読者を掴んで離さない『稼ぐ文章』が書けるようになるシンプルな方法
こんにちは。おはなし屋なおとです。今日は『稼ぐ文章を書く』というテーマで話していきます。
情報発信をビジネス活動の一環でやっている人が僕の読者さんには多いと思うのですが、闇雲に発信をしているだけでは当然お金を稼ぐことはできません。
今日は僕が8年間情報発信を中心に個人でビジネスをしてきた経験から、全てのコンテンツ作成の基本となる『文章』の作り方についてお話しします。
大前提として、今回の記事は趣味で情報発信をやられている方や、「稼ぐことなど全く考えていないよ」という人に向けては書いていません。ブログなんて好きに書いたらいいですからね。
今日伝えるのは「稼ぐことを目的として情報発信に取り組んでいて、今よりももっと結果を出せるような文章を書けるようになりたい」と思っている人に、僕の学んできたノウハウや実践して効果があったことなどを共有する記事です。
それでは本題に入ります。
『稼ぐ文章』とは何か?
僕の定義する『稼ぐ文章』とは「読者が販売者にたどり着くまでの道筋になっている文章」のことです。
あなたの書いたブログを読んだ人があなたの存在を知る。あなたの存在を知った人が、あなたの過去記事や他の発信を読み込んであなたのファンになる。あなたのファンになった人があなたの提供するサービスを買う。
この一連の流れを起こす文章のことを僕は『稼ぐ文章』と読んでいます。
つまり『ヘンゼルとグレーテルが森に落としたパン』のような記事を書きましょう、ということ。一つずつ読者をあなたのところに誘う記事を書いていけば、最終的にサービスが売れるので文章でお金が稼げると言うわけです。
どうすれば読者はファンになってくれるのか
ここを理解できるかできないかで、稼げる文章が書けるかどうかが決まります。読者は他人です。簡単に記事を読んでなどくれないし、記事を読んだとてファンにはなってくれません。
そもそも「読み手を絶対にファンにする文章」なんて存在しません。さあどうするかというと、たくさん読んでもらえばいいのです。
情報発信の世界では、接触時間と好感度は基本的に比例します。なのであなたの書いた記事をたくさん読んでもらえる状況を作りましょう。
たくさん文章を読んでもらえる状況はどうやって作る?
まず前提として、他人は何の関係もないあなたのブログを読みません。たくさん読むどころか、1記事も最後まで読んでくれません。というかタイトルさえクリックしてもらえません。
なのでまずは「読者の読みたいこと」をテーマに、最後まで読んでもらえる記事を1つ書けるようになりましょう。
あとはそれを何回もやるだけ。最後まで読んでもらえる記事が30本くらい書けると、「1つ記事を読んで興味を持ってくれた人が過去の記事を遡っているうちにファンになる」という流れができます。
どれだけいい記事を書こうと、最後まで読まれなければ興味を持たれることはないし、遡る記事がなければファンにはなりません。
とんでもなく長い文章を最後まで読ませられたら一撃でファンになってくれることはあるかもしれませんが、そんな力がある人にはすでにファンがたくさんついているはずです。
最後まで読んでもらえる記事を20~30本以上出す。基本はこれだけです。
「読者の読みたいこと」をどうやって定めるか
基本的に獲得する読者は「最終的にあなたのサービスを買ってくれる人」であることが望ましいので、自分のビジネスに応じた「読者の読みたいこと」を想定するといいでしょう。
僕のようなスタイルで個人ビジネスをしていくのなら、「過去の自分が喉から手が出るほど欲しかった情報」を出して最後まで読ませることを徹底していけば、「あなたみたいになりたい」という人がファンになってくれるので、サービスの提案もスムーズにいきます。
三年前のあなたが食い入るように読み込むようなブログを作れたらとりあえずはOKなんじゃないでしょうか。
この考え方で書いていけば「書き手が書きたいと思うこと」と「読み手が読みたいと思うこと」は必ずしも一致しないことに気づくはずです。
過去の自分が読者なら昔のことを思い出すだけでいいので、ぜひ記事を書く時は「これ、昔の自分なら読みたいと思うかな?」と考えてみてください。
そして最後まで読ませることを繰り返していくと、『あなたのお客さんになりたい過去のあなたと似たような人』が集まるというカラクリです。
最後まで読ませる文章はどうやって書くのか?
結論、「なぜあなた(読者)はこの文章を読むべきなのか」ということを明確に示すことです。WHYの部分ですね。
読者はそもそもなぜあなたの文章を読むべきかを理解していません。いきなり本題から入らないってことですね。前置きをちゃんとする。
この記事を読むことのメリットを訴求したり、過去の自分の悩みを使って読者の状況に共感したりすると良いですね。
これは漫才で言う『掴み』の部分と同じです。冒頭で読者の心を掴めていないと、どれだけいい内容を書いても最後まで読んでもらうことができません。
読者に「この文章は自分のために書かれたものだ」「この記事の内容が気になって仕方がない」と思わせる導入がかけるかどうか。
導入さえうまく決まってしまえば、ある程度文章がまとまっていなくても、読者側が「なんとかここから学びを得よう」と前のめりになってくれるので、最後まで読んでもらえる確率がかなり高くなります。
逆に導入でミスをしてしまうと、どれだけ質の高い情報を詰め込んでも読者が離れていってしまいます。ブログとお笑いは掴みが命、と胸に刻んでください。
掴みにどのくらいの文量を割けばいいのか?
これは僕の感覚ではありますが、「なぜあなたはこの文章を読むべきなのか」というパートに文章全体の半分は割いてもいいんじゃないかと思います。
そのくらい丁寧に「あなたはこの文章を絶対に読むべきだ!」ということを伝えなければ、他人である読者はあなたの文章を最後まで読む気にはならないものです。
書き手は伝えたいことがあるので「そんなことより内容にボリュームを割いた方がいいだろ」と思うものですが、どんなに質の高い文章でも「読者が読む気になってなければ読んでもらえない」という原則は忘れないでください。
ちなみに僕が文章を書くときの基本の構成は
という配分で書くことが多いです。これは僕が文章の書き方を習った時に教えてもらった基本の型で、この形式に当てはめて書けばまず間違い無いよね、というフォーマットです。
ぜひ使ってみてください。
まとめ
ラジオでも今日の内容を喋っていますので、稼ぐ文章の書き方を身につけたい人はこちらもどうぞ!
関連記事
今日の内容に関連する過去記事を置いておくので、ご一緒にどうぞ!
👇テーマ選定についての記事
👇コンテンツを量産するときのポイント
👇「最後まで読ませる文章」の作り方
👇過去の自分に向けた記事を書くことで稼げるロジック
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