お客さんから「買わせてくれ」と言われるコーチングの売り方
コーチングビジネスで営業に悩んでいる人って結構たくさんいるんですよね。
僕のところにも「売れないんです」「売り方がわからないんです」って相談がちょくちょく来ます。コーチングはできるんだけど、コーチングの売り方がわからないって言うんですよね。
まあ気持ちはわかるんですよ。やったことがないからね。何を話していいかわからないし、なんか営業っていうと『正解の手順』みたいなものがある気がするし。素人が適当にやっちゃダメなんじゃないかとも思うのも仕方がない。僕もそうでしたからね。
ではどうやって僕がコーチングを売れるようになったかというと、「売ろうと思って相手の話を必死こいて聞いた」からなんです。
売りたいけど売り方わかんない。だけど売らないと売り上げが出せない。周りにいる売っている先輩方にアドバイスをもらっても「とりあえず売ってこい」しか言われない。
とりあえずって何??わけわかんないんですけど???まあでも売ってこいって言ってるし、やってみるかあ…この状態でお客さんの前に立ったのがスタートでした。
(正しくは「今後お客さんになる可能性のある今はお客さんでもなんでもない人」なわけですけど)
実際にコーチとしてお客さんの前に立てばすぐにわかることなんですが、出会って開口一番「買ってください」なんて口が裂けても言えないです。コミュニケーションが不自然すぎるから。
初めて会った人に「結婚してください」って言うようなもんです。
なのでとりあえずは「今日は時間を作ってくれてありがとうございます!」みたいな話をするわけなんですけど、そこから先に何を話していいかなんて全くわからないわけですね。
自分が呼んでおいてさっそく沈黙なんてしちゃったら、相手からしても「???」なわけですよ。だから必死こいてなんか探すわけです。
そこで気づくんですね。「あれ、この人はそもそも何で今日来てくれたんだろう」って。自分が何を話すかばかりを考えていた時には頭が真っ白になるわけですけど、目の前に人がいるってことは「目の前に人がいる理由」があるよな。よしそこを聞いてみよう。
これは誰と話していても使える質問なんですよ。オンラインだろうがオフラインだろうが。あなたと1対1で繋がってるってことは、相手はあなたに貴重な時間を使っているわけです。
いったいなぜ???そこに一つの疑問があるじゃないですか。相手が目の前に着席してるってことは、相手にも「着席している目的」があるわけです。こんな謎を目の前にして質問をしないコーチがどこにいますか。
だから「売りたいならコーチングをすればいい」なんですよ。コーチングっていうのはそういう営みじゃないですか。
「呼びつけといてこんなこと言うのもアレなんですけど、なんで来てくれたんですか?」相手はきっと答えてくれます。だってその場にきてるわけだもの。タイムイズマネーです。そこにコストをかけるってことは理由があるはずです。
もしお客さんがあなたになんの興味もメリットも見出していなければ、その時間その場所にいるはずがないのですから。
その謎を解き明かすためにはいくつか質問をしなくてはいけないかもしれません。
「どこからきたんですか」
「今日来てくれた目的はなんですか」
「その目的をなぜ果たせそうだと思ったんですか」
「交通費をどのくらいかけましたか」
「私はあなたの役に立てそうですか」
きっとコーチングができるのなら、ここまで深ぼることの大切さは知っているはず。あとは話を広げていけばいいだけです。その人の期待している目的をまずは一緒に叶えていく。もし叶えられない場合は「こうこうこういう理由で叶えられないんですよ」と伝える。
もしかしたらそこで話が終わっちゃう可能性もあるんですが、それはそれでしょうがないですからね。
一緒にプロジェクトを進めていくような形で対話していけばいいわけです。コーチにとっては別に特別なコミュニケーションでもなんでもないはず。だから営業だってセッションだってやることは一緒なんですよ。
相手の望んでいることを一緒に叶えていく。セッションの場合は「フィードバックで気づきを促す」ということで叶えていくかもしれませんが、営業の場合は「話を深く理解した上で自分のセッションが役に立てることを伝える」ことがゴールです。
そのあとセッションが始まっていくわけですからね。
僕が今日伝えたいのは、「セッションだろうと営業だろうとコーチたるものやることはおんなじですよ」ということです。変に「売る」ということに構えなくていい。
お金をもらうのは長いプロジェクトの通過点にすぎないのです。ゴールでもありませんし、スタートでもありません。中間地点です。全部繋がっています。
コーチングはコミュニケーションの技法で、コミュニケーションとは人と人との間に生まれる営みです。「売る」ということに畏まりすぎて、「売れる前」と「売れた後」をズドン!と分断して考えてしまっている人がたくさんいます。
セールスもセッションも全部おんなじですよ。お金が発生しようがしまいがやることは一緒。最初から最後までコーチとして関わりをまっとうする。
そのために必要なプロセスが「買うこと」だとお客さんが理解したら、自然とお金を受け取れるようになるのですよ、というのがおはなし屋なおとの主張です。
本当に相手のことを考えて相手にとって必要な関わりをしていると、相手から「買わせてくれ」と言われることも珍しくないですよ。だってその関わりが必要なんですもん。
コーチには「なんもしてないけど売れる」というタイプの人も多いです。それが「あり方で売れる」ってことなのかもしれませんね。
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