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あなたの理想の『コーチ業』を叶える方法は必ずある

「コーチングが好きだからコーチングが業務に含まれているような仕事に転職をしたが、自分の理想とは程遠い現状に悩んでいる」と相談をくれた人がいた。

いたというより、今までの相談にも似たようなケースはたくさんあって、「コーチングを仕事にできればどれだけ幸せかと思ったけど、もうコーチングやりたくない」とコーチングそのものを嫌いになってしまうパターンもある。



それは同じコーチとして生きている僕としても悲しい話だ。対話の価値を信じている人が1人減ってしまう。せっかくコーチとして生きることを志したのであれば、もれなく全員豊かになってほしいと僕は思う。

コーチが1人減るということは、そのコーチが年間で幸せにする何人か何十人かのクライアントが減ってしまうということだし、そのクライアントの中には「コーチとの関わりで自分の人生が変わったから、自分もコーチとして対話の価値を届けたい」と思う人もいただろう。



長い目で見るとコーチがコーチングを嫌いになってしまうことは、コーチングの業界だけではなく日本の、いや世界の未来にとって大きな損失だ。

考えてもみてほしい。今の日本はこんなにも豊かで、こんなにも多くの人が迷っている。

情報が溢れ、選択肢も選びきれないほど膨大にあり、「何にでもなれるから何を目指していいのかわからない」と途方に暮れている人がたくさんいる。



その人たちの人生に突如と差した出口の見えない暗闇に、光を灯せるのは対話の力だ。話し、話され、そのラリーの中で答えが見えてくる時間。

どこを目指していいかわからなくなった時、目指している場所にたどり着く自分の姿が想像できなくなった時、コーチと対話をすることで自分の「あり方」が明確になっていく。



ある人は「コーチのような関わり方をしてくれる友人」に話を聞いてもらうかもしれない。でもそんな人が周りにいることは稀だ。そもそもそんなコーチのような人が日常の手が届く範囲にいるのであれば、その人はもう悩むことなく自分の道を邁進しているはず。

そうでないのなら、その人に必要なコーチは周りにいないのだ。だから悩むし、解決策を探るべくさらなる情報を貪り食う。

今自分に必要なのは「背中を預けられる対話相手」であることに気づくことができず、ズブズブと情報の海に埋もれていく。



豊かな時代に生まれたおかげで生きていくことはできる。ただ、自分の人生を謳歌することはできない。

こんな時にコーチがいれば、自分の理想の一歩先をいく人に定期的に話を聞いてもらえる環境があれば、どれだけの人が幸福度を高められるだろう。



そのために商業コーチは必要だ。対話で経済を回せば、コーチは対話に集中できる。

対話の価値を届けることに、対話の価値を届けられる人が、フルコミットすることができたならば、世界は絶対に今より良くなると僕は確信している。



ただ「コーチングを身につけていて、趣味で人の話を聞いていて、たまたま隣にいた人」では、救える人の数も深さも少なすぎるのではないか。

多くの人に届けるためにはコーチングで経済を回す必要がある。そうでなければコーチングに出会うべき人がコーチングに出会えない。



話は戻るが、コーチが1人コーチングを嫌いになり、「仕事に生かすのをやめよう」と思った時点で、今後コーチングに出会う人が10人、100人、1000人と減っていくのだ。

あなたがコーチングを嫌いになれば、今後あなたを通して対話の価値に触れるはずだった人がその機会を失う。

もちろん「コーチングを仕事にしたい」と思うことはとても素晴らしいことだ。それでコーチングが嫌いになってしまう可能性があったとしても。



もしそうなってしまったとしても、「本当にあなたが嫌いになったのはコーチングですか?」とは問いたい。

ひょっとしたらあなたが嫌いになったのはコーチングではなくて、「会社の方針があなたの提供したい対話と違う」ことなのかもしれない。

例えばキャリアコーチングの世界なら、売上が発生するのは「転職を斡旋したとき」で、「転職を促す件数がノルマとして設定されている」かもしれない。



1人のキャリアコーチが面談できる人数は限られているから、「この人の話をもっと聞いてあげたいな」と思う人にも「あなたに見合った転職先は…」と案内しないと売上が立たない状況だったら。

あなたはコーチングが好きだからこそ、理想のコーチ像と実際の業務のギャップに苦しむことだろう。

会社員である以上、会社に貢献しなければいけないのは事実だし、ノルマがあるのも当然だ。利益がなければ会社を運営していけない。



だが売上の発生ポイントが「転職を斡旋する」という構造である限り、必ずしもお客さんの満足度が売り上げにつながるわけではない。

「お客さんの悩みに真剣に寄り添って一緒に課題を解決したい」というコーチの願いと、会社の「より多くの面談者に転職を促して売上を上げたい」という思惑が喧嘩をするのだ。

そしてこの矛盾で「もっと頑張らないといけないのかな」「好きなことを仕事にできているから我慢しなければいけないのかな」と葛藤をし、仕事そのものが嫌いになってしまう。




あなたの「ありたい姿」と会社の「あってほしい姿」が違うだけなのに、結果としてコーチングが嫌いになる。

そうすると対話の価値を信じているコーチが1人減る。こんなに悲しいことはないと僕は思う。ただのマッチングミスなんだ。



幸せになるためにコーチングという「業種」を選択したが、会社の求める「働き方」が理想と違った。

「たくさん転職を斡旋して、お客さんにバンバンチャンスと可能性を与えるぞ!」と思う人は、この仕事に「コーチングもできるし売上も上がるし…天職だ!」と感じるわけだから。



幸福度を高めるために働くなら大事なのは業種よりも働き方だ。あなたが理想とする働き方はなんなのか。あなたコーチなら「どんなコーチでありたいのか」ということを考えたらいい。

理想のコーチ像を叶える働き方はどうすれば実現できるのか。「こうありたい」ということが決まれば自ずと働き方は変わってくる。



会社員として働くのか起業するのか。どうやってクライアントと出会うのか。対話を使ってどのような価値を提供するのか。

全てはあなたが「こんなコーチでありたい」という旗を立てなければ決まらないものなのだ。「コーチだからコーチングできれば幸せ」ということでは決してない。




逆にあなたが一度旗を立ててしまえば、必要な道筋は自ずと浮かび上がってくる。コーチの数だけ幸せな働き方は異なる。

大事なのは「どうなればあなたは幸せになれるのか」ということであるし、目指す場所が決まったのならあとは少しの直感に従う勇気があればいいだけだ。


そしてあなたの挑戦は、将来あなたの対話で人生を変える人から見られていると思っていい。あなたが自分の人生を良くするために働き方と向き合うことは、決してあなた1人の問題ではない。

あなたの大切な人、家族、友人、そしてあなたの未来のクライアントが、あなたが幸せになることを待ち望んでいる。ついでに僕も願っている。

なんかあったら公式LINEで相談してください。コーチングが嫌いになる前に。あなたがコーチングを嫌いになることは世界の損失だから。


以上です。



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【おはなし屋なおとのプロフィール】
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