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「覆面作家は二人いる」北村薫

北村薫、日常の謎の作家だ。
代表作は「円紫さんと私」シリーズ。
女子大生の”私”が日常で接する謎を、落語家の円紫さんが解決するという短編集。
以前紹介記事も書いたので、そちらをご覧頂きたい。

そんな北村薫が書いたシリーズもの。
覆面作家シリーズの第1作目が本作だ。
他に2作「覆面作家の愛の歌」「覆面作家の夢の家」がある。

あらすじはこう。

覆面作家としてデビューした新人作家は大富豪の娘。
家の中ではお嬢様だが、ひとたび家の外に出ると活発な女の子に変身するという”外弁慶”なのだ。
そんな彼女と担当編集者の主人公が、事件を解決したり、お互い惹かれ合ったりする話。
もう正直いって推理もののふりをしたラブコメなのだ!!

北村薫なので、推理部分もしっかりしているのだが、それよりも二人の関係が気になって気になって。
それが一番の魅力だ。

北村先生、やりますなぁ。
もしかしてラブコメ好きで、趣味で書いてたりして笑

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