稲荷社 の 本当の役割? 【其の一】
今日は、かみさまに教えてもらった 稲荷社の本当のお役割について綴ってみようと思います。
かみさまやほとけさま はじめ 目にみえない存在たち から聴かせていただくメッセージは、私たち「ひと」という存在に向けて想像もしなかった広大な視野で語りかけてくれる内容の時もあります。
稲荷社は参拝に関して、
「願い事が叶いやすいから積極的に参拝すべきだ」という声や、
一方で、
「獣などの低級霊(?!)的な存在が集まっている場所なので あまり行かない方がいい」と言われていたりするようですね。
それだけ意見が分かれるということは、逆に私たち「ひと」にとっては昔から身近にあるお社であるということでしょうか。
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聖(ひじり)神社 は、大阪南部の和泉市、王子町にご鎮座する式内社で和泉五社の一つであり、和泉国でも格式の高い神社。慶長年間に豊臣秀頼 が片桐且元に命じて造営した本殿や境内社が残っており、国指定重要文化財となっています。
朧のイチタケさんは、昔、この聖神社の近くに住んでいた時があったそうで、 境内でよく遊んでいたそうです。
そんなご縁があり、ある時、ふらっと訪れました。
参拝するまでは、というか実は、いま記事を綴っているまでは知らなかったのですが、
聖神社は、陰陽師で有名な 安倍清明 の誕生伝承(葛の葉伝承)の舞台であり、陰陽師たちにとっての聖地として信仰が厚かったそうです。
『かつて、安倍清明の父である安倍保名(ヤスナ)が、妻の病気回復と子授けを願い当社に毎日かかさずお参りしていた時、境内の鏡池で漁師に追われた白狐を助けたことから、妻に化けて訪れた白狐との間に一子をもうけたが、ある朝、妻(白狐)は『恋しくば尋ね来てみよ和泉なる 信太の森のうらみ葛の葉』との一首を残して消えた。その後、元気になって帰ってきた本当の妻とともにその子を大切に育てた。この子が天下に知られた安倍清明である。』という伝承が残っており、保名(ヤスナ)が白狐を助けたという鏡池は、今も当社の北東部に隣接して残っているとのこと。そして、また 父である保名(ヤスナ)も陰陽師であったとのこと。安倍清明ってサラブレッド(笑)だったんですね。
主祭神 を 聖神(ひじり)とし、聖(ヒジリ)=“日知り”(ヒシリ)の神として、天体の動きから、歴を割り出す陰陽師たちの崇拝していた神。
聖神を 稲作の守護神・農耕神 として勧請したそうで、日知りとは、『太陽の動きによって冬至・夏至 あるいは 春分・秋分といった農耕に必要な季節の動きを知ることで、支配者が行う日知神事は、農耕の開始あるいは収穫の時期などを知るための重要なマツリゴトであった』といわれ、聖神は、暦の神であると同時に 農耕の神 。また、聖神の父神・大年神の“年”が“稲”を意味することから 農耕神 といわれ、聖神は、その父神の神格を引き継いでいる。
なるほど。聖神社そのものが農耕の神さまであったとは、今の いままで 知りませんでした(笑)
稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)もまた、稲を象徴する農耕の神さま であり、主に 五穀をつかさどる神・宇迦之御魂神(うかのみたま、倉稲魂命とも書く) や 神仏習合思想における仏教の女神・荼枳尼天(だきにてん)とも呼ばれています。
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聖神社を奥へ奥へ進むと、小さな祠などが祭ってある、そのまた奥に、裏手にある山と同化したかのように祭られている お稲荷さんのいらしゃる祠 (ほこら)があります。人によってはもしかしたら不気味に見えるかもしれません。
今回はその場所で聞かせていただいた かみさまからのメッセージ を お届けします。
【かみさまからのメッセージ】
わたしたち 稲荷神たちと共に動き、お働きくださっていることを心より感謝申し上げる。
近年では、稲荷社は良くない けもの霊に取りつかれるなどど、忌み嫌われるような風潮もあるが、それは 大きな間違いである。
そもそも 稲荷社とは、神 と ひと が共に生き、通ずるための入り口のようなものである。
けもの(いきもの)と ひと が 共に存在し、調和して生きるにあたって とても大切な場所である。
参る者によっては、その者の持つ波動で、低級のけもの霊に取りつかれるのもまた 自然の理。
全国の稲荷社を整えることで、そのことに氣づく者も増え、そういった事象も少なくなるであろう。
どうぞ このことを人々にお伝えください。
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以前、ひとりでふらっと訪れることになった とある稲荷神社で、驚いた光景に出会ったことがあります。明らかに尋常ではない目つきと、発するオーラが人間ではないような・・・異様な感じでお参りされている男性。昔から「狐憑き」という言葉があるそうですが、まさに 「ひと が お狐さんに乗っ取られましたか???」思った瞬間でした。
おそらく、そういった事象があるというのも事実でしょう。だから、お稲荷さんってなんだか怖い という印象を持たれる方もいらっしゃるのかもしれません。
わたしたち 朧 は、さまざまな場所から聞かせていただいたメッセージを元に、お稲荷さんに出会った時は、かならず参拝し、祝詞を奉げるようにしているのですが、他のお稲荷さんで聞かせていただいたメッセージもまた、今日お届けさせていただいたメッセージと共通する内容が多いのです。
農耕民族と言われ、農耕と密接に関わってきた背景のある わたしたち 日本人。いま、この大きな転換期ともいえる時代のうねりにいるわたしたちの意識を、いま一度、自然と調和した形での土とのかかわり に向けることが、何か 大きな変容を産むのかもしれませんね。
※ 上記の写真、鮮やかな赤の前かけが可愛らしいお稲荷さんは、大三輪神社末社 成願稲荷神社に坐せられます。こちらの神様もまた、たくさん聞かせてくださったので、またの機会にメッセージをご紹介させていただきます♡
みかんなぎ yumica
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