じです。
前回ご紹介した金丸選手は黙々とシュートを決め続けて相手のやる気を削ぐ感じですが、
辻選手は周りを巻き込みながら盛り上げていくお祭り男でもあります。

シュートのほかにも視野の広さから繰り出すパスセンスが高いので
周りを活かしたアシストにも長けています。
実際、川崎ではPGの役割を担う場面もありましたし、
日本代表でもボールコントロールする役割もこなしたりと
シューターだけでなくボールハンドラーとしても優秀です。

ここ数年は怪我に悩まされるシーズンもあり、
思ったようなプレーができないこともありました。
そんな状況の中でも、自分にできることを考え努力を積み重ねているような印象もあります。
PGを実際の試合でこなすというのも、普段からかなり努力していたんだろうなと思います。

辻選手は個人的に応援している、思い入れが強い選手です。
というのは、僕は高校の部活を引退してしばらくバスケから離れていたんですが、社会人になってから、Bリーグの前身であるNBLの優勝決定戦の東芝（現・川崎）対アイシン（現・三河）を観戦する機会がありました。
そこで辻選手がシュートをバンバン決めて大活躍している格好いい姿を見て、もう一度バスケを再開してみようと思ったきっかけをくれた選手です。
このきっかけがなかったら、今ごろ僕の体重はすごいことになっていたかもしれないので、ある意味命の恩人かもしれません。
試合を見たその日のうちにバッシュを買ったことを今でも覚えています。

辻選手のみならず、北海道からメイヨ選手、渋谷からジャクソン選手、京都から寺嶋選手などを獲得するの選手補強を広島はかなり進めました。
ルーキーイヤーから活躍したマーフィー選手も残りましたし、シューター辻がこの個性派揃った広島のバスケにどうハマるか、ものすごく楽しみです。

というわけで移籍先での辻選手の活躍を今後注目していきたいと思います。