邦画が多い、時もある。
プロローグ
ついに30を迎えまして、なんだか人間として落ち着くのかなと思えば、まさかその日を境に突然そんなことになったりするわけもなく、やっぱりローマは一日にして成らずです。
日々の積み重ねで、もう少し大人になれればなと思います。
こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。
「正欲」 (配信)
不思議ですね。普通に面白かったんですけどね、でも多分原作読んだ方がいいんだろうな、ってなんか思いました。
決して激しさはないんですけど、でもずっと独特の空気感が流れてて、良きです。
自分には理解できないからこそ少し気持ち悪い感じもあり、でもこの人たちもこの人たちなりにこの世界における落とし所を探してるんだろうな、って。
こういうのを見る度に、自分がそう言う悩みがないから生きやすいのかもな、と思いつつ、でも自分の中でもきっと生きづらい部分は持ち合わせてて、結局持ってる悩みもそうだけど、その人次第でもありますよね。
「健さん」 (配信)
映画俳優高倉健の映画人生を近しい人たちから話を聞きながら振り返る映画。
正直僕は全然知らないし、この映画で語られてることもほんの一部でしかないのは分かってるけど、それでもやっぱりカッコイイんよな。多分これから先こんな日本の男は現れないんだろう、そういうカッコ良さ。
具体的にどこがもどうかと言われると難しいんだけど、そこはかとなくカッコイイんだ。
しかも日本だけじゃなくて世界で愛されてるってのがいいよね。これで海外の人に、日本男児はこんなカッコいいのか、って思われたらとても申し訳ない。
日本の古き良き名作も、見てみるべきですね。
「仄暗い水の底から」 (配信)
とてもいいJホラーですね。これくらいの画質と暗さがいいんです。
話としてはずっと怖悲しいし、終わり方も全然ハッピーとは言えないんだけど、それでも本当娘を思う母親って感じでいいです。
正直幽霊の子が悪いとかでもないし、可哀想。
子供を産むと決めたのなら、ちゃんとした環境を準備するのが親たる者よ。何も考えずに産むなよ。
エピローグ
やっぱり洋画の方がウエイト多いこんな僕ですが、もちろん邦画にもいいところはたくさんあって、特に、昔のものなんかは嗜みたいなと思うんですよ。
去年、「七年の侍」を見た時も痛く感動したので、やっぱり日本に生まれたんだから、少しでも日本の良さに触れたいですね。