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おはなし屋のエッセイ

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自由に書きます。暮らしの話、プライベートの話、ちょっと軽い話。
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2022年10月の記事一覧

SNS集客の悩みは、抱えている時点で偏差値60くらいだったりする

先日の🍣ノート(販売について書いた有料note)の販売をきっかけに、何人かの購入者さんの悩みを直接聞かせてもらうことがありました。 その中でも特に多かったのが「SNS集客を頑張っているけどセッションに繋がらない」という悩み。 みんな「SNS集客」で悩んでいる 購入者さんだけではなくて、僕の発信を見てくれている人のほとんどはここにつまづいてるんじゃないかな、という感覚です。 僕はコーチ向けのビジネスについて情報発信をしているので、僕の元にはビジネスに悩んだコーチの相談が

Web集客がしたい友人との電話

電話してきたのは関東に住んでいる僕の友人なんですけど、何年も前からずっと公式LINEに登録して僕の活動を見ているみたいで、急に電話がかかってきました。 そこからダラダラ雑談して、本題であるWeb集客の話に。 うーん… まあ本人がそう言うなら、ということで… この子のいいところは、ヤンチャなくせに昔から僕の話だけはちゃんと聞くんですよ。 ちなみに余談ですが彼は僕の大学の4つ下の後輩で、最初はめちゃめちゃ敬語で慕われてたんですけど、気づいたら「なお」って呼ばれるようにな

自分が「価値がある!」と思うものが、世間に求められるかどうかはわからない

先日、ある漫画家さんの「漫画家になりたい人の相談に乗る」スペースを聞いていて、面白い話が聞けたので共有します。 ある相談者さんが「SNSに日常系の漫画を投稿しているが反響が全然なくて辛い」と話していました。それに対して漫画家さんは「反響がないというデータをどれだけ集められたかが勝負です」と答えはじめます。 この話を聞いて、個人のビジネスでも全く同じことが言えると思ったと同時に、めちゃめちゃ親近感がわきました。 僕たち個人起業家は、「これは価値がある!」と信じたサービスを

小4で「セールス」を身につけた話

僕は「セールス」がそこそこ得意です。 いや、嘘をつきました。めちゃめちゃ得意です。むしろ僕は自分を「セールス力だけで6年食ってきた男」だと思っているくらい、セールスに対して思い入れがあります。 セールス力ってすごくおいしい能力なんですよ。その理由は2つあります。 セールスがおいしい能力である2つの理由 まず第一に、セールス力の有無はお金に直結します。 どんな会社にも「営業部」がありますよね。そして会社はお金を稼ぐための組織です。ということは?お金を稼ぐには営業(=セ

子育てに協力的な会社を探している間に、子どもが大きくなっちゃうよ

フリーランスになってから今年で6年になりました。自分でも「よくやってるなあ」と思います。 個人で生きていく事の何が大変かって、何をするにも自分の頭で考えなくてはいけないところです。 僕たちは大人になるまでに、「個人で生きていく」ということを教えてもらっていません。だから全てが手探りです。 独立して2年間くらいは「売上」のことばっかり考えていました。きれいごとでは食えないですから。とにかく必死にお金を稼ぎました。 ある程度お金の稼ぎ方がわかってからは、「このままお金だけ

北斗の拳みたいな世界観の中学校でからあげを盗まれながら学んだ「生きる環境を選ぶこと」の尊さ

僕の通った中学校は「どこの北斗の拳だよ」ってくらいに、めちゃめちゃ荒れている学校でした。 ガラスが割れることは日常茶飯事、週に一回は火災報知器が鳴るし、グラウンドにバイクの集団が入ってきて追いかけっこ。 昼休みは血気盛んなヤンキーたちが一般生徒を巻き込んで「天下一武道会」なるものを開催し、勝手にトーナメントを組まされ、「今日はお前とお前ケンカしろ」と強制ファイト。 お昼休みにお弁当箱をあけると明らかに主力のおかず(から揚げやハンバーグ)があったであろう場所に何も入ってな

ひとりでも生きていける、それでもあなたと一緒に生きたい【自由と経済的自立の話】

僕は比較的両親と健康的な距離感を保てているほうなのだけれど、それは「経済的に自立していること」が根本にあるのかなあ、と思った。 うちの実家は今住んでいるところから車で10分くらいの距離にある。 娘ができてからは毎週土曜日に必ず実家で夕食を取るようにしていて、それは「孫の顔を見せてやりたいから」という義務感からではなく、シンプルに楽しいからであり、「うっとおしいな」と思ったことは一度もない。 両親は僕に対して何か口出しをすることはないし、僕にとっての親子関係はそれが当たり