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#24アラサーの豪ワーホリ!日本語教師アシスタント編part4

アシスタントとしての勤務は平日だけで、土日は休みだった。学生寮に住む生徒たちは毎週末実家に帰るため、寮に誰もいなくなる。車もないのに遠くて街にも行けない。やることがない。と思っていたが、ジェーンやジャッキー、学校の生徒たちが遊びに連れて行ってくれた。世界で活躍している和太鼓グループの公演がたまたまオーバリーであったため観に行ったり、新海誠監督の映画「天気の子」を映画館に観に行ったりした。

ジャッキーの長男トムがフットボールの学生チームに属していてその試合を観戦したのだが、なんとも激しいスポーツだ。調べてみると「世界一激しいスポーツ」と称されることもあるのだそう。フットボールと言ったが、サッカーではない。オーストラリアでは、サッカーとラグビーを併せたようなスポーツを「フットボール」と呼び、国技にもなっている。選手同士がガンガンぶつかる…トムはまだ高校生だが、この競技のせいで体を痛めている、と言っていた。試合は彼のいるチームが勝った。相手が強いチームだったらしく、奇跡だと皆騒いでいた。

試合がお昼には終わったので、それからジャッキーとふたりで「ビーチワース」という街に出かけた。1850年代にゴールドラッシュが沸き起こった土地で、一攫千金を目指して世界中から人々が集まったそうだ。伝統的な建築物がそのまま保存されており、このまま映画のロケ地になりそうなほど素敵な街だった。老舗のベーカリーで軽いランチにしたあと、ハリーポッターに出てくるお菓子屋さん「ハニーデュークス」のようなお店や、ビール飲み比べなどに行って散策を楽しんだ。

また別の日、ジェーンの家でお世話になっていたが、娘のケイトがすっかり私に懐いていた。小さい頃から母親の日本人の友達がよく遊びに来ていたらしいので、日本人に対する壁がないこともすんなり受け入れてくれた要因かもしれない。一緒に絵本を読んだり、レゴで遊んだりして過ごした。広大な敷地で鬼ごっこをしたときは、お互い全然捕まらなかった。土地が広過ぎて探すだけでも一苦労だったから。そりゃそうか!

こうして1か月間ネイティブの環境にどっぷり浸かっていたわけだが、ネイティブの中に日本人ひとりだけという環境は、時にキツイものがあった。次はそのエピソードを書こうと思う。

次回、#25アラサーの豪ワーホリ!日本語教師アシスタント編part5につづく

👇今日はこの曲🎶たまにはリラックスして、レイジー(怠け者)でいたいよね。

※写真は、オーストラリアでいちご狩りに行ったときのもの🍓「Super picker」の称号もらった!

リゾバ生活.com
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