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【単巻5冊読書感想⑳】『変半身』『学習院女子と皇室』『緊張しない「最初のひと言」大全』『クラゲのふしぎ』『僕の狂ったフェミ彼女』

 このシリーズも、もう20ですよ。

 これで、100冊!!


【1冊目】村田さんローラー中『変半身』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 村田さんに今更ながらハマって、著書をローラーすることに決定。

 このタイトルは、あんまり合いませんでした。

 まぁ、そういうこともありますよね。

 次を、楽しみにします。



【2冊目】んーまぁ、新潮新書だしな『学習院女子と皇室』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 定期的に単巻5冊を読んでくださっている方は、「えっ、急に皇室ですか」って思われるかも。

 「あ、この本!」と思った方は、まぁ、そういうことです笑

 まぁ、日本でいちばんのスキャンダルですしねー。

 というわけで、衝動買い。
 いや、Amazonのポイントが貯まっていて、それで買おうと思ったんだけど、なぜか「使う」を押してもポイントで購入できないんですが……。
 なんでだ?

 まぁ、新潮新書なので本としての質は……。
 最初の方はいいのですが、中盤から中弛みして、最後の方はとりあえず原稿埋めてますみたいな。

 まぁ、新潮新書なので、そういうもんだと思って購入してますけど。



【3冊目】「会話が苦手!」の処方箋『緊張しない「最初のひと言」大全』

 一時間弱でさらっと読めるので、会話に悩みがある方は手に取ってみていいかもしれない。

 「おはようございます」が吃ってしまうなら、もういっそ「お」は言わなくていい!
 「ま」を強めて語尾をはっきりさせる。

 会話が途切れたら、「そうそう」「そういえば」「それで思いたんだけど」から新しい話題を振る。
 できれば、自己開示(「趣味が〜なんですが」とか)から、相手の自己開示を引き出す。

 会議で質問が急に飛んできたら、「質問いただきありがとうございます」など感謝「ありがとう」から話し始める。
 失敗を指摘された時は、事情を口にする前に「申し訳ありません」をしっかり言う。
 「なんで?」「それで?」と詰めてくる攻撃的な人には、頭から反論をせずに、「どうしてそう思われるんですか?」など質問で相手の意見を聞く。

 初対面の相手には挨拶よりも「お会いできて光栄です」から入る。
 「嫌われないように……」と気にするよりも、相手の話に集中を第一にする。
 というか、そもそも「自分のことなんて誰も気にしてない!」ってメンタルでいよう!

 とかいうのがトピックごとに書かれています。

 うーん、読みやすいのは読みやすいんだけど、ノウハウごとの繋がりを考えて書いてあったらもっと使いやすいのになぁ……。



【4冊目】クラゲ入門書!!『クラゲのふしぎ』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 クラゲ入門。

 クラゲラバーな著者たちが、自身の意見やこれからの研究方向なんかも踏まえて、クラゲ愛を語る一冊でもある。

 一つ一つのクラゲの生態がユニークで面白い。

 藻類と共生してたり、海底で動かなかったり、他クラゲの毒針を盗んだり、脳みそないのに目を持っていたり、貝の中で子ども時代を過ごしたり……。

 コラムでは、「具体的なクラゲの種類を挙げて歌った曲」なんかを調べ始める。
 いや、一ページコラムに割く労力じゃない。
 よっぽどクラゲが好きなのね……。と、若干引いたり笑

 なんとなくのクラゲ好きから脱却するには、クラゲを求めて海へ行き、最新論文でクラゲの生態を知る……なんてことをしなければなんだろーな。



【5冊目】フェミ女子VS自称ノーマルゆるアンチフェミ『僕の狂ったフェミ彼女』

※このタイトルはKindle Unlimited対象ではありません

 韓国って、中絶もできないってマジ?

 結婚するまでアラサーになっても実家から出ない男子がデフォ、父母に相談して何事も決める……えぇ……?

 と、日本の男性でも、違和感を抱きそうな韓国社会。

 結婚や孫への圧とか、共感できる部分もあるだろうけど。

四年前、納得できない別れ方をした彼女が急にフェミになって目の前に現れた。
 というとことから始まる、男尊社会でフェミニストとして生きるアラサー女性の恋愛が、その彼氏の視点から赤裸々に描かれています。

 彼氏視点ってのが斬新だけど、多分、フェミ彼女目線では小説としては成立しない気がする……。

 世の中のノーマルな男性は、フェミに対して何も考えずにゆるーくアンチだよね。
 まぁ、既存社会に適応して生きているってことは、必然的にそうなるけどね。

 って言う、「独特の冷めた」感じがもー、刺さる刺さる。

 大企業で働いているハイスペック彼氏の友人グループや親戚の集まりとかがもう、「内情わからないけど、最低二割くらいはモラハラ夫ですわ、これ」ってなるのよね。
 親戚の集まりをホテルでやるのに、食事手作りて持ち寄りって何それ!? フェミに染まらないようにTwitterはやるなと教育してるとか、ナチュラルにモラ夫ですね乙みたいな。

 っていう、女性目線ではツッコミどころばっかりでちょっとしんどくなる部分もあるかもしれない。
 女性の方は元気がない時とか、気をつけて読んでください。

 でも、ちゃんと恋愛小説として読めるのが、個人的によかったですね。 

 韓国小説、これで3冊目ですが、どれも面白い!
 今後も積極的に読んでいきたいです。



 これから出会う100冊に胸をときめかせながら。

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