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新しい生き方に挑戦するときは、相談する相手を間違えてはいけないよ


人生は「誰の意見を聞いて誰の意見を聞かないか」で決まると思うんです。


会社を独立してフリーランスになりたい人(あなた)が、会社の同僚に「なあ、俺フリーランスで食っていけるかな…?」と聞いたところを想像してみてください。「フリーランスで食えるやつなんか一握りだから、やめとけよ」悪意はないと思います。むしろこの同僚さんはあなたのことを思ってくれているかもしれない。だから止める。自然なことです。でもあなたは夢をくじかれたような気分になる。悲しいですね。何が間違っているのでしょうか?



もう一つ例を出します。あなたは大学生です。これから進路を選びます。いいか悪いかは一旦置いといて、あなたは「とりあえず就職して社会を知る」を目的に仕事選びをしたとします。時代の流れを考えて、経験がつめそうな業種を選びました。家に帰って晩御飯を食べながら、母親に質問されます。「就職活動はどう?どんな仕事に就くつもりなの?」そしてあなたは答えます。「俺、メタバースで食っていこうと思うんだ!」さてこの後お母さんは、あなたになんというでしょうか。「ああ仮想空間。サマーウォーズのあれよね、お母さんも興味があるわ〜」と賛同してくれるでしょうか。賛同してくれたらいいですね…



この2つの例は共通点があります。いずれもあなたが相談する相手を間違えているということです。それも盛大に。特にフリーランスになったことがない人にフリーランスになるための相談をするのは、フリーランスを目指した人は必ずハマる「あるあるネタ」だと言ってもいいくらい、よく聞く失敗です。人と違う生き方をする時は特に、相談する相手を間違えてしまうと初手で詰みます。特に地方に住んでいる人は気をつけないといけません。都心からの距離と「起業という単語にアレルギー反応を示す人」の数は比例するからです。(なおとしらべ)フリーランスや起業家と言った生き方は比較的新しいライフスタイルであることを頭に入れていない人が多すぎます。新しいことをするときは相談する相手を間違えてはいけないのです。



では、どうすればいいのか。やり方を知っている人に聞けばいいだけです。同僚でもお母さんでもなく、すでにフリーランスをやっている人やメタバース業界にいる人に話を聞きにいけばいいのです。周りにいる人から話を聞いてくれそうな人を探すのではなくて、話を聞くべき人に自分でアプローチをかけるのです。ちなみに僕はそうやって起業しました。周りに相談できる人というか、起業に関して知ってそうな人が1人もいなかったので、誰にも言わずにSNSで見つけた人に会いにいきました。上京することになったときも誰にも言いませんでした。止められるとわかっていたからです。


もちろん会ったことがない人に会うのもリスクがあります。騙されるかもしれません。詐欺に遭うかもしれないし、犯罪に巻き込まれるかもしれない。だから人は選ぶ必要があります。誰にでもホイホイついていってはいけません。ですが、リスクを取らないと何も起きないのも事実です。生まれた場所で、同じ価値観の人とだけ一緒にいて、新しい生き方をすることはできないですから。同じ場所でずっと同じ生き方に縛られ続けることもまたリスクです。今は情報化社会で信じられないほどのスピードで変化する時代になっています。なってしまっています。



僕はこの時代を悲観的に見ていません。むしろチャンスがあっていい時代だなと思います。自分から情報にアクセスする姿勢さえあれば、「こうなりたい」が一瞬で叶う。スマートフォンと数万円の交通費があれば、日本全国どこにいる人にも会いにいくことができますから。今までの世界ではこうはいきませんでした。生まれた場所がほとんど全てを決めてしまい、長い時間を過ごすことになる職場も数枚の求人票の中から選ばなくてはいけない。令和の時代になった今、昭和の時代をひきずって生きる理由はどこにもない。僕たちはどこへでもいける、なんにでもなれる。



だから僕はブログを書きます。7年前の僕は、今の僕に会いたいと思うだろうから。おい見てるか、あのときのまだおはなし屋ではないなおと君。君が話を聞くべき僕はここにいるぞ。会いに来いよ。一緒に飯でも食いながら話そうぜ。相談する相手を間違えるなよ。今の君は今の君が一緒にいた人でできてるから、これからの君を作ってくれる人を、君が君自身の手で、探すんだぞ。


努力するとかしないとかじゃないぞ。どこで努力するかだぞ。飛行機に乗れ。以上です



いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。