のんびり島時間を過ごす 竹富島一周?サイクリング
8月のお盆休みは八重山諸島・石垣島を旅行していたんですが、その時に宿をとっていたのが竹富島でした。
石垣の本島からは高速船で約15分ぐらいなので特に不便もなく、おまけに赤瓦の民家と白砂の小道で出来た集落という絵に描いたような「沖縄っぽさ」が味わえる島なのでめちゃくちゃオススメなんです。
個人的には、夏だけでなく冬の閑散期に避寒で滞在しても凄く良いと思います。お正月にハワイに行くのよろしく、お正月に八重山諸島へ。みたいな。
そんなオススメな島を自転車で走ってきたので、ちょこっとご紹介。
竹富島一周 - ルートラボ - LatLongLab
「お前が自転車で走るって言うとまた100km、200kmみたいなルートだろ!」と思われるかもしれませんがご安心ください。一周約5km。ママチャリでも安心。
石垣島離島ターミナルから船にゆられて約10分。竹富島の玄関口に到着しました。高速船は自転車をそのまま持ち込めるので便利です。(運賃取られちゃいますが。)
港にある待合所のホワイトボード。その日の竹富島の情報がまとめて書かれています。毎日これを書いてる人がいるんだなー、と思うとちょっと良い気持ちになりますね。
レンタサイクル店等のある集落まではここから歩いて10分ほどですが、確か送迎もしてくれたと思います。自分は自転車(ロードバイク)があるのでそのまま出発。
港から集落への1本道。宿などの送迎の車が列をなして走り去っていきました。どこかのスノーケリングのお店は、軽トラの荷台に乗せて送迎してくれた思い出があります。
坂をちょっと登ると、島を一周する道路との交差点に到着します。ここを真っ直ぐ進むと竹富の集落に入れますが、まだ集落に用はないので右へ。
キケンらしい。
放牧なのにみんな木陰に集まってる……暑いからね……。
馬もいました。竹富島は牛・水牛が有名なので牛はわかるんですが馬もいるんですね。何をする馬なんだろう。
周回道路沿いはひたすら何にもありません。たまに集落側(内周側)に折れる道にあたると、ぱらぱらと民家が見えたりします。
海(外周側)への道は、どこか違うところに繋がっていそうな雰囲気。
黒猫に案内されながら、熱帯雨林の森を抜けると……。
竹富島随一のビーチ、コンドイ浜に到着しました。はるか彼方まで続く遠浅の海と白い砂浜!これぞ南国、南の島!って感じです。
透明度がおかしい。飲めそう。(海水です。)
ちょうど干潮だったこともあって、子供の膝下ぐらいの海がずーっと広がっています。沖合まで歩いていくと360度水平線みたいな感覚になるので、ちょっとしたウユニ気分。
お盆時期でしたがそれほど混雑しているわけでもなく、木陰のベンチで猫と一緒に海を眺めている人、パラソルの下でひたすら寝ている人などなど、いろんな人が思い思いに過ごしていました。
少し歩いたところにカイジ浜という所もあるんですが、そちらは星砂探しと猫の集会所がメインのアクティビティなので、泳ぐならコンドイ浜の方がオススメです。
この日はコンドイ浜で海を眺めながら4、5時間ほど本を読んでいたんですが、なんというか圧倒的幸福感でした。ここが天国か。
こういう時、電子書籍だと手荷物が嵩張らなくていいですね。
お腹が空いたので集落の方へ。
八重山そば。美味しかったです。
ご飯も食べて夕方近くなってきたので、島の中心部近くを観光してみます。
一周サイクリングってタイトルに書いてるのにもはや一周ではない……。
水牛。もとは稲作で使われていたそうですが、最近はもっぱら観光客の乗った牛車を牽くのがお仕事です。
水牛相関図。君だけの推し水牛を見つけよう。
竹富島に泊まる最大のメリットは、船便が終わる夕方以降も島に滞在できることだと思います。観光客がほとんどいなくなった島を思う存分堪能することができちゃいます。
西塘御嶽(ニシトウオン)。
竹富出身の西塘という偉人を祀ったところで、なんでも首里城壁などの設計技師として活躍したあと八重山統治の役目を負って島に戻ってきたんだとか。故郷に錦を飾るってやつですね。エンジニアの立身出世に御利益がありそうなのでしっかり拝んでおきました。
井戸。いまは使われていないようです。
「なごみの塔」という小さな展望台。510人日(?)で作られたとかなんとか。
塔からのながめ。島の雰囲気が伝わるカット。
島の小学校。校庭が芝生なんですね。
ブランコが妙ちくりんになっているのは、この数日前に台風が来ていて固定していたからでしょうか。
シーサー。
シーサー。ではない。めっちゃこっち見てる……。
日没時間が近くなったので、夕陽スポットとして有名な西桟橋へ移動。
マジックアワーです。
マジックアワー 、マジックタイムは、日没前、日の出後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。ゴールデンアワーとも呼ばれる。 ー Wikipedia
対岸の西表島に小さな灯りが。
月が昇ってきたので宿へ帰りました。
竹富島の魅力をどこまで伝えられたかは分かりませんが、少しでも「竹富島行ってみたい!」という人が増えればいいなーと思います。
2019年9月からは300円の入島料(と言う名の環境保全のための費用)を任意で払えるようになったので、300円握りしめて竹富島へ行きましょう。
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