一票の行動と大衆の思い
さて今回の衆院選はどうなるか
焦点は、自民に入れるか入れないか
そしてカギを握るのは無党派層
つまりは投票率も上がらないと
結果的に変化をみんなが感じ取れない
みんなが参加してると全体が感じて
ようやく動き始める国民性ですから
と、途中まで書いていたものの
結果を見たら愕然とした
投票率は上がらずに自民敗北だけが
印象に残った感じでしたね
まず有権者という括りを考える
18歳以上の男女、上限はないが
投票行動に移せない人たちは
どのくらいいるのだろうか
寝たきりや身体の不自由など含め
超高齢社会のなかでハガキで
送付し当日投票所に出向くという
投票のしくみにも、もはや疑問や
無駄がちらつくどころでなくなった
かといって、条件を整えて
準備をしてあげないと投票行動に
結び付かない人も多いだろう
今回の投票率を見ても低いまま
投票からの逃避率のほうが
依然として目立つ気配は変わらない
今回の結果を見ても投票する事を
当たり前とか当然と考える人たちが
自分の意思で変化を起こす行動で
与党以外に入れただけの結果である
無関心層が積極的に参加した形跡は
やはり感じられない印象
願わくは、この結果を見て無関心層が
変わるなら、自分も逃避せずに
投票に行こうかなと重い腰を上げ
参院選で投票率も上がるキッカケに
出来たらいい、その兆しが見えた
そしてすぐに国民の大多数の思いを
横において政局分析や予想に勤しむ
こういうメディアも相変わらず雑魚
過半数割れした責任をどうこう言うが
選挙が終わった次の日に、もう有権者の
高まった意欲をほっぽらかしてしまう
こっからは我々の仕事とばかりに
有権者が自民じゃダメだ変えるぞと
意識を高めたのに、ハイハイと
あとはコッチの問題だから黙って
みたいな疎外感強めな流れをつくる
すぐに政権維持や政権奪取への
各党の駆け引きや動きの予測を
嬉々としてやる
専門家とか要らんなぁ笑、ホントに
これマジメに観てる視聴者もショウモナ
頭のてっぺんに髪の毛集めたような
栗みたいな奴も要らんよ、アホかと
政治の駆け引きの中身を得意気に
解説なんぞしてるヒマあるならば
民意にどう応えていくべきかを話せ
野田に対し当選の花をつける写真を
撮りたくて笑ってくださいとお願いする
あの対応がゴミのセンスですよ笑
欲しい画(え)をリクエストしてる
自らの恥ずかしさを感じない姿勢
いま大事なのはせっかく民意として
自民党を落とそうと協力してくれた
有権者に対して、誠意を見せるべきだ
それは口だけの感謝でなく、実際に
決定して動き、変えることしかない
それをいま積極的に言葉にしないと
これでまた過半数を得ようと自民が
引き込もうとする駆け引きに興じ
酒を酌み交わそうと、まぁまぁどうぞ
私たちは何のために意思表示をしたのか
ようやく上げた腰を折られる気分になる
自民党は最初は泣き落としに近い
イメージ戦略を取って、なんとかして
もう一度チャンスをくださいとか
やってきたことを継続させてくださいと
国民が焦点にしている裏金には
のらりくらりでやってきたことアピール
どうだったんだろうか、国民は
どう感じているかより実績アピールを
強く推していったのは良かったのか
そして最終日、自民や公明は不利を
悟ったかのように野党の面々には
任せられない我々がやる責任があると
アピールし始めた笑、どの口が言うのか
これまでの実績をアピールしつつ
庶民的なイメージ戦略に勤しみつつ
ついには本性を現して野党じゃダメだ
最後はこれまでのやってきたことを
野党には任せられない、我々にしか
できないのだというアピールにつなぐ
選挙の戦略としてはアリなんでしょう
まぁ裏金などの不祥事がなければね
でも少し国内外の情勢問題を入れて
違う方向に目を向けさせようとして
国民を守るという、不安を着地点にする
うまくダマせば安定を選んでくれると
国民を甘く見てる素性は変わらない
諸外国との問題はよく考えれば
与党がやろうが野党がやろうが
全政治家が協力してやる意識で
じゅうぶん足りることなんです
それが全政治家の使命だからね
それを与党でやってきたことが
ダメになるみたいに言うのは
違うだろうなと普通に思いますが笑
石破があえて解散総選挙したのが
結果的に国民の参加意識を高めた
無党派層を含め既存の投票する
有権者だけでも動かせたという事実
当選して議席を増やした政党は
なぜ自民を嫌い他に投票したのかを
今一度、思い出してほしいんです
私たちは政権交代するその望みを
野党側に託して動いたのだから
みんなが動いた事が政権交代に
繋がらなければ、私たちの政治への
関心やモチベーションがまた落ちる
せっかく無関心層が目を覚ましそう
なのに、変えきるところまでやらず
政策が一致すればなんぞ、甘すぎる
ひとつやり方を間違えれば、また
自民に逆戻りしてしまうだろう
野党らはまた過去と同じ過ちを
繰り返してはならないのでは?