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器の存在感

先日、久々にプラスチックの器でごはんを食べる機会があった。料理を口にするときの器は、プラスチックよりも陶磁器のほうが手に馴染んでくれる感じがするから好きだ。

プラスチックになっているのは、割れる危険が少ないとか、重くないといった、取り扱い上の理由がなんとなく想像できる。それでも、やっぱり手に持った時の重みや、口をつけた時の感覚が、陶磁器のそれとは全く違う。

全く同じメニューで、器だけが違う状態を体験したことで、その印象の大きな違いに改めて気づかされたように思う。

器が盛んに作られている地域では、自ずと料理も美味しいと聞いたことがある。器へのこだわりが、料理の見た目や味をぐっと引き立てているのかもしれない。
あまりやったことがないから、器から料理を楽しむ機会をつくってみるのも良いなと思った。

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