見出し画像

「ふてくされ感」が隠れている?


よく見かける芸能人の

内輪ネタが面白くない

って話。


コレは以前はその状況に

視聴者も合わせて乗っかって

笑っていた人も多かった気が。


冠番組を持つ芸人を中心にした

スタッフ含めたファミリーな環境

番組として自然と受け入れてる

そんな感じじゃなかったか?と。


今の若い世代は幼少期から

自分が主役の環境で過ごして

大人になっている人が多い。


そこに自分が中心にいない話題で

盛り上がられるのが苦手に感じる。

苦手をすぐ面白くないと変換する。


自分が知らないことで他人が

盛り上がったって面白くもない

という、若干の「ふてくされ感」

が見えなくもない。


昭和世代と比べて、自分中心で

主役級で回ってきた世界観があり

自分でわからないと面白くない。


一歩下がって、下から入って

話題についていくスタンスが

それまでも経験がなく、人生でも

馴染みがないからなのだろう。


前提として一般的に、昭和世代は

芸能人をどこかでスター扱いした。

芸能人もそう振る舞っていた。


だから心理的に無理なく自然と

好きなスター達の話題に対して

好意的に受け入れる間口がある。

みたいなところ、ムズいかな笑


当時はテレビや雑誌から話題を

教えてもらう情報環境であって

イニシアチブはメディアを中心に

芸能人側にあったからだと思う。


いつからかスマホやSNS等

みんなが同じツールを

持ち始めたくらいから風向きが

明らかに変わってきたような

気がしますね。


たぶんホントはもう少し前から

主役感、自己肯定感が高めな

生活環境が整ってきたから

その頃から兆しはあったはず。


スターだけができたことを

自分たちでも当たり前のように

手元に置けてツールを使いこなす。


そうすると主役感は高まってくる。

その主役感を当然にマインドセット。


自分と違う主役でない状況には

少しばかり面白くない感情が

芽生えてくるんだと思います。


でも音楽などのアーティストは

時代問わず、相手の世界観に

合わせて入っていくんですよね。


だから、好意的に見るかどうか

その辺りが分かれ目になるのか。

嫉妬や羨望が渦巻く人間の感情がね。


テレビだけでなくYouTubeも含め

気に入らないものには、頭から

否定するスタンスで入っていく。


その反応に送り手の芸能人の側も

合わせていく流れに変化してきた。


この、ちょっと気に入らない

「ふてくされ感」みたいなのが

SNS社会の根底にあるのかも。


やはり近い表現ツールが

手元にあるかないかは大きい。


けど、裏を返せば昭和世代は

育った環境が自己肯定感が

まだまだ低かったのだとも言える。


でもその影響もあるからか

わりとテレビ側に対しても

相手の世界観にすんなりと

入っていきやすい感じもある。


「オモウマイ店」なんかで密着

流れから店で手伝うようになって

名物化したスタッフなんかには

案外、好意的に観たりするし。


ただ、人によっては気にくわない

感情が上回る人は昭和世代でも

ゼロではないと思いますけどね。


なんか気になってた視点なので

自分の感覚で書いてみました笑





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?