フォローしませんか?
シェア
伝説のつるぎ 大熊健司
2022年3月15日 08:07
前回まで。 それからどれくらいの日にちが経っただろうか。ある日、カクリがいつものように仕事を終えて帰ろうとすると、後ろから声をかけられたのだった。「どうも。」 カクリが振り向いた先にいたのは、ハノではなく、ミトミだった。「ミトミさん。この前はご馳走様でした。とても楽しかったです。」「ああ、こちらこそ。うちのハノが急に声をかけてしまったようで、すみませんでした。」「いえいえ、むしろあり