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企業で働く俺が秘書検定1級を受ける理由

2020年09月06日 改定
初めまして!!

自己紹介

私は、大手企業に13年勤めるサラリーマンです。
何かを表現・発信する程の人間では無いです。
が、数十年の人生 13年の社会人人生を送っていく中で様々な葛藤がありました
その中で、強く思った事があります。

変化ある生活を受動に待っていても、なかなか変わらない。今までもそうだった。
能動的に変化を求めないと成長しない。
”発信する存在になってからではなく、発信することで、自分に変化があるかも。”

noteを作成する事が
自分にとっての変化になれば。この想いが一番強いかもしれません。
だからこそ、
素案下書き段階も含めて、制作過程過程皆をみな様に見てもらいながら、
行動を起こし継続することで、どの様な変化が起こるかを”ミエル化”し
自分自身の変化読者の方の変化に繋がればと思い作っていきます。

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ご存知ですか? 中堅サラリーマンに必要な能力

中堅サラリーマンがスキルアップするべきものって何でしょう??
財務指標の理解・企業法務知識・海外トレンド??

サラリーマンの成長期を考えた時に、
育成期を考えると入社後5年目くらい経過すると
一人前=プロフェッショナルと呼ばれる人材になると思います。

〈1万時間の法則について〉
ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、
1万時間もの練習・努力・学習が必要だというも
のです。

1日8時間勤務として
月25日稼働 月200時間 年間2,400時間 約4年で10,000時間に達成します。
100%仕事に専念出来ていなかったり、残業などをするなどで前後はします。
つまり5年目には仕事の型を習得した業界の一人前になっています。

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仕事の型とは??

企業勤めをして、強く痛感する事があります。

良くも悪くも、自身が纏わる業務の
大体のことは先人がトライして失敗と成功をしています。

今生き残っている大企業は、
大きなイノベーションを起こし事業を拡大させ
この競争が激化している今の時代でも、事業を継続しています。
(もちろんジリ貧だったり、成長スピードが遅いなどあるかもしれませんが。。)

企業の仕事の全てが、AIにとって変わられる様な定型業務を
ダラダラしているかと言うと、案外そうでも無いです。
それなりの知恵を絞り取り組んでいます。
そして企業・部門・個人の中で少しずつ進化変化をしている。

企業の変化について

株式会社ロッテは、お菓子を中心とした食品製造販売で知られていますが、
創業当時は、化粧品の製造販売を行っていたと言われています。

このような話は、同社だけの話ではなく、
数々の企業が様々な編成を経て今の状態になっています。

富士フイルム株式会社は、事業領域が大きく変化した会社として有名です。

我々世代にはカメラなどのフィルムの会社でした。
ピークは2000年頃だといわれています。(今の若者は知らないレベルかも笑)
フィルム写真の需要はデジタルカメラの普及により、世界的規模で下落しました。

2001年 ポラロイドが倒産
2006年 コニカが写真フィルム事業から撤退
2012年 コダックが倒産

逆風が吹き荒れる中、同社はフィルムだけに特化せずに事業の多角化を進めます。

光学デバイス 高機能素材 デジタル印刷 デジタル複合機  メディカル
同社は自社のコアコンピタンスを理解し、主力業務見直し大きく変化させました。

同社HPに50年のあゆみが綴れれています。
それを見るのも面白いです
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/history/ayumi/list.html


企業は変化しながら維持成長しています。

その基盤には企業のコアコンピタンスがあり、
企業人はまず、仕事の型=
自社のコアコンピタンスの理解と自身のコアコンピタンスの基礎を作る
必要があると考えます。

<解説> コアコンピタンス
市場での競争優位性となる要素のこと。
他社と差別化し、利益をもたらす企業独自のスキルや技術の集合体を指す。
(1)顧客に価値を感じてもらえる力
(2)競合と差別化できる能力
(3)様々な事業・企画・商品へ転用できる能力

つまり、自社の他社にない強みを知り理解する必要があります。


人は自社のの弱みに目が行きます
(価格競争力がない、納期がかかる 等)確かに課題はいろいろあるでしょう。
しかし、強みが無いのに今まで仕事をとれている訳がないんです。
そこにフォーカスして得意先へ提案する必要があります。
つまり
強みを理解し売り込み、弱みを社内に提言し改善していく。
この能力が高いモノは企業で活躍する人材であり、このどちらの力も必要です。
そして、自分自身も同じ様に強みを理解し、弱点を克服していければ素晴らしい企業人になれると思います。

あるときの提案

ある時
新素材を使用した製品開発の委託として競合する事がありました。
1社はベンチャー企業 1社は老舗企業
初回プレゼンにおいては、ベンチャー企業側は斬新な発想力の提案と
破格なコストを提示し、ベンチャー企業優勢で話が進みました。
しかし老舗企業はその後の提案の中で、徐々に優勢になって行きました。

ベンチャー企業の企画は素晴らしかったのですが、
案件が進むと懸念点が浮き彫りになってきます。

製造スピードはどうなのか?
良品率は?
そもそも本当に製造できるの?

もちろんベンチャー企業もいろいろ策を講じて対応をとりましたが、
最終的には不安点が高いという判断で、アイディアだけの買取となりました。

最終判断の基準は不安要素がある。だけで、出来ないわけではなく出来ない可能性があると判断され、その場合のリスクを選定者は優先しました。

構図としては
発想力 提案力 簡略化によるコストを掲げたベンチャー企業
             VS
信頼力 保証力 業務内容の詳細を十分に把握した老舗企業    でした。

老舗企業側は、
営業部門から商品開発部へ設計依頼 
工場の生産管理部隊に製造キャパの確認 
品質保証部へ品質レベルの取決め方法の確認 
企画部門に商品提案の検討の打診

様々なセクションに検討・確認依頼を行い検討した内容を提示しました。
そう言った事もあり実現可能性を確認出来ている提案だった様です。

私が思う企業の営業担当の業務の一つとして、
社内部署への適切な要請依頼と情報伝達 そして、得意先へ最適な提案を提供
そこに奇抜な発想も必要ですが、
あくまで納期とコストと品質のバランスをとった提案を行う事を求められます。
圧倒的な企画力で他社を圧倒するドラマではそんなシーンがよくありますが、
それはやっぱりドラマなのです。

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企業はスピード感が無いと思われがちですが、
大企業だからとあぐらをかき続けていたわけではなく
会社・個人の成長の為、様々なチャレンジをしてきています。
企業には、その成功の結果の事業と失敗した経験が山のようにあります。

そういった中で企業で活躍するというも、それはそれで魅力がある事です。

ではなぜ、
管理職目前の営業マンの私が、秘書検定1級を学ぶのか?

秘書検定の問題をご存知ですか?
私が思っていた印象は上座 下座の位置 ・敬語 などビジネスというより、
躾的な内容かな?? 全く私自身には不要な内容だな。

・礼儀正しい挨拶をきっかけにした提案より、圧倒的な企画力
・きっちりしたビジネスメールより、親しみやすい話から作る関係性の構築
この能力を伸ばして行きたい!!今でもその考えは変わりません。

今まで短所を治す事より長所を伸ばす事を大切にしてきました。
しかし、もうそれでは勝てない。。

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そんな私に一つの転機が訪れます。
会社に入り、5年間で仕事のイロハを覚え一人で基本的な営業業務をこなし
だんだん自信がつき、新しい事やルーティン業務を超えた仕事にも挑戦し結果も出て、10年目に自信と社内での評価を得る事が出来ました。

次私がチャレンジすることは何だ??

5年かけて仕事の型を身に付け自身の強みを理解し
覚えたノウハウを発展させて仕事を取ってこなす。
あれ??もう自分自身が学ぶ場は実践しかないのか。。。
実践習得以外に自信を成長する機会がないのか。。。
あと学ぶ事はマネージメント能力や財務知識などの座学か??
そんな訳ないです。

企業は日々効率化の為、分業化が進み
今では、Job型労働へと業務は専門化して行っています。
専門化すれば、新しい知識を実務の中で知る事は少なくなります。
(会社は個人の成長はなく、ツール的に個人のスキルを必要としているので)

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先ほどまで、企業の良さを書いてきましたが、
ある一定のレベルまで来ると成長スピードが止まり(これはベンチャーでも一緒)
そこから成長を続ける為のステップを考えなく(考えれなく)なりがちです。
(ベンチャーなら転職や独立などで環境が変わる事)

<この様な立場になる事で環境が変わっていきます。>
・後輩をサポートする立場
・チームの結果を上司と共にコミットする立場
・結果として日々の仕事に追われていく立場
・自分だけでなく家族の事も考える立場
・友人なども同じ環境となり、意見を言い合える機会がなくなる。  

自分主体だけで物事を捉えれなくなっていきます。

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いろいろな環境変化もあり、
自分の事を考える時間をだんだん取らなくなります。
(取れなくなっていきます。)昔は自分のことばかり考えてたのに。。
さらに、会社は新しい知識の習得の場を作ってくれていますが、
強要される訳ではないので、気づいた人以外は取り組みません。
(アリとキリギリス  茹でカエル状態です。 タチが悪いのは本人もサボっている訳ではなく、環境が気づかない様に鈍感になっていっています。)

そんな折、私は自分自身の今後の事を考える機会を得ました。
自分自身の成長 価値の向上 を考えた時に出た一つの結論として
他者との差別化のスコープ範囲を漠然と考えるのでなく、
一度社内で考えてみる事にしました。(同期や数個上の先輩,直属の上司も含めて)
有名人と比べて・あの企業に入社した同期と比べて・独立した人と比べて。。
もちろん気持ちもわかるし、大切な事ですが、まず見ないといけない世界は
自社の社員で見てみて、そこで勝ち抜くこと。
社内でオンリー1な存在になること。
決して出世レースで勝つ事がではなく、自分自身の成長を考えた時の指標です。

その結果私は、短所の改善に取り組む事を本年のテーマとしました。
長所については、
この10年間会社の社風もあり、のびのびと伸ばさせてもらえました。
うちの会社は、本当にその当たり自分にはは合っていました。
一方で、短所を直す機会は今まで少っかったと思います。

私は物事の本質を捉えて必要な要素を取り入れ、周りに伝える事を得意とします。
その結果、詳細の確認を怠ったり、思い込みで突っ走る事も多くあり、
その欠点については若さとキャラクターでなんとかなってました。。
会議などでも、発言しないより、わかっている事だけでも発言する方が
ずっといいと思ってきました。

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そう思ってはや10数年ついに、次のステップを考える様になりました。

ここからさらに私自信が成長するとして、この長所をさらに飛躍する事より
短所を克服する事が成長につながるのではないか??
効果効率の観点で、長所を伸ばす事で獲れる成果と短所を伸ばす事で獲れる成果を比較して考えた結果もっとも効率的効果的な方は短所の克服フェーズにいる


そんな私が今まで一番不要だと思っていた礼儀やマナーなどを重んじる
秘書検定を学ぶ事で何に気づき何を考えたかを今後残していきたいと思います。

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強みを伸ばす事も必要ですが、弱みを克服する。
やりたい事をやるだけでなく、やる事を好きになる。

この視点で、勉強をしていこうと思います。
伝えたい事は、何か新しい知識 経験を得る事は楽しい事です。

このnoteが読んで頂いた人の新しい行動への一つのきっかけとなる事を望みます。



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