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05-紙の質感で言葉を表現する

▪️紙の可能性を探る 

今、考えている美術の作品作りの展開をこちらで紹介していこうという自分の中では新たなチャレンジです。必ず正解があるのが美術ではないと思っているのでもっと色々なやり方があると思います。ただ今の自分が探して、考えた最善の方法かなということを紹介していけたらいいなと思っています。ご理解いただければ幸いです。
(教える・伝える場面がある方はどしどしと使ってもらえたらと思います。ハングリー精神!)
ー前回の記事ですー


ー紙の表現ー

紙に表情をつけていくときに、私たち「人」ができる作業はなんでしょうか?という質問をすると大まかに下の三つの方法が挙げられます。

・切る→手でちぎる・ハサミ・カッターナイフで丁寧に切る、無造作に切る。
・折る→手で丸める・端と端を合わせて丁寧に折る・少し破いて折る。
・染める→絵の具・色鉛筆・マジックペン

大まかに三つだけで終わるのもいいですが、せっかくなのでその工程も含めて受講者には伝えたい。(自分で気づくのが一番ですが、そこは講義なので割愛でいいかなと自分は思ってます。)


参考作品:試作編
せっかくなので試作品も作っていく時間も大切に楽しみたい。参考を多過ぎず、少な過ぎずが大切ですね。ここの駆け引きが難しいし今後の制作を左右すると思っています。


折る


折る(丁寧に)


切る



切って丸める

試作を作ることというのは、素材とのコミュニケーションだと思っています。触っていくとだんだん話しかけてくれたり、自分のなりたい形・したい形が見えてくると思います。本題にいく時間も大切ですが、ここで出てくる物事も丁寧に拾っていけたらと思っています。

▪️作品作り
試作をある程度作ったら次は本題の作品作り。
今回は行いませんが、同じ紙の素材ということでダンボールを使って「カバン」「靴」を作るのもいいかもしれません。
この時に手触りや見た目を紙の特性詰め込むのもいいかも、、、、。
と言うことで、まずは作品例を作ってみました。


今回制作していく作品は画面の中での空気の流れを大事にしていくことが1番です。


今回は、加工を施した紙をコラージュして、貼り付けようと思っています。出来上がった作品を見て文学から一言抜粋していくなどしてもいいかも。個人的に、日本語の美しさにどハマりしているので、、、。
日本人にとって紙は古来から使われているとても身近なものだと思います。ペーパーレスの時代ですが、手の感触を育てるにはとても大切なのではないでしょうか。この制作で大事にしたいことは、「紙の特性」なので「折り紙」にこだわる必要はないかなと思っています。余裕があれば事前に紙細工や切り抜きなどやっておくのは今回の発想を広げるのにいいかもしれませんね。

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