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気持ちの置き場|詩
明るく振るまう時は
自分から遠く遠く
放り投げて
風呂敷を広げる
暗い時は
文字通り真っ暗
どこにあるのか
さっぱり分からなくなる
明暗なく落ち着いた時は
自分の真ん中に
しっかりと守られて
存在している
気持ちはころころと
辺りを移動する
遠くなったり
近くなったり
明るさばかり重視して
あんまり遠くへ投げても
はたまた明るさ忘れて
暗くなりすぎても
どちらにせよ見失いそうだ
気持ちは自由が好きらしい
探さないでください
そういう気分の時もあるのだろう
ずっと見失うのも心配だ
長くなりそうなら
ほどよく様子をみて
やさしく手繰り寄せたい
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