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移動図書館PJ 模型制作ワークショップ➁開催報告!

こんにちは!!
モバイルハウス型移動図書館プロジェクトの運営をしています。九里です。

(……モバイルハウス型移動図書館って何?って思ったそこのあなた。
良ろしければこちらの記事をご覧ください!)


1回目のモバイルハウスの外装の模型作りに引き続き、第2回目となる今回は内装の模型づくりを実施しました!

↑ 1回目の様子はこちらから

それでは、さっそくワークショップの様子をお伝えしていきます😊


今回も、またまた多世代の参加者!嬉しい!!

3月5日(土)、2回目の模型作りワークショップ。
今回は、内装作り。

外装は、コンセプトである「つながり」を象徴するような雰囲気や形のイメージが大事になってきますが、内装は完璧に「機能」。

皆さんが、今回の移動図書館に寄せる期待が見えてくるかなーと、運営一同楽しみにしていました◎

引き続き少人数の開催ではありますが、中には1回目から連続でご参加くださる方もいらっしゃり、気心の知れた和やかなスタートとなりました。
小学生の参加が増えたり、前回参加してくれた親子がお兄ちゃんを連れてきてくれたりと、少しずつ世代の幅が広がっていくようで嬉しいです!!


「繋がり」と「多様な使い方」

早速ワークショップに入っていきます!
このプロジェクトの趣旨説明に加えて、今回はモバイルハウス型移動図書館の使われ方への期待について志賀館長から共有が。

キーワードは、つながり・多目的性・自由自在

『誰かとの繋がりをつくれるようなモバイルハウスにしたい』
『本を運ぶだけではなく、多用途で自由自在な使い方ができてほしい』

たしかに、このモバイルハウスで、町民が期間限定のお店を開いたり、秘密基地として公園に遊びに出かけたりしてもたのしそう!!
わくわくした妄想が広がっていきます!

イメージを膨らませるために、講師の伊藤さんからは事例写真を使って、モバイルハウスの使い方や工夫された内装などの紹介をしてもらいました。

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今回は「アイソメ図」という、図面の描き方を使っていきます。

  「アイソメ図」って、なんなん、、?

と私は思っていましたが、立体を斜めから見た図形のことなんですね。
伊藤さんが以前描いたという事例の絵を見ながら、ふむふむと納得しました。

かたちにしてみる。話してみる。


さて、実際の作業に入っていきます!
今回は、シンプルなワークシートです。

「Q1. このモバイルハウスが、本を運ぶ以外の目的でも使えるとしたら、あなたはどんな機能を持たせて、どんな風に使ってみたいですか?」「Q2.あなたの自由自在なモバイルハウスを通じて、どんな人たちが繋がっていきそうでしょうか?」

むむっ。シンプルだけど、難しい、、。自分は、動く箱があったら何がしたいかなと、もくもく考えていき、模型のスケッチに移ります。

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だんだん、皆さんのアイデアが絵になっていきます。

講師の伊藤さんのアドバイスを聞きながら、「キッチンが欲しいかも」「ここにプロジェクターを置いて...」「この本棚は可動式で!」のような、みんなが話し合う声が会場の外まで聞こえてきます。
こんなに多様な世代が同じ話題を同じように話せるって、すっごくいい光景だなーと思いました。

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ワークシートが書き終わった方から、模型作りへ。
前回ご参加頂いた方は、その続きから。
模型をもう一度バラシて、その中に内装を作っていきます。

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伊藤さん曰く、模型は作って壊してを繰り返すものなんですって。
でも自分の思いをぶつけるこの模型に、愛着が湧いてしまいそうですよね(笑)

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だんだん、終わりの時間に近づいていきますが、皆さんの手は全然止まりません。。。
アイデアをカタチにするのって、すごく楽しいですよね。
今回もちょこっと時間を延長して、模型作りを終わりにしました。

共有の時間と、みんなのわくわく

さて、皆さんが作った模型が一つのテーブルに並び、みんなのこだわりを話す時間に進みます。

自分の模型を持ってこだわりポイントを話す姿は、まるで建築家のよう。

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こんな風に考えたんだ!と、全員の意見の重なるところ、全然違うオリジナルの意見が出てきて、皆さんも発表を聞きながら「いいねー!!」と声をあげます。

アーチ形の屋根で広くなっていたり、からくり人形が時間になったら動いたり、本箱が可動式でカウンターになったり、それぞれの欲しい機能が沢山積み重なっていきます◎

こんなに沢山の意見、まとめるの大変…!と、思いつつも、どんな姿のモバイルハウスが出来上がるのか、運営一同ますます楽しみです!!


(前回に引き続き)素敵なお知らせ

◎今回、お越しになれなかった方、この記事や図書館に興味を持った方へ

①デザイン検討ワークシート

➁模型パーツ 制作用型紙 

を大公開しちゃいます。
➁の型紙は、A3サイズの段ボールに貼り、線に沿って切り取ると、20分の1サイズのモバイルハウスを組み立てることができるキットになります。
今回の内装作りは、床、側面、背面の3面を組み立てるといいかもしれません!

おうちで隙間時間に作って、テラソに持ってきていただくと、
みんなで作るモバイルハウスのアイデアに加わります!

或いは、
#テラソのモバイルハウス型移動図書館  
でつくった作品をSNSに投稿してもらっても構いません。
ぜひお気軽にチャレンジしてみてください。
ワークシートだけのご持参も大歓迎です!

次回は、最終回!
広場のアイデアをみんなで考え、作っていきます。
この移動図書館をどこにでも動かせるとしたら、どこに持って行って、そこにはどんな空間が広がって、どんな人たちが集まってきそうなのか…。

ぜひ、ご興味のある方はご参加ください!

▶日時 3月19日(土) 10-12時半ごろ
▶場所 小布施町立図書館 まちとしょテラソ 多目的室
▶定員 20人
▶対象 小学校5年生以上(社会人も歓迎)
▶持ち物 モバイルハウスを持っていきたい場所のイメージ写真を1枚!(携帯の写真フォルダに入った状態でかまいません)


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