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相手は自分の鏡

相手は自分の鏡です。

つまり相手に対し、自分が考えていること、思っていることは、
相手も同じことを考えているということです。

学生時代、そして今を思い返しても、確かに納得できます。
嫌いな人とは仲良くしませんよね。でもそれは相手も私を嫌いなんです。
私から出ている何かを感じ取っているんです。
その証拠に、嫌いな相手から歩み寄ってくる経験ってなかなかないですよね。

社会人になると、年齢・世代を問わず、多種多様な人と関わらなければなりません。

大学はある程度同じ人種が集まります(偏差値、能力、考え方など)。
学生時代は、誰かを嫌いになろうと別に自分に被害はありません。
しかし、社会に出ると、あらゆる人が自分の利害関係者になります。
評価する人、教えてくれる人、チームをまとめる人、など。
同じ環境の中で嫌いな人がたくさんいることは実は非常に悲しいことです。

私の同期のひとりは1年経たずに会社を辞めました。
彼には嫌いな人がたくさんいたからです。自分の好きな人としか関わらず、少しでも嫌だなと感じる人にはアプローチしない。

私はそんな彼をずっと見ていましたが、キャラクターはとても良いものをもっていました。だから周りの人は嫌いとかそういう感情をもっていないのでは、と思っていました。

しかしいま、改めてその話題が出たとき、みな口をそろえて言いました。
「あまりいい印象はなかった」と。

サラリーマンには【評価】が必ずつきます。そこから逃げることはできません。
つまり、誰かがあなたを見ているんです。

結局彼はその一年ほとんど評価されていませんでした。

「相手は自分の鏡」である。


別に相手にこびろとは言わないし、自分の性格は変えないほしい。
ただ、相手を好きになる努力をしてほしい。
その一歩で、これからのあなたの豊かさを実現できる可能性が大きく拡がる。

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