見出し画像

今こそ東京スカイツリーと同じ時代に生まれた幸せを語ろう。

2012年、世界一高い電波塔が日本に誕生しました。
その名も「東京スカイツリー」。
高さは634mで、周囲の建物と違いすぎて全然ピンと来ないほど高いです。


私は東京タワーが大好きで、「東京のランドマークといえば東京タワーだろ!」という完全に東京タワー派の人間でした。

しかし、コロナ禍に出会ったあるCMをきっかけに、スカイツリーに対する感情に変化がありました。

変わらない日常を。

何気なくテレビを見ていたら、東京スカイツリータウンのこのCMが流れてきました。

そこにはいつもの景色の中に、当たり前に立っているスカイツリーの姿。

「東京もしばらく行けないな、ついこの間まであんなに頻繁に遊びに行っていたのに。」
今まで自由に外出できていたこと、誰かに会っていたことがどんなに幸せだったのかを痛感する毎日でした。

こんなことなら、もっとスカイツリーにも行っておけばよかったなぁ。

見えない明日が不安で悲しみに暮れていたその時、CMの最後にこんな言葉が映し出されました。

「皆様に会える日をお待ちしております」

それを見た瞬間、思わず涙が溢れました。

いつもと変わらず、私たちを待ってくれているかのようなスカイツリーの存在が、頼もしくて、温かくて、嬉しかった。

その時、東京スカイツリーはいつの間にか立派な東京のランドマークになっているんだなと思いました。


そんなスカイツリーも、今年で開業10周年を迎えました。
そんなおめでたい節目の今こそ、東京スカイツリーの魅力を語ろうじゃないか!

ということで、今回は東京スカイツリーをご紹介します。


まずは、10周年記念ピンバッチと一緒に撮った写真から。

このピンバッチ、開業記念日の5/22(日)から対象店舗で1,000円以上買い物をすると貰えたんですが、5/23(月)に行ったら既に配布終了している店舗が結構ありまして……

まだ残っている店舗を必死に探し回ってゲットしました!嬉しい!!


スカイツリーに登る前に注目したいのがエレベーター。

天望デッキへの4台のエレベーターはそれぞれ春夏秋冬をテーマに飾られており、入場早々おもてなしの心満載!

この日は「秋」のエレベーターに乗りました。

並んでいる間も「今日はどのエレベーターに乗れるのかな」とわくわくします。
この時点で、最低2回は行く価値あり!
どのエレベーターの装飾もとても綺麗で、扉が開いた瞬間に思わず「わぁ!」と言ってしまうこと間違いなしです。


天望デッキ

地上350mの高さにある天望デッキ。
5mを超える大きな窓で360度ぐるっと囲まれた開放的な展望台です。


浅草花やしき
アサヒビールのアレ

こちらは浅草周辺の景色。
さすが東京、やはりビルばかりですが、意外にもその中に特徴的な建物が多い場所です。
見ていてとても楽しい!


東京タワー方面
東京ドーム
東京ディズニーリゾート

東京都内の名所はもちろん、東京ディズニーリゾートや富士山など様々な景色を見ることができ、改めてその高さを感じられます。


すぐ側を流れる隅田川と荒川が、ビルで埋め尽くされた大都会の風景の中にも自然を感じることが出来る良いアクセントになっているな、と思います。

そこに掛かる個性的な橋もいいかんじ!
どれが何という名前の橋なのか、ちゃんと勉強して覚えたいです。



結構な高さがある天望デッキですが、じっくり見下ろせば街の動きもしっかり見えて楽しい!
車はミニカーにしか見えないほど小さくて可愛いです。


天望回廊


天望デッキから更に登ること約100m。
続いては東京スカイツリーの天望回廊をご紹介します。

やはりここでも見所なのが、天望回廊へのエレベーター「天望シャトル」。


頭上がシースルーになっており、スピード感のある迫力満点の様子を見ることが出来ます。


天望回廊は、フロア445からスロープ状に登っていき、最高到達点「ソラカラポイント」のあるフロア450まで続く展望台です。
最高到達点はなんと451.2m!


初めて登った率直な感想は「もはや空じゃん」

天望デッキ同様、窓が大きく足元から頭上まで景色が見えます。
頭上が見えやすい窓になっているため、上を見上げると本当に空が近く感じます。
その様子は文字通り"空中散歩"でした。



他の展望台とは比べ物にならないほど、見える景色が遠くて広くて!すごい!!
街の様子はあまり見えないかなと思っていましたが、目を凝らせば意外と見えます。



空に目が行きがちですが、こんな高さから街を見る機会は滅多にないので、下にも注目しておきたいところです。


川や道ってあんなにくねくねしてるんだ、とか、あの目立つ建物はなんだろう?とか、普段は気付けないおもしろポイントを見つけられるかもしれません。

こんな景色を楽しめるのはスカイツリーだけ!
人生で一度行ってみる価値はあると思いますよ!


ガラス床

地上へお帰りの前に忘れてはいけないのが、展望台の定番・ガラス床。
こちらもスカイツリーの高さならではの、迫力ある景色が楽しめます。

スカイツリーの鉄骨が綺麗に見えてテンション上がる!
それと同時にとてつもなく高い所にいる実感が湧いてきます…!

高い所は平気だよ!という方は、ぜひともガラス床に乗って、トリックアートばりに現実味のない写真を撮ってみてください。


東京スカイツリーと同じ時代に生まれた幸せ

冒頭でも書いた通り、東京スカイツリーは今年で開業から10年の節目を迎えました。

10年前は、前例の無いほど高い、ただただ異質な巨塔でした。

しかし10年経った今、規格外の高さから相変わらずの異質さはあるものの、街の風景に馴染み、
“いつもの景色”の中に東京スカイツリーは在ります。

この時代だからこその技術が沢山詰まって誕生した東京スカイツリー。
スカイツリーが出来る前には見られなかった景色が、沢山見られるようになりました。


スカイツリーのあるこの時代に生まれてよかった。

改めて、10周年おめでとう。
10年間ありがとう。

訪れた日:2022年5月23日
所在地:東京都墨田区押上

公式ホームページはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?