男女の友情はアリ？ナシ？

遡ること500万年前。
人類が誕生してからというもの度々議題に上がっていた、「男女の友情はあるのか論争」
読んでくださった皆さまはどっち派ですか…？

清潔感がないのでNGです…とか、
好みじゃないのでごめんなさい…とか、
そういうことではなく、
数年間友だちをしていた人を、「異性」
(というか恋愛対象？)として見られるか。
というやつ。

難しいね…。

ーーー

職場が急接近した気になる彼
※友だち歴7年(大学サークル同じ、ゼミ同じ)
　シンガポールで2人部屋だったけど特に何も
　してない。絶対。でも何かと気になる彼。
と、金曜日に、デート（笑）をした。

我ながら超ベタで困っちゃうけど、
野球のチケットを2枚取って、
「余ってるから…2人で行かない？」とかいうやつ。
正直、2人ともサッカーサークルだったけど、
とりあえず会えるイベントがあれば良かった。
ルールはパワプロで覚えました。

仕事終わり、19時過ぎにお互いスーツのまま待ち合わせして、横浜スタジアムへ入る。
(待って、まず、スーツ姿初めて見た。かっこよ。)

入った時点でもう5回裏くらいだったけど、
可愛い売り子さんからビールを買ったり、
売店に並んだりして、なんかもう、本当に非日常過ぎて楽しかった。

彼が、あーーこれ絶対買わなきゃと言って、
野球のバットを模した応援グッズを手に取ると、
こんなにキャッキャしてくれてなんだか嬉しいなぁとジワジワ幸せだった。

さてさて、
試合はベイスターズの勝利に終わり、
最後には祝いの花火が打ち上げられた。
このご時世、悉く花火大会がなかったから、
幸運にも見れて本当に嬉しかった。

今までのところで、語尾が、
「楽しかった」「幸せだった」「嬉しかった」
になってしまっているけど、浮かれて知能レベルが
低下しちゃってることを許してほしい。

試合が終わり、21:00過ぎ。
まだ解散するには早い。けど。
「もう一軒どっか寄る？」と誘うには、
私たちの友だち歴(7年間)が邪魔する。

最寄り駅に流れていく人混みに乗りながらも、
なんとなく、駅を過ぎてみなとみらい方面に歩く。
「観覧車でも見て帰る？」と冗談で聞くと、
「行っちゃおっか！」と笑いながら言ってくれた。

結局、短気な私は途中で観覧車がちょっと見えたくらいで「やっぱ、どっかで飲んで帰ろ」と自ら誘い野毛へ。初野毛だという彼は、職場から歩ける距離に飲みの楽園があることを知り、とても喜んでた。

23:30
「そろそろ出ようか〜」
「野毛ってスナックもいっぱいあるんだよー」
「俺、スナックとかで飲んでみたい！」
石川町に並ぶ、
「楓」「さくら」「椿」「美子」
などの色とりどりの看板を見ながら2人で歩く。
お店の中から、おじさんの気持ちの良い歌声が
聴こえてくる。
「今度行っちゃおっか！」
「これ全部行くとしたら一生かかるね〜（笑）」
「じゃあ毎週金曜日飲もっか？」 
「いいね〜！私の家ここからワンメーターだし
   終電気にせず飲めるよ！」

「・・・明日なんかある？俺は今日でもいいよ？」

・・・あっ。
やってしまった。

「家来ても良いですよ宣言」
完全に私から仕掛けてしまった。
そしてまんまと？目の前の男が1人引っかかろうとしている。

25歳。大切に育てたい恋を目の前に、
いつもの悪い癖で軽い女発言をしてしまった。

「今度始発までスナック巡りだね！！（笑）」
とギュッと切返し、
今日はもういっぱいイベントあったから、帰ろ！
と、切り上げた。(本当偉い。)

多分、このままじゃあ行っちゃおっか！と言ってたら、そのまま…だったかもしれない。

毎週金曜日飲もっか！という発言は嬉しいけど、
彼の頭の中で「ここで飲んだらワンメーター」
という余計な情報までインプットされてしまった。

もし、身体を許してしまったら？
身体を求められることがそもそもあるのか？
私はきっと我慢できる自信はない。
付き合ってないのに？
てか、友だち歴7年の友情はいづこ？
同じゼミのメンバーにはなんて説明する？
てかもう好きじゃない？

…で、あるからして、
私は男女の友情はナシ。
そこに魅力的な彼がいるから。

ーーー

そんなわけで、毎週飲もうと言う約束も、
日曜に来週はキツいと言われ撃チーーーーーーーン
まぁ、そう焦らずね。私。
7年間焦ってなかったんだから。

彼の方は、マジで友だちだと思ってる可能性500だし。知らんけど。

とりあえず、一旦引いて
あれ、飲み誘われないじゃん…くらいのタイミングでLINEしてやろっと。

週末はゼミの友だちで富士急(青春〜)に行く予定なので、そこでも会えるわけだし。

あくまで私の経験だけれども、
7年間友だちだろうが、
恋愛感情がなかっただろうが、
ふとしたタイミングで、何かの巡り合わせで、
「おや？恋？」ってなることはあると思う。
それがお互いだったら嬉しいのだけれど。

球場で撮ったツーショットを見てはニヤける。
これからもまた飲めたら嬉しいな〜

おやすみなさい〜。