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稼ぐための努力と適性をみきわめること


売れたくて売れたくて仕方がないけど、何をどうしたらいいのかわからない。今日はそんな個人で何かしらのサービスを売っている・売りたい人に向けて書きます。


頑張っている「のに」売れないときは…


一生懸命努力しているのに、時間を使っているのに、頑張っているのに、期待した成果が出なければ悲しいですよね。自分には何が足りないんだって自分を責めちゃっている人もいると思います。


自分でビジネスをする、というと他の人からは「自由でいいな」とか「うらやましい」なんて言われることもあるでしょうが、その道は周りの人から見えているよりもずっと険しくて、孤独で、険しい道のりです。


いや、険しいだけならまだ救いがあるでしょう。「ここを乗り越えれば理想の未来が待っている」と考えることができればまだ楽かもしれません。



どちらが前なのかもわからない闇の中で…


前をむこうとしてもどちらが前なのかわからないこともある。今つまづいている課題は『乗り越えるべき試練』なのか、それとも『道を改めろ』という思し召し…?


わからないことだらけの中で進んでいくこと、それがビジネスをすることです。この道が正しいのか間違っているのか、正解なんてないことはわかっているんだけれど、それでも何かにすがりたくなる。


その気持ちは痛いほどわかります。だからこそ売上が欲しい。お金が入ってくるというのはこの薄暗い世界を照らす一つの光です。


「お金が全てじゃない」そんなことは痛いほどわかっています。ただ、自分が歩いている方向が間違ってなかったと感じられる瞬間もまた、お金が手に入った時なのです。



あなたはもっと稼いでいい、稼がないとダメだ


だからビジネスをする人間は儲けることをもっと自分に許可していいと僕は思います。いや、もっと強く表現してもいい。儲けなければならない。


あなたが暗闇の中でもがいて苦しんで「それでも行く」と腹を決め進んだ時間を、「楽しかったからいいや」で終わらせてはいけないでしょう。


あなたが作ったサービスが誰の手にも渡ることなく、金銭を発生させることもなく、『なかったこと』になっていいわけがない。


そう思えるのなら、もっと儲けてください。お金を稼ぐことを自分に許可してください。


努力したにもかかわらず儲かってないことを「おかしい」と感じてください。全てはそこから始まるのですから。




さいごに 「売れる」とはなにか?


「売れる」と「頑張る」は別問題です。サービスが売れる理由は「頑張ったから」ではありません。あなたが努力したことはサービスが売れないこととなんの関係もありません。


売れるサービスとは、『お客さんにとって価値があるサービス』です。お客さんが「欲しい!」と言ってくれるだけのアウトプットが出せるかどうか。


たったそれだけで、あなたのやってきたことがお金になるかならないかが決まります。




「やりたい」だけじゃ厳しいよ


ですから、「やりたいこと」よりも「すごいと言われること」をサービスにしたほうがアウトプットの質が高くなるので、結果として売れやすいです。


だからといって「やりたいことを仕事にするな」とは言いません。


好きだからこそ人よりもたくさん努力できて、結果として高品質なアウトプットができて、他者を圧倒するような成果が出せることがあります。


大事なことは質の高いアウトプットが出せるかどうかです。


僕が対話をサービスにするのは、「人と話すことを仕事にしたいから」という理由もありますが、「1on1のコミュニケーションに自信があるから」でもあります。


人と深く話すことがシンプルに得意なのです。自分のサービスを提案していくことも、提案する前の人と関係性を構築することも、自分に興味を持ってくれる人を集めることも、「難しい」と感じたことは一度もありません。


だからやっていけてるのだと思います。好きだし、適性がある分野だから。



戦う場所を選べ


あなたにも必ずあるはずです。「やりたい」と思える範囲の中に、「人よりもできる」ことが。


コーチだから必ずブログを書かなくてはいけないわけではない。SNSが苦手ならオフラインの関係構築のやり方だってある。


手に職を持っているなら無理にコーチとして売らなくても、「コーチングもできる専門職」として売り出せばいい。


理想の姿を追い続けるだけではお金は稼げません。お金を払うのはお客さんですから。


質の高いアウトプットを吐き出すこと


「売れる」とは、お金を出しても欲しいと言われるほど質の高いアウトプットを生み出すことです。



質の高いアウトプットを生み出すためには、他人から見た自分が何に長けているのかを知ることが大切です。


いくらあなたが「やりたい」と思ったことでも、それにお金を出す人がいなければ、ビジネスは成立しません。


稼ぎたいなら他者から見た自分の長所を知ってください。


「すごい」と思って欲しいところではなく、「すごい」とすでに言われているところで勝負をしてください。


努力することは当然として、その努力が報われるように工夫することも必要です。


そのヒントは他人が持っています。あなたの中にはありません。あなたがいくら考えても答えは出ません。


「売れる」の答えはお客さんの頭の中にあります。あまり一人で考えて同じところをぐるぐる回り続けることのないよう。時間は有限ですからね。

いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。