見出し画像

【単巻5冊読書感想㉙】『誰が見ても「上手な字」』『泣きかたをわすれていた』『うれし、たのし、ウミウシ。』『おバカな答えもAIしてる』『Jewels in the night sea』

 9月が終わりそうなので、慌てて本を読んでます。

 今年、400冊いくかなーいかないかなー……。

 まぁ、読みたいものを読んでいくしかないですね。

 というわけで、今回の5冊です。

 ノンジャンルすぎて個別に書いた方がいい気もしてきました、最近。



【1冊目】これは何回かリピートするかも!『誰が見ても「上手な字」 「クセ字」「丸文字」「幼く見える字」…も“3ポイント”で一変!』

 劇的に読んだだけで変わることを期待していた。

 で、結構「練習しましょう」って出てくるから、「どうせ練習しなきゃいけないのか……」とゲンナリ

 そう、わたしは癖字

 カキカタも習ってた。
 「汚い字はダメ」って親に言われてる気がして、すごく嫌いだった。

 だって、どんだけ頑張っても全然、字が綺麗にならないんだもん。

 ゆっくり書いても、結局読めないんだから、時間の無駄でしょ、と走り書きになる。
 というのを繰り返してきた。

 で、読んだ翌日。

 職場でやってみた。

 そしたら、「違う!

 まじで、違う!

 iPadで書いてみたので、ちょっと見て欲しい。
 上から、「走り書き」「普段の文字」「頑張って綺麗に書こうとした文字」「そしてこのタイトルを参考にして書いた文字」。

 もう、一目で違うでしょ!?

 見た瞬間、思考リロードが入らずに、ちゃんと読める!!!

 綺麗ではないけど、読めるじゃん!!

 この本読んで、翌日に覚えていることを、やっただけ!

 練習なしですよ!?

 ちょっとこのタイトルをもう一周して、練習もちゃんとすれば、もっとマシになるかも!!

 って実感が湧きました。

 練習します。

 癖字に悩んでいる方、マジでおすすめです。
 一章はかさ増しパートなので、二章から読んでください
 30分もかからないので、騙されたと思って。

 マジで価値ありです。



【2冊目】介護、独身、自営の後継者……女。自伝小説『泣きかたをわすれていた』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 なんとも言えません……。

 介護から物語が始まるので、すごく辛くなった。

 今はまだ、親は健在だけど……と。

 わたし、まだ、本を読みまくって、夏を浪費して、いつか後悔するんだろうなって思いながら過ごしている。

 人生を本に例えるなら……まだ、短編なんて言えない。
 というか、多分、書き出したら、すでに200ページくらい書けると思う。

 あなたの人生は、どうですか?



【3冊目】ウミウシの話がほとんどない! ただの科学エッセイ『うれし、たのし、ウミウシ。』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 ただの科学エッセイって言い方もおかしいけど。

 ウミウシの話が一割もない!!!

 ウミウシのおもしろ生態が読みたいのに、海の環境問題とか、水族館博物館美術館評論とか……。

 タイトル詐欺も大概にしろー!!



【4冊目】AIとは、なんぞや。かくも融通が効かないんです!!『おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 「AIって何?」って話題になったら、絶対にこの本をオススメしよう! と思った一冊になりました。

 俗にAIと呼ばれているものは、つまるところ「機械学習」「ディープラーニング」と呼ばれているもの。

 機械学習でできたプログラムは、意味を知らない。倫理もない。

 シンギュラリティなんて起きようがない。

 っていうのをわかりやすく解説してくれる。 

 まず、大量の「教材」を君なりに学習してね、と投げる。
 人間よりも早くそれを学んで、彼らなりの結論を出す。

 それは……。

 腫瘍の写真に必ず写ってるものがあるんだ! 定規! だから、主要っていうのは定規のことだよね?!

 A地点からB地点へ仮想空間で移動するには……身体を長い棒状にして倒れればYou do it!! え? 二足歩行? 何それ知らないよ。

 右と左に分かれた廊下。左に全く人を入れないようにするには……皆殺しだ!! え? ドアを閉めとけばいい? ドア? 何それ知らないよ。

 人間さんの癖を完コピしました! あなたが採用したいのは、ズバリ! 白人男性ですね!

 機械学習、一つの強みとたくさんの弱み。
 「笑えるけど、笑えない」豊富な失敗例で解説してくれる一冊になっています。

 

 


【5冊目】図書館で万人が借りるべきジャンル一位、写真集『Jewels in the night sea 神秘のプランクトン』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 「図書館なぁ、読みたい本とかないし」

 「小説とか興味ないし、文字を読むの、ダルいし」

 「仕事に関する専門知識、書籍じゃ古いしな」

 とかで、図書館に行かない人へ。

 あるいは、小説だけを借りに行ったり、特定のジャンルばかり借りている人も。

 どんなタイプの人でもオススメできるのが、写真集!

 買うと高いし。
 でも、何回も借りるようなお気に入りのものができたら買えばいいし。

 ちょっと難点があるとしたら、「写真集」だけがまとまっている棚はないことかな。
 廃墟の写真集は建物関係のところにあるし、動物の写真集は動物学のところにある。
 まぁ、気になる写真集を見つけるために図書館のすべての棚をぐるっと回ってみるのも乙でしょ。

 最近できたような図書館だと、本のディスプレイにも凝っていて、こういう写真集を表紙を見せて配置してくれていたりもする。
 ただ、日本十進法に基づいて本を探しているわたしは、そういう配置されると惑わされて困ったりするんだけどね……。「47動物学、48植物学の次の棚が小説なんだが!? 5工学系や8言語の棚はどこだー!?」ってなりましたよ。

 閑話休題。

 というわけで、プランクトンの写真集です。

 生物の名前とか、用語を解説するスペースがないので、「何の話だ?」みたいになったりもしたけど、そこはググればいいしね……。

 表紙の通り、生物独特のきらきらした小さい海の生物の世界。

 寝る前に1chapterずつ読んで、たいへんに癒されました。

 というわけで、皆さんも図書館で写真集を借りてみてくださいな。




 それでは最後に。
 皆様の読書ライフの充実を祈って。

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします。Kindle Unlimited攻略記事からのサポートがあれば、更新&投稿頻度を上げたく思っております。