【29歳独身女】最近あった小話まとめ
おはようございます。
おちょぼでございます。
本日は、最近あった、”人にわざわざ言うまでもないが、自分的には少し心に残っている小さなこと”をまとめましたので、箸休めにでも読んでもらえると嬉しいです。
週一アレを覗いている
今住んでる家は、築50年のアパートをリノベした物件で、見た目こそ綺麗なものの、やはり暮らしていて築年数を感じる事は多々あり、一番の実感は、Gがたまに現れること。引っ越してまだ半年ぐらいの割にそこそこの数と戦ったので、流石に無理ということで、ゴ◯ブリホイホイをリアルに10個ほど部屋中に設置している。ホイホイ自体、めちゃくちゃ久々に買ったので、改めて使用期限を確認した所、目安は約1ヶ月(粘着部分の効果がそれぐらいで切れる)らしく、一匹ひっかかると、その後は警戒してあまり捕獲力がないとのことで、週一でホイホイされていないか確認する作業が私のルーティーンに加わった。
私の中ではとても大切なルーティーン(Gと目が合った時の萎え具合がその後の精神状態に影響すると言っても過言ではない)なので、当たり前にやっていたのだが、先日友人と電話しながらその作業をしていたときに、電話の向こうから言われた一言。
「何やってんの今?カサカサ言ってるけど。」
「ホイホイのぞいてる」
「え・・・?」
その後、その友人には大爆笑され、後から冷静に「男と電話するときに絶対やんなよそれ」と言われた。あ、そういうものなのか・・・と。その日からも変わらずホイホイは覗いているが、たしかに独身女が夜な夜な部屋中のホイホイを覗いている画角はかなりキツい。そして未だホイホイに彼らがいたことはないのだが、仮にいたときに私は部屋の隅で一人で「はっ!!!」と声を出してしまうのだろうと思うと、少ししんどい。
おうちの番人がいなくなった
また家ネタであり、動物ネタなのだが、まだ梅雨だった時期のこと。私の家の近くは、そこそこの都心にも関わらず、緑が多く、季節に合わせて昆虫が入れ代わり立ち代わり家の前を飛んでいた。その日は、雨上がりの朝で、まだコンクリートの地面が湿っていたのだが、ふと玄関先の引き戸を引いた瞬間、ぴょーんとやたらデカいヒキガエルが私の目の前を可憐に跳んだのだ。黄緑色の可愛いアマガエルであればまだいけたが、ヒキガエルのあのイボだらけのフォルムとデカさに「ギャッ!!!」となった私は、その日から今季の梅雨はヒキガエルに注意して朝家を出ることを誓う。
梅雨はカエルにとって、最高の生息環境のようで、毎朝そのヒキガエルと顔を合わせることになる。何度みてもビビる。何度みても(ギャッ)と心の中で驚く日々を過ごしていた。
そんな日々に慣れてきた頃、珍しくその日の朝はヒキガエルに会うことなく、会社に出社した。いつも驚かされて迷惑しているが、いざいなくなるとなんとなく寂しい。まあでも一日引きずる程ではないので、家に帰る頃には忘れていた。そして夜。家の前にある坂を降りて、自宅に向かっていた所、地面に何か落ちていた。私は目が悪いので、地面に何か落ちていると、それをかなり遠ざけて避けて歩く。落ちているものが何だったとしてもいいように。その日も同じく、何かわからない塊を遠ざけながら通り過ぎようとした。
しかし、通り過ぎるギリギリで気づいてしまった。どう考えてもカエルのシルエット。そして2D。
「轢かれたのか・・・」
とっさに何が起きたかわかったが、ヒキガエルが轢きガエルになってる様なんて見れない。なんでそんな脚力あんのにあっさり綺麗に轢かれてるんだよ・・・。やるせない気持ちを引きずったまま家の中に入る。
しばらくその轢きガエルは家の前の地面にこびりついていた。毎朝悲しい気持ちになるから、みないようにしていたし、何度か埋めてやろうかと思ったが、そこそこ雨が降っているのにも関わらず、地面から剥がれないめり込み具合を考えると、それを剥がす勇気は私にはない。
何日か経ち、ついに轢きガエルは姿を消していた。乾燥して風に吹かれたのか、誰かがどうにかしたのか、真相はわからない。しかし、その日の夜に同じアパートの1Fに住む住人の玄関を見ると、陶器で出来たカエルの置物が置いてあった。
「あなたもですか」
私と同じようにヒキガエルと出会い、毎朝顔をあわせるようになり、最後には轢きガエルになって消えていった、この一連のドラマに共演者が近くにいた。少し報われた気がした。
自分でも知らなかった防衛本能
非常にくだらない話で小見出し3つ目はかなり恐縮だが、今日はそういう回なので、気にせず続けていく。
私は先日、月一のレディースweekだったのだが、いつも重度の貧血になり、人生に絶望する程しんどい。その中でも特に嫌になるのが、ベッドを殺人現場のようにしてしまうこと。生々しい話で申し訳ない。毎月なので、タオルを敷いたり、ショーツを3枚重ねたりと対策はする。しかし、先日は疲れすぎて何もせず寝落ちしてしまったのだ。寝落ちしていく中でも、「ああぁ・・・あかん。このまま寝たらあかん・・・あかんでぇ・・・・zzz」と少しばかり睡魔と戦いながらも負けた。そして、その抵抗の気持ちがあったからなのか、朝いつもより少し早い時間に目が覚めた。目が覚めたといっても、現実と夢の狭間ぐらい。ふと、腕のだるさを感じて、自分の状態を確認した。
驚いた。私は、両肘を立て、両足のつま先の4点を使って、体幹トレーニングのポーズを取っていた。無意識にシーツを汚さまいと、そのポーズに辿り着いたんだろう。そして起きたときには既にそのポーズだったので、しばらくの間寝ながら体幹を鍛えていたんだと思うと、そうでもしてベッドを汚したくないという自分の防衛本能に驚きを隠せなかった。その後トイレに行き、疲れ切った腕と腹筋を労って二度寝した。
こんな話を聞かされる人
こんな具合で、毎日生活していると小さい話が溜まっていくわけですが、みなさんは一体誰にシェアしているのだろうと思う。私も友人や彼に話そうとその時は思うのだが、結局忘れることが多い。ヒキガエルの話に関しては、結構落ち込んでいたので、何日かテンション低かったように思うが、それを人に話すのかと言われると、「いや、私何をそこまで・・・」と話すのを控えた記憶さえある。
くだらないようで自分の中では大事な出来事。
結構こういう話を聞くのが、相手の人間性を知る上で一番わかりやすかったりする。今後は記事の末尾にこういう話をちょこちょこ挟んでいこうかしら。
それではっ!
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