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1/10思考

そろそろ「1/10(10%)しか持ち時間がないという前提で未来を考えるのはどうだろう。

もともと我々人間ひとりが持っている時間は長いようで短い。1/10思考はデジタルトランスフォーメーションのためのリセット手段にもなれば、充実した人生を考えるためのリセット手段にもなるのではないだろうか?

コロナ騒動で多くの人がテレワークを強いられている。初めて取り組んだ人の感想には「案外イケる」「やっぱり無理」、いろんなものがあるだろう。

いずれにしても多くのテレワークは、やれZoomだ、Teamsだ、skypeだ、Googleだ、Facebookだ、LINEだ、slackだ、chatworkだとツール選びとツールの使い方に終わってしまっていないだろうか?

緊急時に事業活動を維持しようとすればそうなるのは当然だろう。国の要請でやむなく取り組んだ企業もあるのだから。

しかし、そろそろ前提を変え、思考転換を図っても良い時期ではないだろうか?

前提とは何か?

今まで通りの時間で、今まで通りの仕事を、今まで通りに行う、という無意識下にある前提である。

この前提は無意識ゆえに気づかれにくい。

しかし、これは結果的に「これまでの仕事」を維持するためにツールを、IT、デジタル技術を使うことになる。

コロナ前から時代は転換期にあった。求められるのは変革である。

変革は前提を変えることを求める。 

真面目な人や組織ほど、これまで通りに「きちんと」やろうとしてしまう。これでは変革は難しい。

コロナをある意味言い訳として前提を変えてみてはどうだろうか?
どんな前提を置くかに戸惑う人や組織もあるだろう。

そこで提案したいのが1/10という前提に基づく思考である。

時間があるからやらなくていいことまでやってしまう。
やらなくていいことをデジタル化しても意味はない。  

時間がないのにやってしまう。
仕事も家庭もいろんなものを抱えたままで今まで通りやるのは無理がある。

これは過労死orメンタルヘルス疾患に繋がりかねない。コロナにかからなくても、コロナという災害による災害関連死になってしまってはこれまた意味がない。

そこでコロナを理由に無理矢理、1/10しか自分(or自社)には時間がないという前提を置く。

1/10しか時間がないとき、自ずと限られた時間で自分は何をするか/何をしたいか/何をしなければならないか」を人は考える。

余分なものを削ぎ落とす。
やること/やりたいこと/やらなければならないことを絞り込む。

そのうえで「テクノロジーに何をしてもらうか」を考えればIT、デジタル技術、ロボット、各種のテクノロジーをもっと有意義に使うことができる。

本来我々の中に眠っている創造性、新しいモノやコトを考える/創る楽しさ、働く喜びを呼び起こすこともできるのではないだろうか?

今まで通りの仕事や生活を維持するためにテクノロジーをどう使うか?ではなく、より望ましい、これからの仕事や生活を実現させるためにテクノロジーをどう使うか?という発想への転換

1/10思考は従来の延長線で未来を想定するフォアキャスティングから、望む未来から逆算するバックキャスティングへの思考転換でもある。

1/10という制約を敢えて課すことで真に望んでいるものは何かを自らに問うことができる。

自らに問を立てることから逃れていては変革はいつまで経ってもなしえない。そして自らが変革を望まなくても周囲はドラスティックに変わっていく。

コロナは我々に強制的な思考転換を求めている。この機を活かしたいものと思う。

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歩く好奇心。ビジネス、起業、キャリアのコンサルタントが綴る雑感と臍曲がり視点の異論。

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自他ともに認める「歩く好奇心」。鏡のように人や時代を映して見せる「ミラリスト」/起業やキャリアのコーチ/人や組織のための「情報コンシェルジュ」/コンセプター/ストーリー共創&潜在力開発コンサルタント。書いているのはこんな人(https://www.tiakk.com/
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