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手引きを待つ者たち。


なんか妙に複雑に感じてしまい、

その状態がシンドイと感じるとき。


人は関心があったとしても

ラクな「手引き」が欲しくなる。


ただ「手引き」が分厚く

複雑になればなるほど、

人びとの関心は薄れる。

それが現代人の弱さ。


都議選がやはり話題に

ならないまま終わった。

投票率も低かったらしい。


地方に住むワタクシには

遠くでやってるお祭りみたいな感じ。


「へぇ~そうなんだぁ」の感情で

誰かに言うこともなく熱量も低く

心の中で軽く、思う程度の扱い。


おそらく都民の中にも

同じような感覚の人が

多かったんでしょう。


やっぱり最大の問題点は

参加意識が高くならないこと。


自分以外の参加意識が高くなるには

どうするか?を考えることが大事で。


意外と忘れがちな考え方なんですよ。

自分は満たしてるから問題ない。

他人は関係ないし、他人に関心もない。

そんな重荷、背負ってられない。


そういう考え方「しちゃってる」

人が多いですよね?きっと。


そのやり方、レベルは上がるが

できる人が少なくなって

全体は停滞して、無関心化する。

日本人が好きなパターンなんです。


できる人ができることをやればいい。

できる人のラインを他者と競い

レベル上げて争うことに価値を見出す。

いかにもエリートの発想でしょ、これ(笑)


細かいことを競い合う。

あれもこれも、こなせる競い合い。

マニアックな知識を知ってたら

優秀、みたいな突き詰め方。


これでは一部のレベル上げになり

ハードルを高くして全体が停滞する

効率の悪さだけが増していく愚策。


たとえ上級国民だとしても

リーダー失格のレベルなんですよ。

いまの状態を招いてるのが逆にね。


問題点を指摘、提言する。

しかし理想論ばかりで全体を

牽引する魅力やチカラが皆無。


同時に二つも三つもやれる。

だからみんなもこっちに合わせろと。

他人の気持ちは何処へやら。

人がついてこなくなるのは明白。


しくみにも問題があるし、

言い出したらキリがないくらい

投票者に有利なことが、まるでない。


投票者に有利である必要がないと

思っているとしたら

それは完全なアウトです。


国民の利益になっていないしくみ。

不備がある状態で私たちは

選挙をしてるということ。


やるやる詐欺で耳ざわりのいい

いかにも期待を持たせることを

言うだけで、何も実行できない。

だから行っても意味がないとなる。


イイことを言って主導権を握り

イイことを聴いてるふりして

イイことをしてる自分に酔う。


言い出したらキリがないほど

選挙に関する情報を発信できず

国民も簡単に手に入りづらい状況。

レトロすぎる時代で止まっている。


ちゃんとやろうとするから

シバリが多くなってしまう。

アダとなって逆に関心が薄れる。


それも政治家の狙いのひとつだろう。

選挙に関する法律が年々高度化させ

政治家の有利にはたらくようにつくり

結果的に国民の関心をも奪ってしまう。


以前も書いたけどコロナ禍の選挙。

期日前投票を期間を長く取り

もっと簡素化したっていい。

理由など書かなくてもいい。


投票する人が入りやすい、

行きやすくする工夫がない。

ちゃんとしてればいいみたいな。

このクソ感覚、わかるでしょ?(笑)


当日も含めて大きな会場を利用するべき。

既存の枠で考えなくたっていいんです。

自分を枠にハメたがる雰囲気が強すぎる。


いろんな場所でワクチン会場を

つくったりしてるでしょ?

決められた投票所だけではなく

大規模投票場をつくればいい。


競馬場だって利用すればいい。

地方のウインズだって負けない広さ。

所管は農水省だ(笑)


マジメな選挙にギャンブル場は

不謹慎なみたいな感覚がジャマ。


ちゃんとやろうとしすぎて結果的に

みんながやる気無くすくらいなら

ちゃんとやらなくたっていい。


1つのやり方のピークが過ぎて

移行できないまま下降していく社会。

まさに、いまがそうなんだろうなと。


同一都道府県内であれば

どこでも投票できる。

コロナ禍を考えて投票時間を終日とする。

つまり23時59分までやっていい。


開票なんてゆっくり時間をかけて

やってもいいんです。

当日じゃなくてもいいはずですよ。


なにもメディアに合わせて

開票しなくても。あっせんなよ。

法律がそうだとしても変えたらいい。

そんな急ぐ理不尽な話はない。


速報を競い合うアホみたいなメディア。

横並びのテレビの編成も同じパターン

やるんでしょうね、バカだねぇ(嫁の菜摘風)


さまざまな常識化してしまったことを

コロナ禍だから、ちょっと変えるだけ。

ケチくさいことせず、理由もいらない。


あとは、各都道府県で

投票率が前回より

10%上がれば、給付金10万。

20%上がれば、給付金20万。

これをやるんです。

もちろん一気にあえて配らない。


そして投票したその人にだけ

上げるようなことをしない。

それこそセンスがないから。


個人に特定せず、無意識に全体の

意識を上げるために全体の投票率を

目標値として据えるんです。


そして目標値に届いたら

たとえば月5万ずつ。

2回や4回に分けて配る。


5万だと貯蓄に回ることは低くなり

使いやすくなるから。

いろんなお金の循環にもつながる。


いやぁ、こんなことできない。

って思うよりもやってみるといい。


たぶん投票率は上がりますよ。

その参加意識から、少しずつ変える。


もっと便利な道具が発明されてるのに

レトロな道具をずっと使わされて。

不満あっても言わずに続けてるんです。

使い続けてるのはレトロな世代でしょ?


5Gだぁ言ってるのにレトロなゼロ爺。

ゼロ婆もいるだろうけどね。


国民の参加する意識を上げるためには、

投票動機や手順について

「レベル下げ」もしたほうがいい。


意図的なコントロールができなくなるから

政治家にとっては好ましくないんでしょう。


ただ、このまま主導権を奪われたまま

投票率を低いままは、政治家の思うツボ。


参加意識を高めるアイデアを

手引きになるアイデアを出す。


手を引かれたまま投票所に

歩く老人だけでは

この国に未来はない。















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