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徒然1日1冊 Kindle unlimitedタイトル紹介 #95『大つごもり』
今日の一冊!
大晦日を描く、樋口一葉の短編。
現代語訳だから読める樋口一葉。夭折した天才作家。これまで読みにくかった作品を現代語に翻訳しました。十八歳で山村家へ奉公することになったお峰。つらい毎日だったが、そのうえ病気の伯父から借金の工面を持ちかけられる。金持ちの奥様に相談するが……大晦日の日はすべてドタバタしていた。最後までハラハラドキドキするが、読み終れば意外とスッキリする物語。
昨日まで、クリスマス・イヴ、クリスマスの小説を紹介してきました。今日からは、年末年始のお話を紹介していきたいと思います。
今日紹介するのは、樋口一葉の短編「大つごもり」。年の瀬、借金苦の叔父を助けるべく、奉公先に二円を借りようとする娘を描いた小説です。
借金の取り立て、正月準備のお金……と、当時の年末の風物が詰まったお話です。ぜひ、本タイトルを読んで、当時の年の瀬に思いを馳せてみてください。
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