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STU48兵頭葵さん縁の地を歩こうその24「うわじまお城まつり」


 この町にアイドルヲタクが密かに暮らしていることは、あまり知られていない( 行政レベルで知られつつある… )。これは、そんな町で出会った若者たちの( 少年・中年・老人・子犬含む )奇跡の物語である。
※元ネタが分からない人は円谷の公式チャンネルを見よう!


 皆さん、今年のゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
 わたくしめは、今年の夏ぐらいに自費出版する紙の雑誌の原稿作成にてんてこ舞いの毎日です。あと、毎日、クラファンのページを見て、皆さんのご支援に感謝しているばかりです。もう、本当にありがとうございます。
 さてさて、僕が住んでいる愛媛県宇和島市は、仙台の伊達藩とゆかりのあるところでしてね。
 毎年5月には、伊達なうわじまお城まつりというお祭りを開催しております。1614年12月28日に伊達秀宗が徳川秀忠から伊予宇和島藩10万石を与えられ、1615年3月18日に入城したそうです。2011年に出版された宇和島藩について書かれた本によると、徳川秀忠さんから「西国の伊達も東国の伊達と並ぶぐらい頑張れよな」と言われたりとか言われなかったりしたそうです。
 そこから、うわじま祭りでは伊達家入城を再現する武者行列が行われています。
 祖母に話を聞くと、祖母たちが今村美月さんのダンス並みにバリバリ元気に暮らしていた頃は、こちらのお祭りが夏の牛鬼祭りと並んで楽しみだったそうです。
 また、父はよくお祭りが終わる時間まで宇和島城で遊んでいて、気づいたら門が閉まっていたそうです。
 僕の思い出はというと、高校生の頃に、あのあたりに自転車を止めてお祭りを見に行ったんですよ。そしたら、鍵をかけるのを忘れていて、戻ってみたら自転車を盗まれてましてね。とぼとぼ歩いて帰った、ということが一番に浮かびます。
 ううむ、ろくな思い出がない。
 
 ちなみに、このうわじまお城まつりは、なんと、兵頭葵さんも参加しています。
※詳しくは、JRホテルクレメントさんのサイトをご覧あれ!

 ううむ、この頃はまだ関西で働いていたので、宇和島市には帰っていなかったんですが、くそっ、知っていれば…。何故、デロリアンが僕の家には無いんだ、と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的な後悔をしても仕方がありません。
 でも、いつかまた担当して欲しいな、と僕は思っています。
 そして、この「伊達なうわじまお城まつり」、なんと3年ぶりの開催ということで、これは行くしかないと唐突に思い浮かんで会場に向かうことにしましたよう。
 12時30分から大武者行列の出陣式が、南予文化会館で行われるそうなので、自転車で会場へ。
 到着したのは12時15分頃です。
 しかし、南予文化会館の方へ行くと、すでに武者たちが下りてきている!
 近代建築と鎧武者の違和感!

鎧武者たちがぞろぞろと降りてきてましたよ。

 さて、こちらの武者の皆さんは、「秀宗公入部伊達五十七騎大武者行列」というそうで、お一人お一人が持たれている傍の上にはお名前も書いているんですよね。SHOWROOMの感謝アバターみたいで素敵ですね。「虎」とか「火」とか「人造」とか「繊維」いう旗はありませんでした( バカの文章 )。
 さて、伊達藩の皆さんは出陣式を前に、商店街で並んで待機です。

旗に名前が書いてあるのが分かるでしょうか?


 いよいよ12時30分になって、出陣式!

 なんか、凄く声が良い司会の家臣さんが進行をしていきます。

良い声の司会の家臣さん。

 そして、大名行列の皆さんは南予文化会館前に設置されたベンチに座り、姫と秀宗公の登場を待ちます。
 まずは、姫役の笹岡郁未さんの登場です。
 なんと、ミスFLASH2022のグランプリを獲得しているんですね!
 しかも、宇和島市出身。
 2000年9月17日生まれ。
 ん?
 兵頭葵さんが2001年1月18日生まれ。
 ということは、同学年?
 実は、とある地元ネットワークで聞いたんですが、このお二人、同じ学校出身なんですよね。
 ううむ、もしかして、同じクラスだったこともあったりするんでしょうか?
 なにはともあれ、宇和島市出身の才能が活躍していくのは嬉しい限りですね。

笹岡郁未さん。着物が似合う!

 笹岡さんが、「皆さん、殿を盛り上げてくださいね。お願いしますよ!」的なコメントで拍手が起こります。拍手しながら、僕はふと思いました。兵頭さんはいったいどんなコメントをこの時したんだろうか?
 やっぱり、「瀬戸内の空は?」と聞いて武将の皆さんが「あおいー!」と叫んでくれていたんでしょうか。ううむ、2018年にタイムスリップして確かめたいぜ。
 そして、秀宗公役の方が、「いざ、出陣!」的な掛け声でいよいよ、宇和島城を目指します。

エイ、エイ、オー!

 武将の皆さんは、徒歩でぞろぞろと、姫と秀宗公は輿マシーン( コスト3 攻撃3守備3 アーティファクトクリーチャー  )の上に乗って、いよいよスタート。

笹岡さんの横顔が素敵。


ファンサービスも抜群。

 ちなみに、写真もいたるところで撮ることが出来ます。手をふると姫役の方も秀宗役の方も手を振り返してくださいました。
 えっ、待てよ。 
 っていうことは、2018年の宇和島お城まつりの時は、兵頭葵さんの写真を撮り放題だったんじゃ…。
 くそ、宇和島リベンジャーズ的な展開にはならないのか( 東京リベンジャーズは読んでいないのでボケが雑です )。
 ちなみに、武者の皆さんも暑い中、ペースを落とさずにお城山を目指します。後ろの方にはちびっこ和太鼓部隊が盛り上げます。
 

遠くに輿が見えるのが分かるでしょうか?


良い笑顔。パール王子の方です。


 さて、行列は宇和島駅の方へ進むので、先回りして宇和島城へ。
 天守閣に向かう途中で、素敵なロケーションが。
 ううむ、こういうところで兵頭葵さんの私服グラビアみたいなあ、と思うのは僕だけでしょうか?

石垣と木漏れ日と。


奥にはショートカット用の階段が!

 ただですね。
 途中のフードゾーンで、ぼんやりと「甲斐心愛ちゃんってホントかわいいよね」からの「ふう、危ないとこだったぜ…」といういつもの妄想に時間を使い続けたせいで、気づけば自分の足元ぐらいから和太鼓の音が!
 急いで天守閣へと向かうと既に抜かれているじゃないですか!

既に行列が先を行っている!


ううむ、完全にトップ集団に置いて行かれている!

 さて、天守閣まで上がると、マラソンの給水ゾーンみたいなところがあって、武将の皆さんはお水を飲んだりして休んでいます。
 しばらくすると、なんと大洲市の鉄砲隊の皆さんが火縄銃のパフォーマンスをしてくださるそうです。火縄銃というと、「忍たま乱太郎」の利吉さんの説明レベルでしか知らないので、どんなもんかしらと思ってみていたんですが、凄い音と迫力でした。

仮面ライダーゴーストのムゲン魂っぽい羽織。


片手撃ちじゃい!

 この鉄砲隊パフォーマンスはかなり盛り上がりました。
 そして、パフォーマンスの後は、武将の皆さんと宇和島城で記念撮影です。

宇和島城と武将の皆さん。


武将の方の後ろ姿

 ちなみに、宇和島アンバサダー担当の方が居たので、挨拶しようかと思いきや色々と撮影に忙しそうだったので、今回は遠慮しておきました。兵頭葵さんをお願いします!
 今回の笹岡さんの任命も凄いリサーチされた上での決定でしょうし、彼女が獲得した「ミスFLASH2022」という「実績」がちゃんとある。
 そう考えると、兵頭葵さんをまた姫役に、と望むのは簡単ですが、それを納得させる実績が残せるとさらに説得力が増すのかな、と思ったりもします( でも一回やっているという『実績』があると思うんですけどね )。

 ちなみに、僕のnoteでかなり不自然な閲覧数の増加が起こったことも報告しておきます。「兵頭葵さんを通して知った宇和島」という記事があるんですが、急に100ビュー以上増えていました。何だ、何が起きているのだ。何も起きてない可能性もありますが、未来は良い方に進んでいると信じて待ちたいと思います。

 最後の撮影を終えて、家に帰ろうと駐輪場に行くと自転車はまだちゃんとありました。良かった。
 そして、宇和島城を見上げながら、ふと観光とは逆のことを考えました。
 それは、宇和島城を見に行くのが観光だとしたら、僕らは暮らしながら、宇和島城に「見られている」のではないか、と。
 祖母が楽しみに行列を見ていたのも、父が門の鍵が閉まって困ったのも、僕がトボトボと歩いて帰ったのも、全部宇和島城は「見ていた」んだと思います。
 歴史に見られながら生きる町、宇和島。
 いつかまた、この町のお祭りに兵頭葵さんを迎えられたら嬉しいなと思います。

※これまでの兵頭葵さんについて考えた記事はこちら!


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