牧のうどん「緑の天ぷらうどん」を一口食べると、お口の中が山笠祭り状態。
こんにちは。福岡に移住してフリーランスをしている酒井です。
今、東京に出張中なのですが、朝から牧のうどんが食べたくて早起きしてしまいます。早く福岡に帰りたいっ!
というわけで、出張前の牧のチャージで食べてきた「緑の天ぷらうどん」。
こいつがまた、なかなかの「ごちそう」だったのです。
練り物は具沢山になるほどウマイという事実。
思い返してみれば、今回の緑の天ぷらのような「ねりもの」の味に初めて感動したのは…箱根で食べた「かごせい」のイカが練り込んである「籠てまり」だったような気がする。
箱根湯本の駅前は、観光客ひしめく食べ歩きスポットになっていて、そこで揚げたての練り物を串に刺して売っているわけですね。
そのいい匂いに釣られて、一本買ってみたのですが、それが想像をはるかに超えるうまさだったんですよ。
表面カリカリ、中フワフワ。そして、特筆すべきは歯応えのあるイカがゴロゴロ。
それまで、「ねりもの」って主役を張れる食べ物じゃないと思っていたんですが、まちがいなく主役級のうまさ。ごちそうなんです。
プリっとしたねりものの中に、小君良い歯応えの具材があると、味わいの余韻が長い気がするんですよ。
おっと、ついつい「かごせい語り」になってしまいましたが、話を牧のうどんの「緑の天ぷら」に戻しますね。
この緑の天ぷら、こいつも「主役を張れるねりもの」だったんです。
明らかに以前食べた「丸天」とはモノが違う。
風貌が明らかに、さまざまな経験を積んでいる歴戦のツワモノ感がありますよ。
そして、「緑の天ぷら」は、そのねりものの中に入っている具材の数がとんでもなく多かった!!
とにかく、咀嚼するたびに違う音がするんですよ。
あーん、パク…
ポクポク
シャキ!
コリ
むにゅ
ぐいぐい。
一枚の「ねりもの」から、ここまでの食感を感じ取れるなんて、だれが想像できますか!?
一口食べた後に、思わずお箸を置いて、腕組みしちゃいましたもんね。
そして、スマホに口の中からでてくる咀嚼音をメモとっちゃいましたから。
この食感を生み出した具材を一つずつ紐解いていくと、
ポクポク=枝豆
シャキ!=キクラゲ
コリ=イカ
むにゅ=たまねぎ
ぐいぐい。=ごぼう
こいつらが一気に口の中に入り込んでくるわけですから、お口の中が山笠祭りみたいになってるんですよ。
「おいしょおいしょ!」と、それぞれの具材が主張してくるんですよ。
噛めば噛むほど気分が上がる。アゲアゲな揚げ物なんです。
で、何度も緑の天ぷらを見ちゃう。
どんだけ具材練り込まれているんだよ!って。
落ち着きがないねりものなんです。だが、それが良い。うまい。
そして、この緑色の正体は、ほうれん草を練り込んであるみたいです。
あと、本日は牧のうどん、マリナタウン店に行ってきたんですが、ここの店員さん、優しいんですよ。
食べやすいように、4つに天ぷら切ってくれるんですよね。
本当にこういう気遣いができるお店好きだなぁ。美味しいもの食べさせたいって気持ちが伝わってきますもん。
フードコートの片隅にどーんっと置かれたうどん機がごっとんごっとんとうどんを打つ音を聞きながら、本日も美味しくいただきました!
牧のうどん、大好きだ!