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『攻めの休み』をしようよ 【フリーランスコーチが休みの重要性を説く話】


今日伝えたいことは3文字です。休もう。


「OK!休んできます!」と素直に言えるあなた。あなたはもうこの記事は読まなくていい。必要ないですから。


僕が伝えたいのは

「いやいや、休む暇があったら仕事したいですから」
「好きでやってますから」

と言ってしまうような、僕みたいな人に対して。


サボりぐせがあるというよりは、人が見てないところでもきちんと仕事に取り組むような。


「ちゃんとやれよ」

という言葉を言われる回数よりも、他人に思う回数のほうが圧倒的に多いような。



「なんとなく幸せだったらいいや」


と口では言うものの、心の深い部分では「自分の人生は自分の努力で掴み取ってきた」と信じて疑わないような。


そんなあなた。あなたですよ。


あなたに今日は話をしています。休もう。大事なことなので2回言いました。



休める状態じゃないなら、なおさら休もう



あなたはしつこく「休め」と言う僕に、こう思うかもしれません。


「休める状況じゃないんだよ」
「そんなに無理してるわけじゃないよ」
「そんなに多くはないけど休んでるけどなあ」


いいですか。優秀で、勤勉で、真面目で、努力して生きてきた人間のね。「ちゃんと休んでいる」は、ちゃんと休んでいないんですよ。


「睡眠時間は0ではない」とかそんなレベル。そりゃそうでしょ。0にしたら死んじゃうよ。「死んでないからちゃんと休めてはいます」なんて言わないで。


今日伝えたい「休もう」は、決して「死なない程度に休もうね」という話ではなくてですね。『攻めの休み』をしようと言うことなんです。


錆びた斧で木をきるのは効率が悪いよ



どういうことか。一言でいうと

「心と身体を整えてから努力したほうが、効率がいいのでは?」

という事に尽きます。


あなたが木こりだったとして、目の前にきりたい木と錆びついた斧があったとして。


錆びた斧を手にとって一生懸命ギコギコやるより、最初に刃を研いで斧の切れ味を整えたほうが、結果として早く木をきり倒せそうな気がしませんか?


僕が提案したいお休みはですね、

「一生懸命木なんてきってないでさ、そのへんでお茶でもしてようぜ」

という話ではなくてですね、



「本気で木を切りたいなら、刃こぼれした斧じゃ効率悪くない?」

ということなのです。



がんばり屋フリーランスはすぐ刃こぼれする理由



特にフリーランスのような働き方をしている人間は、自分を管理してくれる上司がいません。


「もっと働けよ」と言われないかわりに「ちょっと休めば?」と言ってくれる人間もいない。



誰に何を言われるまでもなく自分で行動できるタイプの僕は

「やった!これでガミガミ言われない!やりたいようにやるぞ!」

とはしゃいだものでしたが、ここに落とし穴がありました…



僕のような人間は、誰に何を言われなくても勝手に手を動かします。人の期待には応えるし、言われたことは完璧にやる。


基本的に褒められたい生き物なので、言われてないことまで完璧にやろうとする。


アクセルを踏むのが大得意なくせに、ブレーキがほとんど機能していない



やっていることが常に誰かに評価されるような事に取り組むなら、それはそれでいいと思うんです。


僕のような仕事でも、クライアントワークはすぐにフィードバックを得られるから、「やりすぎ」にも「やらなさすぎ」にも気づきやすい。


ところがですね、フリーランスの仕事の8割くらいは『雲を掴むような仕事』なんです。goodな反応もbadな反応もない。そんな世界の話をします。



誰にも褒められないし、誰にも怒られない


例えばこのブログ。ブログを書いて誰が喜ぶんでしょう?


読者であるあなたは

「いやいや!私が熱心に読んでますよ!」

と思ってくれるかもしれませんが、それは結果論でしかなくて。


いま僕はこの記事をパソコンでカタカタ書き進めていますが、この時点では

「誰が読んでくれるかもわからない」
「読んでくれたとてどうなるかわからない」

という状況なわけです。


ブログを書き続けるって相当エネルギーを使うことなんですよ。


・書いてすぐお金になるわけじゃない
・書けばいいってもんでもない
・誰が読んでくれているかもわからない
・仕事につながるかどうかは、つながってみないとわからない


ほら、雲を掴むような話でしょ。イメージは売れたいミュージシャンが駅前で路上ライブするような話で。


毎週大きな機材を担いで歌うけど、何も成果が得られない。不安で仕方ないですよね。


自分の歌が下手なのかな…
路上ライブから売れるなんて無理なのかな…
ひょっとして機材が悪い?
それともセンス?
こんなことやって、意味あるの…?


少しイメージしただけで、雲を掴むような話になってきますよね。


これです。この気持ち。フリーランスの仕事のほとんどは、こんな感じで進みます。


進んでいる実感を得られているときはまだマシな方で、むしろ後退しているのでは…?と自分を疑い始めたらもう地獄です。


だから優秀で勤勉で人の期待に応えてきたタイプの『頑張りフリーランス』は無限に仕事をしてしまうのです。不安だから。



不安を解消するための仕事は実を結ばない


その気持も、わかるんだよ。だって仕事してないと不安じゃんね。


「休め」って言われてもどうやって休んでいいかわかんないし。
そもそも自分は休んでいる暇なんてないし。
というか休むほど手を動かせてないし。
自分なんて全然動けてないほうだと思う。


そう感じるよね。僕はそう感じてた。


もし今あなたが苦しいのなら、これからちょっと辛いことを言うかもしれないけど聞いて欲しい。


傷つけるつもりはないんだよ。ただね、ここと向き合わないと延々に苦しい時期は続くから。聞く余裕がない人はここでプラウザバックしてね。



あなたが求められているのは『頑張り』ではなく『結果』だ



ビジネスにおいてあなたに求められていることは『結果』なんだよ。


あなたがどれだけ頑張っているとか、頑張れてないとか、大変だとか、そういうことはブログの読者やお客さんには関係がないことで。



彼らが求めているのは

『あなたの最高のパフォーマンス』

であって、彼らはそれを見にあなたの近くに集まっているんだよ。



『自分を犠牲にして頑張り続けるあなたの姿』

を見て喜ぶ人は居ないんだよ。



『いちばん頑張った人=一等賞』ではない



これはスポーツ選手をしていた僕はよく知ってる。練習を一番頑張った人が一等賞じゃないんだ。


当日に一番結果を出した人間が表彰台のてっぺんにのぼる。ただそれだけなんだよ。



僕が現役の選手だったころ、

「来年こそはぜったい1位を取るぞ!」

とシーズンオフに練習を頑張りすぎて、疲労骨折したことがある。



オフの間に十分な練習が積めなくて、結局そのシーズンは1年まるまる棒に振った。あの1年は本当に悔しかった。


勝ちたかったからこそ、自分という人間を最大に活かす方法を探すべきだったのかもしれない。今はそう感じています。



「頑張っている自分こそ自分らしい」

という思い込みがそこにはありました。違う。自分の価値はそこじゃなかった。



自分自身との向き合い方が足りませんでした。どう考えてもあのときの僕に必要なのは「追い込み」ではなく「心身の微調整」だったですね。



フリーランスの生き方はスポーツ選手とよく似ている



話を戻します。フリーランス、特にコーチという働き方は、スポーツ選手の生き方とよく似ていると感じています。


コーチとして選ばれるということは、

「お金を払ってもあなたと話したい」

と思われているということ。


それはきっと並大抵なことじゃないです。自分の魅力で勝負をするアスリートみたいなもの。


売れている人には売れている理由があります。それは芸能の世界でも一緒かもしれない。


一生懸命頑張っているけれど寝不足で顔がやつれているモデルさんに仕事が来るか?と言われると微妙なところですよね。


みんな一生懸命頑張っているんだけど、その中でも選ばれる人と選ばれない人がいる。


その差をひとことで言い表すことはできないけれど、この文章を読んでくれている、優秀で勤勉で、がんばりやさんのあなたに伝えたい。



「休む」こともあなたの魅力を整えるひとつの手段かもしれないよ。


休もうね。あなたの魅力を錆びさせてはいけないよ。




追記


今日の記事を読んでピンときたあなた。

「私に必要なのは『攻めの休み』なのかもしれない…」

と思ったら、この2冊の本を読んだらいいです。



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オススメ本①

エッセンシャル思考

https://www.amazon.co.jp/dp/4761270438/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_007CZSZ3BGA74MTFAXC5

オススメ本②

忙しい社長のための「休む」技術
https://www.amazon.co.jp/dp/4866220023/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_ZG6WKZNRVCJC8Z0N06T6


2冊とも新刊ではないので、メルカリを使うと安く買えますよ。


追記その2


これは余談ですが、先日床屋に行ったら店長から「なおとくんちょっと髪の毛細くなってきてるよ…頑張り過ぎじゃない…?」と言われて、自分が疲れていることに気づきました。


頑張り過ぎの良くないところは、エネルギーが分散して「ここぞ!」というときに力が出なくなることです。


スポーツで言うなら『練習しすぎて試合当日に結果が出せない』みたいなもの。


自分という人間が持っている資源は限られているからこそ、「ここぞ!」というときに120%のパワーが出せるエネルギッシュな自分でいたいですね!


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