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伝説のつるぎ 大熊健司
2022年10月15日 00:15
前回まで。 カクリとテトの二人にとっては想定外の事態となったが、これも旅の醍醐味だと割り切ることにした。 夕食を食べ終わってから寝るまでのこの時間が、数少ない息抜きの時間であった。といっても知っての通り、辺りは一面田んぼ。これと言った娯楽もないため、部屋に戻って寝るか、ともにこの仕事に従事している者たちと語らうかくらいしかやることがなかった。 初日の夜の様に、宴でも開かれればいいものだが、