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おはなし屋のエッセイ

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自由に書きます。暮らしの話、プライベートの話、ちょっと軽い話。
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2022年9月の記事一覧

地方移住3年目フリーランスの近況報告と、感じている危機感の話

コロナ禍を機に活動拠点を東京から北九州に移して丸2年が経った。 移住したてのころは「地方での仕事最高!リモートワーク最強!」とウキウキしていたもんだけど、最近になって危機感を覚え始めた。 家から出んとなんも起きん。 なんも起きんことは僕たち発信者にとっては一大事である。 ネタ切れを起こすから。 なんも起きんとなんも書けん。 なんも書けんとますますなんも起きん。 こんなご時世だし、子供も生まれちゃったし、家から出ない流れはますます加速している。 「働き盛りの30

否定されながら頑張り続けれらるほど、人は強くないから。

『ステレオタイプ脅威』という言葉を 聞いたことがありますでしょうか? という現象のことを言うらしいのですが… 人間のIQは『誰と一緒にいるか』で 大きく変わってしまうと。 苦手な人と一緒にいるとつい余計なことを言ってしまう理由 苦手だと感じる人と一緒にいると 「何か言わなきゃ…!」と焦って、 冷静な時にはしない行動をしてしまったり 余計なことを言ってしまったり… (そして揚げ足を取られると…) 苦手だと感じる人を前にすると 実際に脳の処理能力が大きく下がってしまう

「セールスが苦手で…」と語る人にもったいないなァ〜と思った話

僕、セールスが大好きなんです。 決して安くない僕のサービスを 「喜んで買わせてください!」 「言ってくれるのを待ってました!」 なんて言われたら、 最高の気分になっちゃいます。 何より僕のことを信頼してくれた人と そこから関係が始まるわけじゃないですか。 こんなに楽しいことはない。 しかも僕は自社サービスを売っているので お金もまるまる入ってきます。 いいことしかないんですよね、 セールス。 だから、セールスのことを考えると ウキウキするんですよ。 対面での

稼ぐための努力と適性をみきわめること

売れたくて売れたくて仕方がないけど、何をどうしたらいいのかわからない。今日はそんな個人で何かしらのサービスを売っている・売りたい人に向けて書きます。 頑張っている「のに」売れないときは… 一生懸命努力しているのに、時間を使っているのに、頑張っているのに、期待した成果が出なければ悲しいですよね。自分には何が足りないんだって自分を責めちゃっている人もいると思います。 自分でビジネスをする、というと他の人からは「自由でいいな」とか「うらやましい」なんて言われることもあるでしょ

稼ぐことに貪欲になれない原因

お金を稼ぐことにどこか貪欲になれない人が多いのは、どうしてなんでしょうか。 やれ「老後のお金が足りない」だの「結婚相手には年収600万円は欲しい」だの言うわりに、「どうやってそのお金を手に入れるの?」と言う部分には触れようとしない。 これっておかしいなあと思うわけなんですよね。お金が欲しいくせに「欲しくないですよ」って顔をする。お金の話をすると「いやしい」とか「がめつい」なんて牽制されちゃったりして。本当は欲しいくせに。 会社に勤めてお給料をもらっている人は「興味ないで

「誰も真似できないユニークなセールスポイント」は本当に必要か?【結論:個人ならいらんと思う】

今日は僕が思いついたことをアウトプットしている『おはなし屋の頭の中』というオープンチャットで書いたことを持ってきました。個人で商売をするのに「誰も真似できない売り」とか「ユニークなセールスポイント」は本当に必要か?という話です。 近所の安くもないスーパーについつい通ってしまうわけ 僕が今日4割引のお弁当とお惣菜と糖質オフビールでいっぱいやっていい気分になっていることは知っていると思います。あれ、近所にあるスーパーなんです。どこにであるような普通のスーパー。別に特段安いわけ

自分にフィットした戦略を立てようね

人のビジネスに口を出させてもらう回数がその辺を歩いている人よりも少しだけ多い生活をしている僕ですが、たまに「よりによってどうしてあなたがそういう戦略を取っちゃうんですか?」という状況に遭遇することがあります。 どう考えても「あなたは相手から告白させるタイプですよね」という女性が、ゴリッゴリの「回数こなせば売れるっしょ営業」で売り上げを立てようとしていたり。 あまりコミュニケーションが得意でなさそうなのに、「それはコミュ強のやりかたですよ」というようなアプローチをしてアポイ

「起業なんてしたら恐ろしいことが起こるぞ」という洗脳

「教育は洗脳である」という言葉を聞いたことがある。 親が無意識に信じていることを子がなんの疑問なく信じることは自然であると思うし、学校で教わった「従順さ」みたいなものは頭でわかっていてもなかなか取れるもんじゃないな、と感じる。 とにかく人間は長い時間触れたものと同化していく。 どれだけ稼ぐノウハウを仕入れようと、家でパートナーに「起業なんてあなたにできるわけがない」と言われ続ければ、熱を維持させることは難しい。 人間は社会的動物だから他人の影響を全く受けないことはでき

コミュニティを4つ作りました【活動報告 9月】

おはなし屋なおと最近活動期に入ってまいりまして、行動量が8月の半ばから一気にぐぐっと増えております。直近では4つのコミュニティを作りました。活動報告も兼ねてその紹介をします。 コミュニティを4つ作りました 7月頭に「書く界」というnoteを毎日書くためだけのコミュニティを作りました。 これがなかなか好評だったので「いろんなコミュニティを作ってみるか!」ということで、現在4つのコミュニティを運営中です。 書く界 このコミュニティがあるおかげで、毎日noteを書く習慣が

稼ぎたいのにお金に興味ないフリをしてさ、本当にそれでいいの???

いつだったかな。これは僕が起業をする前に言われた言葉。僕にビジネスを教えてくれた人の言葉だった気がする。 僕はコーチの世界で稼ぎかたを教えてもらったわけじゃない。出身はブログの世界だ。初めて門を叩いたセミナールームは、パソコンを持った受講生たちの熱気でむんむんしてた。 あの熱気にやられて僕も「稼ぎたい!稼いでみたい!」と思うようになった。実際に稼いでいる人に触れて、「なるほど、これが稼ぐ人の感覚か」ということを肌で学んでいった。 そして僕はそこで培ったノウハウや感覚を持

コーチよ。もっと嘆くんだ。そうしないと価値は届かないぞ。

「あなたにはコーチングが必要ですよ」と言って回るコーチがいるけれど、コーチングを必要としているのはクライアントよりもコーチの方だと思う。 クライアントがいないとコーチはコーチとして存在することすらできないのだから。 コーチングを提供したいのはコーチの都合。やりたいことをやってお金までよこせというのだから、コーチという職業がなかなか普及しない理由もわからないではない。 そこにどれだけ価値があろうと、知っている者同士の間でしか通じない言葉をコーチたちが使い続ける限り、仕事と

本気でコーチとして食っていく気があるなら「遠征」を強くお勧めしたい理由

僕の元には毎月のように飛行機や新幹線に乗って来客があるのだけれど、僕はこのご時世に「人と人とが直接会うことで生まれるエネルギー」にコーチ業をずっと続けていくための重要なヒントがあると思っている。 僕の提供しているコーチングは「言語化を促して思考を整理します」なんてお行儀のいいもんじゃない。一緒にエネルギーを練って目的に向けてぐわっ!と方向を整えていくような仕事だ。 だから「直接会う」っていうのは結構大事なことなんだ。コーチとして提供する時もそうだし、クライアントとして受け