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他人に挑戦を認めてもらえない時にどうするか。


結論、どうもしなくてよい。あなたの人生だ。誰に認められようと認められなかろうと、あなたがやるべきだと思ったことをやるべき。誰かの意見を聞いて自分の意思を曲げたとして、後悔するのは誰だ。身近な人に応援してもらえるに越したことはないが、理解を得られないことは決して『やらない理由』にはならないだろう。信頼は行動によって勝ち取るものなのに、何行動する前から信頼してもらおうとしているんだ。順番が逆だ。結果を出す前にあなたのことを認めてくれる他人などいない。いるとすれば自分自身だけだ。自分が信じてあげられないことをどうして他人に信じてもらおうとするのはおかしい。挑戦したいと言う気持ちを何年も抑えられる人なんていない。遅かれ早かれやるのなら、1日でも早く取り組んだ方がいい。誰かのために頑張ることは素敵なことだが、他人の意見を理由に挑戦しない道を選んで、後悔しなかった人を僕は見たことがない。結果を出せば認めてくれる人は増えていくし、それでもなお認めない人は「あなたを認めたくない人」であるので、年収が1億円になっても「あいつは汚いことをして稼いでいる」「金さえあれば偉いと思ってんのかよ」と言う。そうと相場が決まっている。だからご自由にしていただいてよい。


とまあ、辛辣なことをつらつらと述べてしまったけれど、なぜこんなことを急に言い出したかと言うと、先ほど友人と話していて「実はうちの奥さんがお前のこと嫌いな理由、『よくわからない仕事をしているから』なんだよ、ごめんな」と謝られたからである。てっきり僕は過去に失言をしてそのことをずっと恨まれているのかと思っていたけれど、まさか『よくわからないから』嫌われているなんて。そういえば最近はなかったけれど、起業したばかりの頃はこんなことばかりだったな。と思い出したので文章を書いている、というわけだ。



僕の周りにいてくれる人はもれなく全員友人の奥さんの嫌いな『よくわからない仕事をしている人』か『これからよくわからない仕事をしようとしている人』だろうから言っておくけど、人間は「よくわかんねぇ」という理由で人を嫌いになることがある。知らないものは怖いからだ。社会的な動物である人間は、群れの中に『よくわからないやつ』がいると脅威を感じる。そいつが群れの方針と違うよくわかんないことをして、群れ自体が崩壊することがあるからだ。だから本能的に『よくわからないやつ』は怖い。会社でも学校でも『よくわからないやつ』は「よくわかんねぇ」という一点のみ集団から弾かれることがよくある。よくわからないとかよくあるとか自分で言っててもよくわからなくなってくるが、とにかく人間は自分の理解の範疇を超えているものに対しては恐怖を感じるようになっている。お金持ちに「なんか悪いことやってんじゃないの」とか、活躍している人に「でもあいつは人間性がクソなんじゃないの?」と言いたくなったりする。(よくしらない他人の人間性に「クソ」と言える人間性はどうなのか、と突っ込みたくなるが)




だから僕が今日何が言いたいかと言うと「人から嫌われることを恐れていたら新しいことは何にもできないよ」ということである。僕は情報発信をしてお金を稼いで家族を養っているけれど、スマホが個人で使えるようになったのはここ10年のことだ。普及したのなんてここ4〜5年だ。そんなポッと出のデバイスでお金なんて稼ぐ人間は「よくわからない」の権化でしかない。試しにこれから起業する人は「ブログを書いてお客さんを集めてビジネスをしようと思うんだ」と周りの人に相談してみてほしい。「そんなの無理でしょ」「胡散臭い」「馬鹿なんじゃないの?」と言われる場合がほとんどだろう。それでもめげずに言い続けるとどうなるか。「頭おかしくなったの?」と言ってもらえるようになる。もれなくそうなる。僕もそうなったし、僕の周りの起業に挑戦した人もみんなそうなってる。「おお!それはすごいね!上手くいくと思うよ!頑張ってね!」と親切に言ってもらえたケースは見たことがない。



この『新しい分野で起業する前に他人に応援してもらう』というSASUKEのような難攻不落の『反り立つ壁』に丸腰で挑んで撃沈するチャレンジャーが後を立たない。これも人間のサガなのか。かわいいね。でも笑い事じゃなくて真剣にやってるのよね。なら解決方法は一つだ。『背中を押してもらうための相談』を身近な人にするな。家族や恋人など「起業をすると迷惑をかける可能性がある人」には相談ではなく「私はコレで行く、こうなった場合は迷惑をかけないようにこうする、あなたがダメと言っても遅かれ早かれやる、認めなくていいから許可だけ出してくれ」とプレゼンをしよう。決断を相手に委ねてはいけない。あなたの人生だから。やらなかったことを誰かのせいにできる状況は作っちゃいけない。



今のあなたの人生も、あなたの選択であなた自身が作った。これからの人生もあなた自身が作っていく。関係者はたくさんいるだろうけど、船長はあなたしかいない。だったらどうする。どうせ他人からは嫌われるし、背中なんて押してもらえない。だったとしても。行きたいなら行け。自分の責任で。他人に認めてもらうのは結果を出した後だ。それでも認めてくれない人はあなたのことを「認めたくない人」だ。だからご自由にしていただければよい。あなたの人生だ。どっちの人生がいいんだ。好きな方を選んだらよい。



他人がどう言うかなど、全く関係がないことだ。「お前のせいで挑戦できなかったじゃないか」と恨み節を吐く自分になってしまう自分になるより、挑戦して清々しく「ダメでした!!振り回してごめんなさい!!!ですが精一杯やり切りました!!!!」と言えた方が気持ちよくないか。人間素直じゃないとね。可愛げのある人でいようぜ、お互い。


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