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自作CGアニメ「ひょっとこ」制作記録~準備編~

始めに


 こんばんは。私はCGを勉強しながらyoutubeにホラー&ファンタジーな動画を普段投稿している者です。
今回は創作の記録ということで、制作途中の私の考えや失敗なども織り交ぜて書いていけたらと思います。
私は全くプロなどではございませんが、同じく自分で作品を作っておられる方の少しでも参考になれば幸いです。
今回はこの動画の制作記録になります。ご覧くださるととても喜びます。

アイデア&インスピレーション

どの作品にもそれが生み出されるきっかけとなるアイデアがあるものです。私はある日、サークルの活動で金閣寺に訪れた際、土産物店で販売されていたひょっとこのお面を見てアイデアが浮かびました。
神社・寺院とひょっとこを組み合わせてなにか面白いものができないか考えました。
ひょっとこは私たちの知名度も結構高いものの、見方を変えれば少し不気味に見えるので、恐怖の登場人物としては良いと判断しました。
そうして思いついてたシチュエーションが、

”山奥の村にひょっとこの面をかぶった人間たちが神道と村の伝統的な風習が混ざった信仰を行っている集落に二人の女が迷い込み、そこでひょっとこ人間たちの奇妙な信仰を目撃する”

といった感じになりました。
なんだかミッドサマーみたいですね。余談ですがこの動画を完成させた後にミッドサマーを鑑賞したので、かなり興味深かったです。

表現したいものが決まったところで、どんな物語にするか、具体的にどのような表現をしたら楽しめるかを考えて行きました。例えばこれは過去に旅行に行ったあの建物のような見た目にしたい。とか、この小道具は平安時代風で!等等。
思いついたことをざっくりと文章や絵でスケッチブックにメモしていきます。自分しか見ないので汚くてもOKだとおもってます

資料集め

しっかりと作る完成像ができていないと完成しない、もしくはヘンテコなものが生まれてしまいます。
なので完成の助けとなる資料(主に画像)を集めを行います。
祭壇にお供えしてある食べ物の見た目を平安貴族の食事風にしたいと思ったため、インターネットで画像を検索します。

見つかった画像で自分のイメージに近いものを集めてそこから良いとこどりをしていきます。

完成した食べ物(肉、魚、紫ブドウ、火鉢、机は配布されているものを使用)

画像を参考にすることで迷わず無事作れました!

さらに狙って訪れたわけではないですが、大阪の国立民族学博物館へ訪れ、日本の展示の中で藁でできた呪いの人形の展示が印象的で、作品にも取り入れたいと思いました。

そのほかにも作る必要がある物をリストアップしたり、アセット(配布されている自由に利用できる3dモデル等)は何が必要なのかの検討をつけたりしました。

いざ作業開始!

もっと細かい準備が必要なのかもしれませんが、これぐらいで作業に取り掛かろうと思います。一人で作っておりますので自分以外に文句を言われることはありません。ここからは辛く厳しい創作の旅。根気強く頑張っていきましょう!

おわりに

この記事に記載されているワークフローが必ずしも正しいという事は決してありません。もっと適切で効率的な方法はあると思っております。
技術的に至らない点も多々あると思われますがどうかご了承ください。

この記事はこちらの動画について取り扱っております。ご覧いただけると嬉しいです。

閲覧ありがとうございました!


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