春の夜を疾走る 東京・夜桜ナイトサイクリング
春、サイクリングするなら最高の季節。暑くもなく寒くもない快適な気候のなか桜も見れれば最高ですが、場所のチョイスが難しいんですよね。最終的に行く場所探しが面倒くさくなって見送り……みたいな。
そんなあなたにオススメしたいのが夜桜を見ながらのナイトサイクリング。昼に見る桜とは一味違う、綺羅びやかな雰囲気が楽しめること請け合いです。というわけで、東京観光名所をめぐりつつ夜桜を楽しむサイクリングをしてきました。
東京ドームや皇居、東京駅、銀座などなど、東京っぽいところをまわりつつ、東京随一の夜桜の名所・千鳥ヶ淵を走るルート。
千鳥ヶ淵近くは交通規制がされているので、手押し(徒歩)を組み合わせていきましょう。千代田区が規制情報や開花状況などを公式ページに出しているので、行く前にチェックしておくと良いかも。
1. 千鳥ヶ淵でリフレクション夜桜見物
日が暮れたころに家を出発してナイトサイクリング開始。
過疎地のナイトサイクリングは暗闇と野生動物の恐怖がありますが、都市部は車に気をつけたいところ。しっかり前灯と尾灯を点灯して出発します。
まずは東京ドーム近くで試し撮り。夜の撮影は難しい……。
築地の再開発で東京ドームも移転するのではなんて言われてますけど、どうなるんでしょうね。
適当にカメラの設定を見直したら、千鳥ヶ淵へ向かいます。ドームからは神保町を経由してすぐです。
予想通り凄まじい混雑です。でもみんな桜に夢中なので意外と後ろの方は空いてます。同じくナイトサイクリングっぽいロードバイク乗りを何人かみかけて勝手に親近感を覚えたり。
北の丸公園側あたりから自転車を押し歩きしつつ、夜桜を眺めていきます。
桜の樹全体がライトアップを受けて、綺羅びやかにお堀に浮かび上がってますね。これぞ夜桜、いいっすねー。
東京タワーと夜桜をセットで収められる有名スポット。虎ノ門ヒルズやら何やらができてだいぶ隠れちゃったらしいですが、真っ赤に光る東京タワーは存在感がありますね。
千鳥ヶ淵沿いの歩道はとてもじゃないけど(大混雑で)自転車は入り込めないので、側道にある歩道を歩いていきます。
ピンクでライトアップされてるエリアは道路もピンク。
桜並木終了とともに大混雑も終了。静かなナイトサイクリングに戻ります。
2.ナイトサイクリングの醍醐味、東京夜景
千鳥ヶ淵を出たら、そのまま皇居沿いをぐるっと反時計回りで走って大手町方面へ。このあたりは普段から走っているであろうランナーや自転車乗りを結構見かけます。
日比谷~大手町の得も言われぬ「シムシティ」感。
東京駅、KITTE。夜景の定番。やっぱりこの時期の東京駅前はウエディングの前撮りしてる人たちが多かったです。これももはや風物詩ですね。
東京国際フォーラム前の光る床。ここすき。
写真を撮ってまわっていたらすっかり時間を取られてしまいました。数寄屋橋を折れて晴海通りへ。チャンスセンター前の桜も見つつ銀座~湾岸に突入します。
3."TOKYO"新名所、湾岸・晴海
晴海通りは車線数が多いおかげで走りやすいんですが、タクシーの量が多いので要注意。三越、セイコー時計塔、歌舞伎座と銀座名物を横目に、特に交差点近くでは焦らず走っていきます。
築地と月島を結ぶ勝鬨橋。ここもライトアップの名所なんですが、なんと大規模改修中でライトアップも半減していました……残念。
勝どき、晴海を過ぎて右折。晴海フラッグ方面へ入っていきます。
実はここまで来たのは初めてなんですが、これだけ大規模なマンションが並んでると圧巻ですね。雰囲気は高島平とかあのへんに似ている気がします。
たらたら走って目的地にしていた晴海埠頭公園に到着。信号で何度も止まっているので運動負荷は高くないですが、観光度・満足度はめちゃくちゃ高いです。
どーん。
最近新しくできたらしい「TOKYO」オブジェ。レインボーブリッジと高層ビル夜景をバックにして分かりやすい東京感出てていいですね。新しい名所になりそう。
ということで、夜桜と夜景なサイクリングでした。春の気候と桜を楽しみつつ、ぎゅっと絞った「東京」成分を味わうのに最適なルートだと思います。
桜のライトアップは各地で行われているので、近所の夜桜スポットを絡めつつのナイトサイクリング、いかがでしょうか。いつも過ごしている街のちょっと違う顔が見れておすすめです。
普段のサイクリングよりさらに気をつけたいのが、夜間走行対策。(冒頭でも書きましたが)前灯・尾灯はしっかり点灯しておきたいです。特に都市部では車から見えるように、ウェアも白系・黄色系が良いと思います。
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