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キューバに行ってきた話。その2

キューバに行ってきた話のつづきです。
キューバに行ってきた話。その1

■首都ハバナ
時差ボケがひどかったせいか、やたら早朝の写真が多くなった今回の旅。

早朝のハバナは犬や猫が通りをトイレ代わりにしながら、いたるところで井戸端会議をしている。

今回泊まったのはOld Havanaというその名の通り旧市街で、旧国会議事堂や革命博物館などの主要なところはだいたい歩いていける観光にも適した場所だった。

しかし、なぜかうまい食事になかなかありつけなくて結構しんどかった。。

例えば、宿のママに朝食はここがいいぞと勧められたカフェ。コーヒーは美味しかったけど(写真撮り忘れた)なかなかのモーニングだった。。


■インターネットの話。
ハバナの観光はググれば他にいくらでも出てくるので、少し変わったインターネット事情について

社会主義国であるキューバは、ほんの数年前まで外国人と普通のキューバ人民が会話することも禁止されていたほど情報規制には厳しい側面がある。
これはインターネットも同様で、自由にネット回線を自宅などに引くことは今もできないらしい。

ネットを利用できる場所は大きな公園、一部のカフェなどに限られている。(我々外国人は高級ホテルでも使える) 謎の野良Wi-Fi(パス付きだけど、パスを知ってる奴がどこからともなく現れて金を払えば教えてくれる)もたまに存在してたけど、これが黙認されているのか違法なのかは最後までわからなかった。

外国人がネットにつなぐには、街にあるETECSAという国営電話会社の店頭に行き、Wi-Fiカードを購入する必要がある。購入したら先の公園などに行ってカードのアカウント名とパスワードをWi-Fiの認証画面に入力する流れだ。

早速宿の近所にあるETECSAのショップへ行き、カードを欲しいと窓口で伝えると、不躾にパスポートの提出を求められる。
愛想の悪い窓口スタッフがパスポート番号と販売するWi-FiカードのIDをパソコン画面に入力してくれるので、黙って見守りカードの代金を払う。
パスポートが必要なのが理解不能だったけど、要するに通信する人間とカード情報が紐づくので、有事にはネットで誰が何を見ているのか国が覗くことも出来るのだろう。

カードを手に入れたら早速Wi-Fiがある公園に行き接続しよう。

こんな画面が出るのであとはカードの情報を入力すればOK

いろいろと例外があるがまとめると以下のような感じ。
・Wi-Fiカードは国営電話会社ETECSAで買える。
・Wi-Fiカードは30分/1時間/5時間 用があり、1時間=1CUC(1USD)
・カード買う際には利用者のパスポートを提出、カードIDと国籍とパスポート番号を紐付けするので誰がどの通信をしてるか丸裸になる
・ETECSAがない地域や夜の公園ではWi-Fiカードを2~3倍の値段で転売してるキューバ人が大体いる。
・ETECSAは夕方には閉まるし、昼間はずーっと行列、その上カードの在庫がないみたいなことも頻繁なので転売屋を活用し金で解決させるのもあり

その3へ続く。

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