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エール#36〜39 (朝ドラ)

「六甲おろし」の作曲家・古関裕而と妻をモデルに、その生涯をフィクションとして描いている今期の朝ドラ。

普段は見ていないが、今週は私の母校早稲田の応援歌「紺碧の空」がテーマなので、録画して見ている。

才能はあるのに、なぜか認められない主人公・裕一(窪田正孝)。宿敵慶應に勝つための応援歌の作曲を、早稲田大学応援団5代目団長・田中隆(三浦貴大)より依頼されるが、一向に進まない。明日の締め切りまでに、どうなる!?

というところで、明日決着がつく予定だ。ここまで4日分イッキ見した感想は、正直いまひとつコレ!というものが無い。強いて言えば、早稲田の旗と学ランが懐かしいくらいで。

ただ、この夏の甲子園での高校野球が中止になったタイミングで、野球の勝利を願う歌を作る話が重なっているのは、何らかの巡り合わせを感じた。作曲に行きづまっている裕一に、田中団長は「自分のせいで野球が出来なくなった友人のために、野球で励まされる人の為に、応援歌を作って欲しい」と話す。

これは、まさに今ではないか。

疫病のせいで、オリンピックだけでなく学生スポーツまで中止の憂き目に遭い、目標を失いそうになっている人も多い今。せめてそんな気持ちに活を入れ、励ましてくれるような応援歌が欲しい。

人それぞれの応援歌で良いと思うが、私は当分の間「紺碧の空」を口ずさんで、陰鬱になりそうな自分の支えにしたい。




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