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「個人ビジネスに最低限必要なブランディング」とは?これだけ押さえたらOK🙆

今日は「ブランディング…?はっきり言って何のことだかわからん!」という人のために、個人で起業して8年目のおはなし屋なおとが独断と偏見でブランディングを解説する回です。

この記事を読むことで、「ブランディングって何?」ということが完璧に理解できる…というわけではないと思います。なぜなら、僕も正直よくわかっていないからです。



自分がビジネスしてきた経験から「よくわからんけど…よくわからんなりに考えて…まあ、個人ビジネスの規模ならこのくらい押さえておけば十分でしょ!」という角度から切りこんでいくだけの回です。

辞書みたいな分厚さのブランディングについて書かれた本を隅から隅まで読んだところで、売上が伸びるとは思えん!知識は使えないと意味がないんじゃ!!(パワー系です)



ということで、早速解説入っていきます。おはなし屋なおとのブランディング講座、はじまりはじまり。



そもそもブランディングって何?


一般的に定義されているブランディングを辞書で引くと、こういう文言が出てきます。



ブランディング【branding】

顧客や消費者にとって価値のあるブランドを構築するための活動。ブランドの特徴や競合する企業・製品との違いを明確に提示することで、顧客や消費者の関心を高め、購買を促進することを目的とする。消費者との信頼関係を深めることで、ブランドの訴求力が向上し、競合他社に対して優位に立つことができる。ブランド化。

出典:デジタル大辞泉(小学館)


つまり、ブランディングとは「ブランド構築」に関する一連の活動のことを指すようです。言葉の意味はわかるけど、実際どうやってやればいいの?って感じですね。

僕がこれから起業しようとしている身でこの文章を見たら、「うーん!わからん!!」と思うでしょう。あなたはどう思いましたか?



そもそもなぜ『ブランディング』が必要かと言いますと、ブランド構築をしないと「他の企業、製品との違い」が明確にならず、顧客や消費者の関心が高まらず、購買を促進することができないから、ということがこの文章から読み取れます。

つまり、「他者との違い」を明確にでき、「購買を促進」することができれば、その一連の行為は『ブランディング』と呼べそうです。

「で、その一連の行為って何だよ」という部分が知りたいんですけどね。辞書には答えは書いていないので、自分で考えるしかなさそうですね。

せっかくの機会なのでこれからは僕が考えていることを書いていきます。




ブランディングとは『切り口』である


例えば同じ資格を持ったコーチがここに2人いるとします。同じスクールを出て、コーチング経験も同じくらいです。Aさん、Bさんとします。2人ともコーチングを仕事にして、最終的には独立することを考えました。

Aさんは「せっかくコーチングの資格をとったのだから、資格を前面に押していくぞ!」と考えて、SNSのプロフィールに「〇〇資格取得 有償セッション数〇〇h」と記載し、活動を始めました。

Bさんは「自分と同じ資格を持っている人はたくさんいるから、どうにかして自分独自の切り口を見つけられないかな?」と自分を棚卸しし、今までの人生で乗り越えてきた事をブログに書き始めました。

さて、AさんとBさんはこの先どうなっていくでしょうか。



結論、商売としてうまくいくのはBさんだと僕は思います。



Aさんは「自分の持っているもの」をそのまま出しているので、切り口がない。

つまり、自分のブランドを証明するものが「資格」で、その資格を持っている人は他にも大勢おり、他者(同じ資格を持っている人たち)との違いが明確化できず、購買が促進できません。



一方Bさんは「Bさんの乗り越えてきたこと」を切り口に活動しているので、Bさんの元に集まる人は「Bさんを求めている人」です。

乗り越えてきたことは他者と被らないので違いも明確で、購買を促進できることが想像できます。




どうすれば独自の切り口を作れるか


ブランディングは『切り口』だと言いました。「どこをどう切り取れば他者と被らないか」を考えること。


スパッと切れた竹を想像してください。スパッと切れてるでしょう?スパッと切れってことなんですよ。スパッと。いいですか?スパッー!と、切るんですよ。断面をギザギザにしてはいけません。思い切ってスパッ!といっちゃってください。

この説明でブランディングを理解できた人は僕と同じゴリラです



すいません、意味がわかんないですよね。もう少し具体的に説明します。


先ほどのAさんBさんの例で言うと、両者の違いは

Aさん→持っている資格をそのまま押し出した
Bさん→自分という人生史の中でどこを切り取ればいいかを探した

こうなるわけです。




例えばAさんが『資格』を押し出すとして、「どこをどう切り取ればいいのだろう」と考えたとしたら…

・『なぜその資格でないといけなかったのか』で切る
・『資格を取った後Aさんの人生はどう変わったのか』で切る
・『他の資格とどこが圧倒的に違うのか』で切る

ようなものが想像できますが、その資格自体が「よっぽど難易度が高かったり独自性が高いもの」でなければ、いくらスパッといったところで他との違いを見せつけるのは難しいですね。



逆にBさんのように「今まで乗り越えてきたこと」をベースに切り口を探すと、そもそも個人の経験は誰とも被りようがないので、圧倒的にブランディングややりやすいわけです。

そして今回話しているブランディング論はあくまで『個人でビジネスをする時の話』なので、属人性もバリバリでいいわけです。

たくさん儲けて規模を大きくしたいのならもっとアカデミックで凝った話が必要な気がしますが、所詮個人ビジネスの規模なので。

「あの人他のコーチと違うね」と言われたらそれでOK。ここが塩梅です。あなたが他の人との違いを証明できれば、切り口なんてその程度でいい。



結論:ブランディングしたいなら個人の経験を話しまくればOK


これが今日伝えたい結論です。

個人の経験は他の人と被りようがないので、「あなただからこそ伝えられること」を伝え続けましょう。

ぶっちゃけ、これ以上のことは個人規模のビジネスであるうちは考えなくていいです。



「持っている経験をどう見せれば他の人に伝わるだろう?」という『切り口の深掘り』は必要ですが、トリッキーなブランディングは必要ないというのが僕の意見。

シンプルに、シンプルにいきましょう。僕たちは大企業に勝ちたいわけでも、業界で一位になりたいわけでもないですよね。

「あなただからお願いしたい」と言われさえすれば十分なわけです。それで食っていけます。




「他人に勝て」とは言ってない。「他人と違う部分をちゃんと切って見せろ」と言ってるんです。

個人のビジネスに必要なブランディングはそれだけだと僕は思います、という話でした。



それでは今日のお話を終わります。参考になった、実践してみようと思った人はぜひスキとアカウントのフォローをお願いします。また書きますね。グッバイ。


👇ラジオでも話しました


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【おはなし屋なおとのプロフィール】
おはなし(対話)で生計を立てる起業8年目のライフコーチ。資格や肩書きに捉われず個人で稼ぐことを伝え続けている30歳です。情報発信で全国各地にクライアントさんができ4年前に地方移住。地元で子育て(2歳0歳)しながらオンラインで活動。note20万PVラジオ3.3万再生YouTube登録1200人。日々コツコツ発信してます✌️

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