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『晴れ、時々くらげを呼ぶ』読後感想

 こんにちは。華染凪人です。

 最近、鯨井あめさんの『晴れ、時々くらげを呼ぶ』を読みました。
 なので、今回はその感想です。

 作者さんの年齢が割と近いという理由で手に取りました。
 読み始めたうちはこれを同世代がっ……!という思いが脳内をちらつくのですが、終盤ともなれば、そんなことはどこかに吹っ飛ぶくらい熱中してよんでいました。

 めっちゃよかった。次回作を今からお待ちしています。

 図書館で借りたので一冊買おうかなと思う日々ですが、ソッカの美術解剖ノートを買う予定なので購入はしばらく先になってしまいそうです。

 表紙も綺麗なのでつい買いたくなってしまいます。
 クラゲの箔押しとかなんておしゃれな表紙なんだ!箔押しを堪能できるのも紙書籍ならではの楽しみですよね。
  シールとか売ってくれないかな……本の隣に置いてあったら手帳用に一つ買ってしまいそうな気がします。


 ところで作中、優しい人とか優しいについて言及されるところがあるんですね。(一回しかまだ読んでいないので間違っていたらごめんなさい)
 まぁ私も絶賛就活中でして、自己分析とかするわけですよ。それで友達に聞いたりするわけです。

 「私ってどんな人?」

 って。定番の質問ですよね。それで帰ってくる答えが、

 「優しい」

 困ります。優しいってなんやねん。ディスってこない都合のいいやつってことか、って思ってしまう訳です。特別優しくしてるつもりないわ、とも。
 
 でまぁ、この作品の中でどういう風に描かれるかと言いますと、優しくできるのは相手に興味があるからだって感じの書かれ方をされているんですね。
 それなら分かる、と思いました。
 確かに相手のことは考えてます。成程なぁと思いました。

 特別優しくしているつもりはないけれど、相手のことを考えながら言ったりしたりしたことが、相手から見ると優しく見えているのかな、と。 

 一回読んでみた感想はこんな感じです。
 もうすぐクリスマスですね。年末年始は図書館もお休みなので(休館なだけで司書さんたちは忙しいかもしれませんが)、また色々借りたいなーと思います。

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