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子どもへのまなざしを大切につながる「子ども若者応援ネットワーク品川」

前記の投稿、児童虐待防止推進事業の講演会を開催してきた4つの団体の繋がりの話に続いて、パワーを発揮するつながりのお話。

(一社)子ども若者応援ネットワーク品川(以下、子若ネット)に、おばちゃんちは運営団体として参加していますが、ここに至るまでには20年近い道のりがありました。

現在の「子若ネット」には、7つのNPOと1つのボランティア団体が関わっています。

そのうちの4つのNPOは20年近く前から数年に渡って、今は亡き児童精神科医の佐々木正美さんのセミナーを品川区で企画運営していた仲間でした。佐々木正美さんのセミナーは毎回とても充実しており、運営団体間の信頼関係はセミナー開催を通して培われていきました。

病気療養中のため佐々木正美さんをお招きできなくなった年に、講師は変わってもセミナーは開き続けていこうという方向はすぐにまとまりました。その後運営する団体を増やし任意団体「子若ネット」と名乗り、毎年講演会や、映画会を子若セミナーとしておこなっていきました。同時並行して、品川区の事業「子ども・若者フリースペース」の運営を担うことになり、やがて一般社団法人「子若ネット」となったのです。

現在「子若ネット」は、フリースペースの運営や保護者支援、相談事業など、主に不登校やひきこもり傾向のある子ども、若者の居場所運営、その保護者をサポートする事業等を担い、毎月の運営会議では8つの団体が顔を合わせて情報交換し論議しています。

佐々木正美さんの名著に「子どもへのまなざし」があります。私達はいつも、佐々木正美さんの著書にも繰り返し書かれている、ありのままの子ども、若者の今を受け止めよりそい、共に育っていこうとする、そんな「まなざし」を大事にしながらつながっているのです。

(いく)

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「おばちゃんちの20年と これから」12月4日開催。
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