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Photo by hamahama2020

本気でコーチとして食っていく気があるなら「遠征」を強くお勧めしたい理由

おはなし屋なおと


僕の元には毎月のように飛行機や新幹線に乗って来客があるのだけれど、僕はこのご時世に「人と人とが直接会うことで生まれるエネルギー」にコーチ業をずっと続けていくための重要なヒントがあると思っている。


僕の提供しているコーチングは「言語化を促して思考を整理します」なんてお行儀のいいもんじゃない。一緒にエネルギーを練って目的に向けてぐわっ！と方向を整えていくような仕事だ。


だから「直接会う」っていうのは結構大事なことなんだ。コーチとして提供する時もそうだし、クライアントとして受ける時もそう。可能な限り直接会ってエネルギーを交換し合うようにしている。





コーチという仕事は「スマホ一台あればどこでもできる稼ぎかた」だと表現できないこともない。理論上は家から一歩も出なくても成立する。


だからと言って、「家にこもってブログを書いて、セッションをしているだけです」なんてコーチは見たことがない。稼いでいる人ほど得たお金をガンガン使って全国を飛び回っている。


これは本当に不思議なんだけど、コーチに限らず稼いでいるフリーランスの人は異常なまでに「飛行機に乗る回数」が多い。移動距離が収入に比例するというのはこの業界では有名な話だ。


なぜか。移動することで熱が起きるからだ。わざわざ飛行機に乗って人に会いにいく。宿泊をして、日程を確保して、足を伸ばす。


zoomならリンク一つ飛ばせば顔が見られるのに。こんなご時世に？だからこそだ。コストをかけても会いたいと思える相手に会いにいく。頻繁に移動する人はこのエネルギーを上手に使うことができる。だから人が集まるのだ。


昨日も神奈川から来てくれたためなおさんとはなしていて、「活躍してる人ほどアホみたいに移動してるよね」という話で盛り上がった。



特にコーチという「人を惹きつけてなんぼ」の仕事は、その人の持っているエネルギー的なものに売上が大きく左右される。


極端な話そこにいるだけで「話を聞いてください！！！」と懇願されるような人は、マーケティングもセールスも一切必要のない世界でコーチ業を成立させることができる。


「え？ぼくと話したいの？3万円くれる？」これで仕舞いだ。もちろんこれは極端な例であるけれど、人を惹きつける不思議なオーラが出ている人は確実に存在する。その人が立っただけでお店の売上が3倍になったり、ね。


理論なんだけど、理論じゃない。この仕事の面白いところだ。エネルギーがある人が理論を使えるようになると最強だが、なかなかそうはいかない。だからこそ両輪で攻める必要がある。


エネルギーを高める一番簡単な方法は遠征だ。交通費への課金。時間とお金を使って人に会いにいく。誰でもいいってわけじゃないけれど、コストをかけても会いたいと思える人がいるなら、会いにいくべきだ。


物体が移動をすると摩擦が生じ、熱エネルギーが発生する。この熱が「人を惹きつけるパワー」なんだ。だから会いたい人にたくさん会っている人は魅力的だ。会えばわかる。会わんと、わからん。


移動して人と会うことをどれだけコツコツ積み上げられるか。ここが勝負だ。


追伸　ご時世だから大変だよね


会いに行かない理由なんていくらでもつくれる。こんなご時世だしね。僕もむやみやたらと人に会うのは怖い。だけどできることは絶対にある。フットワークが軽い方が会いに行けばいい。


今年は僕がなかなか動けなかったから、たくさんの人に北九州まで来てもらった。ありがたい。次は僕が会いに行きたい。待っててな！


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