見出し画像

ガマンの限界へ。


暑いです、ほんとに。

考えてみれば、いまもむかしも暑い。

そういう日はある、あった。


ただ、むかしと違って人間は

どうやら、人間の活動によって

自然が破壊され、酷使したことの

弊害で酷くなっていると知った。


そのことが研究、解明されてきて、

実際に人間がそのことを知っている。

という現実。


このままいけばどうなるという予測が

できるようになったこと。

でも、みんな知ってるけど止まらない。


私たちの社会はいま、そうなんですよ。

なんでも解明され始めると、

本来はアレもコレもしちゃいけないんだ

ってことが、わかってしまった。


そのなかで選んで守って生活していく。

何も自然との共存ばかりではなくて、

健康を害することも、極力避けて

守って生きていかなければならない。


なんと息苦しいことかと(笑)


つまり、むかしより解明されたことで

ストレスが増えてきているんですよね。


あれもこれも自然のことや、健康のこと

いろいろ考えたら、ダメなことなんだ、

しちゃいけないんだという制限の可視化。


便利であれば使う、有るなら消費する。

消費してくれないと、儲からなくなる。

本来、一度買えば10年買わないものを

なんとかして買わせないと商売にならない。


新しいものを、便利なものをつくる。

おいしいものを追求する、際限なく。

生活が変わる、動かなくなる。

レベルを下げられなくなる。


結局、人間は経済活動によって

人間自体が筋力を使わない、

動かない生活になっていくのだろう。


そして、その人間の活動の影響によって

枯渇していく自然と

解明された健康被害を

「避けに避けまくる生活」を送るために

動けない、制限された生活にもなる。


「動かない+動けない」人間。

ハンデが多くなってそのなかで結果を出し

生き残ってつないでいく使命を負う・・・


人間の生きているよろこびってなんだろう。

しかもよろこびって無限に享受していいものか。


ほんとはなんも考えたくもない。

現代の快適な生活を可能なだけ満喫して

あとは知らない、あとの人がやるだけ。


これが一番ラクですよね。

でもラクばっかりしてちゃいけない

ってことが解明されてきた。


人間もガマンが必要なんです。

意図的に制限することが。


これがすべての解決方法ですよね。

ガマンすること、人間が。


できそうでなかなか、できませんよ。

どう納得させて、ガマンさせるか?


ずっと喫緊の課題と言われながら

解決が難しい問題を改善できないまま。


いま、自然のほうがガマンの限界を

迎えているのだとしたら、

私たちはやっぱり、自然と表裏一体で

あり続ける宿命なんだろうなぁ。


やっぱりどこかで私たち人間のほうが、

あらゆる面でグレードダウンする方向へ、

舵を切らないといけないんですよね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?