見出し画像

コロナで肺炎になって1ヶ月入院した時の話まとめ

あれから5ヶ月が経ちました。


前回投稿したのは、入院して半月ぐらいの頃で、そろそろ退院できるかなと思ってたけど、免疫の数値も上がらず、コロナウイルスも減る気配もなく、先生から2週間の延長宣言を受けた直後のことでした。

その後、薬の副作用で発熱や発疹が出始めて、記事を書く気力もなくなってしまい、口内炎や体の痛みが辛くてやる気も落ちてしまったのですが、それから2週間後にはなんとか回復して、4月15日に無事に退院することができたのでした。


ようやく今5ヶ月が経ちましたが、退院してからしばらくの間は、心と体の歯車がうまくかみ合わず、体は徐々に回復しているのを感じるのに、でも心の方はなかなか追いつけないままで、

仕事に対するモチベーションがほぼMAXだったあの入院前の状態に、退院してからまた持ち上げて戻していく作業が、本当に大変でした。
体の方は逆に、入院前は0レベルに近いぐらいしんどかったので、入院前と退院後で心と体のレベルが、まさにひっくり返った感じでした。


どっちかが高ければいいということではなく、どっちもそこそこにちょうどいいくらいあるのが、一番効率が良いんだなということを、身をもって知ることもできました。

そして、前回の投稿から中途半端になったままになっていたのがずっと気になっていたので、今回その時の自分のツイートを交えながら、後編をまとめてみたいと思います。


エイプリルフールかなと思ったけど、本当でした。


病院のごはんは、思ってたよりもめちゃくちゃ美味しくて、それが大きな救いだったけれど、
でもやっぱり好きなものを好きな時に好きなだけ食べられるというのは、当たり前に出来ていた頃には気付かない〝幸せ〟だったんだなと思った。


そして入院中の楽しみとしてたのが、宝塚鑑賞。
「#免疫鑑賞」と名付けて、気持ちを上げれば免疫力も上がってくれるだろうという思いで、オンデマンドに入会して、過去の作品をいろいろ見返したりした。


入院直後から免疫の数値は一向に回復しない日々が続いた。
入院前からほぼ NO MORE 免疫状態で、肺も真っ白でよくこんなんで1ヶ月も我慢して生きてたなと言われるくらいだったので、まあそんなにかんたんに免疫は上がってくれない。


ちょうどこの頃、テレビではロシアのウクライナ侵攻のニュースで持ちきりだった。自分の体の中でも、同じような事が起きていると思った。


免疫が上がらないと、体の中で抗体を作れないので、ウイルスは減らない。
自力でできないとなれば、抗体を体に入れてウイルスを減らす治療(抗体カクテル療法)を行うことになった。


自撮りできる余裕も少し出来てきました。


さて、今度こそウイルス退治できててくれ俺の体…


ついに!!ウイルスが減り始めたぞ!!

1ヶ月もこの体に住み着いて勝手に増殖し続けたコロナウイルス。ほんとにしつこいオミクロン。
やっぱり病院ってすごい。そして人間の体ってちゃんと生きようとするんだなって思った。


やっと書く気になってきたものの、今度は逆に退院の日が近づいてきたことで、気持ちが落ち着かなくなってきてしまい、
残り少ない貴重な入院生活を楽しまなければ、という変な思いも出てきて、結局ちゃんと記事は書けませんでした。


そしてついに退院が決まる。先生も看護師さんも一緒に喜んでくれた。

入院生活が快適すぎて、こんなに自分を振り返られる時間って普段の生活ではなかったので、
やっぱりまだしばらくいたいって看護師さんに言ったら、いいんじゃないですかって笑われた。

1ヶ月間、病院の先生や看護師さんには、いろいろ話を聞いてもらったり、体が辛い時もずっと心配して見に来てくれたり、
それがお仕事なんだろうけども、一人の部屋で1ヶ月隔離されてたから余計に、そのありがたさを感じた。

何事も当たり前と思っちゃいけない。ほんとに。毎日食事を作ってくれてる調理場にもお礼を言いに行きたかったくらいだ。本当にお世話になりました。

そして、必要な物を買って届けてくれたり、留守中のわんこを世話してくれた家族や友人にも感謝。


この経験をやはり何かの形で残しておかなければと思ったけど、記事は書けなかったので、そうだ、動画にして残そうと思いつき、
退院前に2日かけて編集作業をして、よくある「朝のルーティン動画」みたいな感じで、ちょっと作ってみました。

ちゃんと編集するのも初めてで、分からないことは調べながらやってると楽しくて、仕事をする気力も戻ってきた感じがしたので良かったです。
リハビリ動画。


自分で言うのもなんだけど、初めてにしては上出来なんじゃないかと…

そんなわけで、コロナで入院した時のことをまとめてみました。これでやっとまたひとつ、心のタスクが片付きました。

これからも無理をせず、自分のことをまず大事にしながら、ひとつひとつ目の前のタスクを片付けていくことに集中できる時間を、ちゃんと作れるような生活をしていきたいと思います。

いつも見ていただきありがとうございます!「漢方茶」を広げていけるような活動をいろいろとやっていきたいと思います。