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歯はとても大切|地球修行 7

私の弱点のひとつは、歯で苦労していることだ。複数人の歯医者さんから似たようなことを言われてしまっているので、客観的に見ても逃れようのない事実なのだと思う。

歯のレントゲン写真を自分の記録用に撮らせてもらい、その余白部分に治療時期と治療内容を手書きでびっしり記録するくらいには歴史がある。

爪が柔らかい人がいるように、歯が比較的柔らかい人もいて、私の歯もどうやらその傾向があるらしい。現在お世話になっている歯医者さんに指摘されて、妙に納得がいってしまった。

社会人になってからようやく、歯の構造や神経などについて具体的に知る機会を得たけれど、もっと若い時から知っておきたかったなと思う。もしかしたら、機会はあったのに聞く耳を持っていなかった可能性もある。

「歯並びは良いし、歯磨きもわりかしうまくできているのになんでだろうね、ストレスは溜めないようにしてくださいね。」
過去にそんな感じの言葉をかけられたことはあったものの、どうすれば良いものか…と困った時の記憶が思い起こされた。

おそらくその時の先生は、寝ている時の噛みしめなども影響しているから、ストレスと紐づけてアドバイスをしてくれたのだろう。睡眠の質の向上にもつながるし、どうにか工夫していきたいところだ。

ひとまず、カレンダーに繰り返し入れ込んでいた仕事関連の定期予定たちを整理することから着手してみることにした。詰まりに詰まった予定たちを見ていると息も詰まりそうになるので、渡航日の約1週間前を起点に消したのだ。

カレンダーを開いた時の情報量が驚くほど少なくなって、それだけでも肩の荷がほんの少し軽くなった気がする。

歯の物理的なケアについては、電動歯ブラシと通常の歯ブラシ、フロスを併用して歯磨きをするスタイルに落ち着きつつある。歯茎を傷つけないよう、ブラシは柔らかいタイプを使う。1年3ヶ月分の替えのブラシとフロスも買っておいた。

歯医者さんによっては電動歯ブラシを推奨しないところもあって迷ってしまうけれど、きちんと話を聞いて質問をして、納得感を保ちながらケアするのもきっと大切だ。

それに加えて、歯科専用のキシリトールガムも導入してみることにした。思いのほか美味しくつくられているので、無理なく続けられそうで嬉しい。美味しさは重要。

海外の歯医者がどんな雰囲気なのか、気になるところではある。でも、お世話にならずに済む方がいい。

海外保険のプランによっては、歯科治療が含まれものもある。とはいえ、詰め物が取れたりするなど、過去に処置したことのある歯については保険が適応されないらしい。

現時点で危ないと思われる歯は、日本にいるうちに可能な限り処置してもらっているから、歯科治療については必要なさそうだ。

歯のことを考えるといつも頭に浮かぶのは、私のおばあちゃんのこと。80歳を越えた今も、全部自分の歯で、もりもりご飯を食べている。羨ましさを感じる時期を通り越し、今はかっこいいとさえ思う。

歯が無いことで食が細くなるのは容易に想像できる。私も食べることが大好きなので、美味しく楽しくご飯を食べられるように、今できることをしっかりやっていきたい。

歯はとても大切。

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