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自分のために頑張って上手く行ったけれど引きこもりになった話



2020年3月。

僕を取り巻く環境は大きく変わった。


自分以外の人にこんなに応援されたのはきっと人生で初めてだ。色々な人が僕の成功を願ってくれて、僕はそんな人たちの成功を願った。


なんとも心地の良い人間関係がたくさんできた。忘れようとしたって絶対に忘れられないくらいの感謝が胸から溢れているのを感じる。



僕を世間よりちょっぴり早く見つけてくれて本当にありがとう。



今日は3月24日。
この時点での売上は自己最高記録に迫る勢いだ。


2018年7月。
200万円の契約×1本という超パワープレーから約1年9ヶ月。

やっと、やっと自己最高が見えてきた。
あの時とは全く違う方法で、ここまで来た。




『ついに月収200万円だ。俺はやったぞ。』




1年半前のあの日。
僕は天にも登る思いだった。




10年も身を置いたスポーツ界を半ば逃げるような形で飛び出した僕は、とにかく自分を説明するものが欲しかった。キャリーケースと日雇いバイトで稼いだ10万円だけ持って上京した。お金を貸してくれた彼女は地元に置いてきた。(1年後迎えに行って結婚した)



歌舞伎町にいる毎日の中で、優しい人も、怖い人も、優しそうな怖い人も、たくさん見た。拠点を中野区に移して組織を作った。何度も何度も崩壊した。結局一人になったけれど、僕はやめなかった。



『頼むから俺が必要だと言ってくれ』
『頼むから、お願いだ、俺を認めてくれ』



今だからわかる、僕の心の底にはこんな思いがあった。
だからこそどんな時でも頑張れた。頑張れてしまった。



そして25歳の夏、僕は晴れて月収200万円のコーチになったわけだったのだ。それは嬉しいに決まっている。




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興奮してたくさん写真を撮った
クライアントさんと一緒に




そしてちょっと虚しくなった。





あ、もういいやと心の奥で思ってしまった。
そりゃそうだよね。認められたかったんだもん。



そして僕はそこから一切主体的な行動をしなくなった。なんか旅に出たくなってバイクを買って日本一周した。


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愛車のイントルーダー
もう2回事故ってるけどまだ元気


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大学生の弟と二人で北海道へ
僕の動画は彼が編集してるんだよ〜




もちろん収入は0円になった。
そして10ヶ月間、ずっと僕は家にいた。






僕は成功した。
僕は証明した。
僕は大金を稼いだ。




だからなんだ??


この答えが出なかったから僕はずっと家にいた。
そしてこの状態が10ヶ月間も続いた。流石にしんどくなった。






330万円あったゆうちょ銀行の残高が14万円になったからアルバイトを始めた。あの日のことは忘れないよ。


近所のレンタカー屋さんの面接で『なんでもできます!』って言った。その帰り、ちょっと涙が出た。悔しかった。認められたかった僕の大事なものがまた壊れた気がしたから。




『このままじゃダメだけど何をしていいのかわからない』ってずーっと思いながら朝から車の洗車をしてた。汗だくで工場に行って、車検待ちの車を洗ってた。


事務員のおばちゃんから『前にも言ったよね?なんで覚えてないの?はぁ・・・』って言われる度に『申し訳ありません!気をつけます!』って笑って返事をした。

そう答えるたびに『地元を飛び出して上京してまで何をしてるんだろう』と思った。悔しさを通り越して、情けなかった。もう何も考えられなかった。





過去の栄光と、時給1200円のバイト。
これが僕の上京物語だった。




今日あなたに伝えたいことに僕が気づくのはここから半年後のことなのだけれど、そこまでの過程は少し省略するね。クレーマーに心を壊され、レンタカー屋を辞め。ウーバーイーツをはじめ、辞め。大して面白くも無い物語が続くだけだから。聞きたい?また今度ね。笑



そしてある日、僕は気づくんだ。
気づかせてくれたのは弟だった。




『にいちゃん、youtubeやってるんやって?俺のツレが編集できるらしいんやけど、話繋げてみようか?』




この時すでにあの200万円の札束の日からすでに1年半が経っていた。さびた僕の歯車がまたきしむ音がした。ギギ・・・ギィィィ・・・と心の奥で鳴った。



弟のけんちゃんと友達のたいせい君。けんはもちろんだけど、たいせいの事も僕は知っていた。二人とも母校の後輩でもあり、同じ陸上部でもあり、教育実習時代の教え子でもあるんだ。


そして僕は6つ年下の彼らからすると伝説の先輩で。
彼らの先輩の先輩の先輩が『本当にやばい先輩がいたんだ』と語り継ぐくらいの立ち位置なのが僕。まあ地方の公立高校で日本ランク1位なんてとろうもんなら、それなりの扱いは受けるから当然っちゃ当然だけど。



『僕が間違ったことを言ってしまったら、こいつらは間違った情報を信じてしまうぞ。実際に僕は彼らの先生だったわけだから。下手したら人生を台無しにさせてしまうかもしれない。』


そこからだ。僕は人生で初めて自分の成功よりも他人の成功を願って努力をした。『どうすれば一緒にいられない彼らとスムーズに仕事ができるか?』をひたすら考えた。(どうやって仕事を作ったかは別の記事で話しているから最後に貼っておくね)



生まれて初めて
『自分の成功』しか考えていなかった僕が

『他人を勝たせること』を考えたのだ。



ここからは本当に早かった。
全ての行動は『けんとたいせいをどう勝たせるか』を考えた。

僕のどんな背中を見せたら『ふたりが未来に希望を持てるか』を考えた。



そしてこの想いは、この2人以外にも派生していった。
発信する内容、動画で話すこと、全てがそうなっていった。





僕の話を文字で読んでる
あんたに言ってんだ。
あんたを勝たせたいんだ。



そう意識するようになってからは本当に色々なことが変わったよ。僕の発信で『何かが変わったよありがとう』って言ってくれる人が増えた。商品を作れば売れた。たくさんのプロが協力してくれた。





見える景色が本当に変わったんだよ。
全ては『他人を勝たせる』事を始めたあの日から。





ベース10項目

このマップだってその思考の結果だ



そして今、金額だけなら1年9ヶ月前と同じくらいの収入が入ってきてる。だけど全く違うんだ。


今の僕は人の力に支えられている。浮力が働いている。僕一人の力じゃない。浮き足立ってるんじゃなくて本当に浮き上がってる。僕の力は何1つ変わっちゃいない。使う方向が変わっただけ。



だから感謝しているのは本当の本当なんだ。


本当に僕を見つけてくれてありがとう。あなたたちのおかげで僕は僕でいられるんだ。僕のありのままを喜んでくれるあなたがいるから、僕はもっともっと自分をさらけ出せるんだ。


この記事を見たあなたに伝えたい事を最後に、1つだけ。





もし、今あなたが

自分の価値を疑うことがあったとして。
それを証明しようと必死になってるとして。
何かに絶望していたとして。


それはあなたに価値がない訳じゃないよ。
実力がないから見てもらえない訳じゃないよ。


あなたが自分を証明しようとすればするほど
あなたは一人で頑張らないといけなくなるんだ。
優秀であり続けないといけなくなるんだ。



あなたが間違っているのは
努力の方向だよ。


自分の優秀さを示すんじゃなくて
その優秀さで誰かのことを勝たせてみてよ。


もし、信じられないなら僕のことを見てよ。


痛い目みて、絶望して、傷だらけ。

それでもたった1つの視点の変換で
今こんなにたくさんの人に支えられてるよ。


僕の発信は全て
『昔の自分への手紙』なんだ。


僕のストーリーに共感してくれる
『あなたへの手紙』なんだ。


信じなくていい。
届く距離にいてくれよ。



届かせてみせるから。
僕が僕であり続けることで。



ありがとうでした!
これからもよろしくどーぞ!!




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〜こくちゾーン〜

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