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04-紙の質感で言葉を表現する

今、考えている美術の作品作りの展開をこちらで紹介していこうという自分の中では新たなチャレンジです。必ず正解があるのが美術ではないと思っているのでもっと色々なやり方があると思います。ただ今の自分が探して、考えた最善の方法かなということを紹介していけたらいいなと思っています。ご理解いただければ幸いです。
(教える・伝える場面がある方はどしどしと使ってもらえたらと思います。ハングリー精神!)

▪️紙の可能性を探る 

ー紙の誕生までの歴史ー


どのような物事もそれぞれに歴史があります。そのモノ・コトに触れていく前にできるだけ、その歴史について調べたりするようにしています。最近、人のことも出来るだけ調べた方がいいのかな?と思ってるけど、よくわかんないところですね。ではでは本題です↓

1、情報伝達の歴史ー口伝
世界的にも言葉でお互いにコミュニケーションをとっていた。
今もそうですが、内容が正確に伝わらない。そこで、生み出されたのが、「結縄」身近な縄に結び目を作ったり、着色したりすること。
世界的に、「記号」→「文字」
書写材料:亀の甲、獣の皮、石、粘土版、ヤシの葉、羊皮

「パピルス」の誕生(エジプト B.C2500年頃)ー草の髄を縦に裂いて重ねて、シート状にして作られた。英語のペーパー(paper)の語源にもなる。パピルス→羊皮紙(製本には適さない)
※紙として認識されるためには、漉く作業がないといけない。

2、紙の誕生ー2000年前、中国で発明される。
 「はきょう紙」 AC141年以前、麻布と同じ扱い(銅鏡などの貴重品を包む)
 かさばる・高価なものがほとんどだった書写材料:木簡、竹簡、絹
 105年に紙を完成させる。(さいこう紙:漢字が出なかったです。笑)

3、紙が日本に伝わる。ー中国より仏教が伝えられる。
610年、中国の僧から伝えられる。
仏教の広がりにより、製紙技術も日本で独自に広がっていく。

紙は高価なものでした。江戸時代になりようやく紙が庶民にも広がった。江戸時代には、古紙のリサイクルも成立されていた。

4、洋紙の発達
西暦900年ごろ、戦争が起こる。パピルス発祥地のエジプトに製紙技術が伝わる。十字軍がヨーロッパへ持ち込みがされる。
西洋では、ボロ布紙の原料不足にも陥る。法律が作られるほど。



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