229回noteで書いた結果


タイトルにもある通り、これで記事の投稿は229回目になる。


僕はライフコーチという仕事をしている個人事業主で、物書きでもクリエイターでもない。


最初にnoteに来た理由は有料で記事を売ってみたかったから。


有料noteを作ってみたら、作った過程も文章にしたくなった。その記事が沢山の人に読んでもらえて、嬉しくなってまた新しい記事を書いた。


そんなことを繰り返しているうちに気づけば229記事。


僕にとって文章を書くことは「コーチビジネスの集客のため」だけじゃない。


もちろん結果としてnoteで書いた記事を通じて何人も大切なクライアントさんができたけれど、集客を狙うだけだったらもっと効率のいい方法は山ほどあると思う。


僕にとってブログを書くことは「自分の言葉を育てる作業」だ。自分の頭の中にある感覚を一つ一つ言葉にしていく。


ブログを1つ書き上げるたびに、僕の中には言葉が溜まっていく。


言葉は力だ。「夢はノートに書くと叶う」と口にする人は多いけれど、僕もそのとおりだと思う。理想は具体的に言えれば言えるほどいい。


なんとなく思っていても叶わない。そして言葉にすることで効果を得られるのは「叶えたいこと」だけではない。


伝えたいことを言葉にすれば、伝えるときに使える言葉が1つ増える。


「伝えたい」とただ思っているだけの人と、「伝えるために言葉を増やし続けている」人では天と地の差がひらく。


僕にとって伝えたいことを書く作業はスポーツ選手の「体力づくりの走り込み」に近い。


どんなに技術を頭に入れても、それを実際にプレーするだけの基礎体力がなければ机上の空論。


僕はライフコーチだから、クライアントの話を全力で聞いて、瞬時にフィードバックを出さなければいけない。


頭で考えていることを0.1秒で口に出せるかどうかは技術じゃない。言葉の基礎体力の問題だ。


日頃から考えていることを言葉にする習慣があれば、本番でも自然と思ったことが言葉として口に出るようになる。


日頃訓練していない人が「頭で考えていることをうまく言葉に出せない」のは当たり前。


それは「日頃全く運動をしないけどホームランが打てない」と言っているのと同じこと。


僕にとってのnoteは「コーチとしての体力づくりをする場所」なのかもしれない。


完璧なブログを出すことも大事だけど、パッと書いてそれなりに成立しているモノを出せることも大事だ。


もちろん書くからには読んでほしいと思うけれど、「読んでくれないなら書きたくない」と言うほど読者のあなたに期待はしていない。


僕が僕のために一生懸命考えていることを言語化して置いておくから、それをなにかに役立ててくれる人は勝手に役立ててほしい。


そんなスタンスで僕はnoteと向き合っている。「読んでほしい」けど「読んでもらうためだけ」に書いているわけではない。


ブログを書くという行為は自分の思考と向き合うということ。日頃からなにも考えずに生きている人に何かを伝える文章は書けない。


PCの前に座って「何を書こうかな」と思っても遅い。ネタ探しは朝起きた瞬間から眠りに落ちるその時までずっと続いている。


伝えたいならまずは伝えたい思いを育てなくてはならない。伝えたいことを持ってPCを開いても、今度は考えていることがうまく言葉にならない。


そんな事をこのnoteで229回繰り返して僕が得たものは計り知れない。きっと僕は230回目もここで記事を書くだろう。


最後に「結局noteで集客はできてるの?」と気になるコーチさんに一言だけ。「YES」


思いが伝わればどんなビジネスだってできるよ。最初は集客が目的でもいいから、自分の思いを言葉にする挑戦をしてみてね。


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