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自分の人柄が伝わる『専門性の高いコンテンツ』ってどうやって作るの?


サービスを提供するために発信をするなら、同業者と比べられることなくぶっちぎりの単独指名で、「あなたしかいない!さあ売ってくれ!!」と言われる状態を作りたいですよね。

そのためには「あなたは誰なのか」という人柄が伝わるコンテンツが必要です。今日はその人柄が伝わるコンテンツの作り方について書きます。



昨日の記事を読んでからの方が楽しめるとは思いますが、一応記事を読んでなくても理解できるように書いています。前提知識をしっかり入れたい人はまずこちらからどうぞ。






【結論】あなたのやりたいことではなく、これまでやってきたことを話そう


まずはシンプルに結論から。あなたの人柄や専門性を知って欲しければ、あなたが今までやってきたことを話してください。



例えば、あなたがこれから起業をしてコーチングのような対話のサービスを販売したいとします。

そのために発信しようと思うと「コーチングとは?」「なぜ対話があなたに必要なのか?」みたいな記事を書きたくなると思うんですよね。

もちろんこれも大事なことですし、書かないよりは絶対書いた方がいいことではあるんですけど、「それで人柄が伝わるか?」っていうと微妙なんです。



特に自分のビジネスでお客さんが獲得てきていない場合、どうしても早くお客さんが欲しいので「これからやろうと思っているサービスの内容」についてフォーカスを当てがちになります。

でも冷静にお客さんの視点になって考えてみると、「どこの誰かもわからない素人」のサービス説明を聞いてくれる人なんていないんですよね。



どうすればサービスの説明を聞いてくれるのかというと、先にあなたが価値を与えることです。

具体的にはコンテンツを通じて誰かの悩みを解決したり、背中を押したり。

これから起業をする駆け出しのあなたが誰かの悩みを解決しようと思ったら、個人的な話をするしかないんです。




なぜあなたは起業に挑戦しようと思ったのか、というコンテンツは「これから挑戦したい人」の背中を押すかもしれませんよね。

これまでに取り組んできた仕事で専門分野を持っている人がいれば、『その業界にいないと得られない知見』をコンテンツにして伝える。

そうすれば「そんな視点があったのか」と気づきを与えることができるかもしれません。





最初からいきなりいいコンテンツは作れない


僕のクライアントさんが情報発信に挑戦される時、いつも「とりあえず今持っている情報を全部出し切ってください」と伝えています。

持っている知識や経験を一度全部出し切って言語化することで、今まで「当たり前のこと」としてやっていたことに価値があることに気づけるからです。



例えば僕は最初、スポーツ選手の経験を活かして『ベンチプレスの記録を伸ばすブログ』を書きました。

ぶっちゃけ最初は「ベンチプレスなんてやってたけどそんなに詳しくないから、3記事くらいしか書けませんよ」というくらいの理解度で、自分のコンテンツに価値があるとは思えない状態からスタートしました。




それでも最終的には100本以上記事を書き、メールマガジンを30通、メルマガ登録のプレゼントや有料商品として作ったPDFはトータルで1200枚越え。

ネタが尽きたと感じた時には、近所の体育館に行って現地にいるトレーニーと一緒にトレーニングをしたり情報を交換したりしていました。




アウトプットをすることで「ここの感覚はどう説明したらいいんだろう」「他の人はどんな感じでやっているのかな」と興味が湧き、ひたすら体育館とMacbookを往復する日々を送りました。

メルマガ読者が増えてからは読者の質問や相談をコンテンツのネタにして、ひたすら言語化。ここまでくれば無限にコンテンツが作れた。



なのでテーマや専門分野を決めるときの感覚としては、「人よりも少し詳しいもの」「専門的な知識があるもの」「時間をかけているもの」で、2000字くらいの文章を5記事書ける程度の専門性がある分野にテーマを絞って書いていけばいいと思います。

あとは書いていくうちに筆が乗ってきたり、フィールドワークを取り入れたり、読者からのリアクションをもらったりしながら書いていけば、気づいた時には「独自の専門領域」ができているはずです。



もし書いてみてそうならなければ、次のテーマに路線変更をすればOK。

専門領域も最初から決め打ちする必要もなくて、器用な人は「同時進行で数テーマ書いてみる」みたいなことをしているケースもあります。





自分が『当たり前だ』と思っていることにこそ価値がある


「そんなに語れる専門領域なんて持っていないよ…」と思う人もいるかもしれませんが、大丈夫です。

最初から『今すぐ売れるほどの質の高い専門領域』を持っている必要はないし、そんな人がいればもうすでに売れているはずですから。

種さえ見つけてしまえば、あとはアウトプットする過程で力がついてくるものなのです。




20年30年生きていれば誰しも「他の人が持っていない経験」をしているものです。

僕は今までたくさんのクライアントさんのコンテンツ発掘に携わってきたのですが、「なんでそれを発信しないんですか?聞きたい人がいっぱいいるに決まっているのに!」と思うことがたくさんありました。

たとえその業界では当たり前でも、他の世界では「すごいと言われること」はいくらでもあるのです。




例えば、パーソナルトレーナーの業界では「人にトレーニングを教えてダイエットのサポートをする」のは当たり前ですよね。

でも冷静に考えたら、毎日何人ものお客さんと関わって個別でアドバイスをするなんて、普通に生きていたらあり得ない経験です。

自分のダイエットですらできない人がほとんどなのに、人の体型を変えるだなんて。神の所業か。




どうやって個別にアドバイスをしているのかとか、初めましての人との信頼関係を構築する方法だとか、その知見を欲しがっている人はいくらでもいるわけです。

でも当の本人からすれば、「業界では当たり前のことだよ」と思うでしょう。ここです。ここに価値がある。

コンテンツを作ることで、今までの自分がやってきたことを言語化すれば、他の人に価値を伝えることができるようになるのです。




コンテンツづくりは『持っている経験を価値に変える魔法』でもある


コンテンツを作成することで自分の持っている価値への理解度が進み、コンテンツを通して読者に貢献し、後々に提供したいセッションでのエピソード作りにもなります。

そして作ったコンテンツが、人との出会いを連れてくる。積み重なったコンテンツが信頼になる。



いただいたフィードバックやそこから生まれた関わりからまたコンテンツを作る。

このサイクルを回せば、誰でも『自分だけの専門領域』を持つことができます。アウトプット最高。コンテンツ制作は全てを兼ねる。



『コンテンツ is キング』ですね。




まとめ


コンテンツを作るときは、あなたが今までやってきたことを使って誰かに貢献する意識で制作するといいです。最初からいきなりいいコンテンツは作れないので、作りながら言語化して成長していきましょう。自分が当たり前だと思っていることにこそ価値があるのですから。合言葉は『コンテンツ is キング』です。ファイト!




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